北朝鮮国営メディア「キム委員長 米朝会談に確固たる意志」

北朝鮮国営メディア「キム委員長 米朝会談に確固たる意志」 | NHKニュース

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北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が26日、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と首脳会談を行い、「米朝首脳会談に対する確固たる意志を表明した」と伝え、韓国との対話を通じてトランプ大統領との首脳会談を実現させたい姿勢を強調しました。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、南北の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)の北朝鮮側の施設で、キム・ジョンウン委員長が、26日、韓国のムン・ジェイン大統領と先月27日以来となる首脳会談を行ったと、写真とともに伝えました。

写真には、キム委員長が満面の笑みでテーブルをはさんでムン大統領と向かい合って会談する様子などが写っています。

会談では先月の南北首脳会談で合意した共同宣言の履行と朝鮮半島の非核化を実現するために解決する問題、それに米朝首脳会談を成功裏に開催することについて深く意見が交わされたということです。

そして「南北の首脳は、朝鮮半島の非核化を実現するために共同で努力していく立場を表明した」としています。

そのうえで、キム委員長が「来月12日に予定されている米朝首脳会談のために多くの努力を傾けてきたムン大統領に感謝の意を示し、歴史的な米朝首脳会談に対する確固たる意志を表明した」として、来月12日という日付を具体的に示し、トランプ大統領との会談に強い意欲を示しました。

さらに、キム委員長は「米朝関係の改善と、朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制を構築するために今後も積極的に協力していこう」とも述べたということで、米朝首脳会談の開催に向けて韓国に協力を求めました。

また、今月16日に予定されていたものの北朝鮮側が一方的に中止した南北の高位級会談を、来月1日に開催することで双方が合意し、これに続いて軍事当局者会談や赤十字会談を推し進めるとしていて、韓国との対話を通じてトランプ大統領との首脳会談を実現させたい姿勢を強調しました。

情報源:北朝鮮国営メディア「キム委員長 米朝会談に確固たる意志」 | NHKニュース


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