小樽市立病院が医療用ホチキス使い回しで謝罪会見

医療用ホチキス、患者の頭皮に使い回し : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

えぇ・・・


  • 小樽市立病院は23日、医療用ホチキスを使い回していたことを明らかにした
  • 電極を患者の頭皮に固定するため、脳神経外科の一部手術で再使用されていた
  • 16年8月から使い回してきたそうだが、現時点で健康被害の訴えはないという

小樽市立病院で使い回しされていたのと同種の医療用ホチキス
小樽市立病院で使い回しされていたのと同種の医療用ホチキス

北海道小樽市の小樽市立病院(近藤吉宏院長)が2016年以降、脳神経外科手術で医療用ホチキスを40~90代の患者48人に使い回していたことが判明した。ホチキスは使い捨てで、再利用は血液などを通した感染の恐れがあるため厚生労働省が昨年まで計4回にわたり使い回さないよう全国に通達していた。しかし、同病院では医師らが「アルコール消毒すれば問題ない」と判断していたという。

同病院の金子文夫事務部長が23日、記者会見で明らかにした。48人について現時点では被害を確認していないとしたが、全員の血液検査をし、感染の有無を確認する方針。

会見によると、48人は北海道、福島、中国・香港の在住者で、脳腫瘍や脳動脈瘤(りゅう)などの手術の際、脳波検査用の医療器具を頭皮に固定するためホチキスを使用。35針入りホチキスを10人弱に使い回してから、新品に交換していた。一方で、傷口の縫合など血液感染の恐れがある時は廃棄していたという。

使い回した理由については、現場の医師らが「頭皮に器具を固定するだけなのでアルコール消毒すれば問題ない」などと判断していたという。脳波検査用の医療器具の固定にホチキスを使用し始めたのは16年8月で、それ以前は使い回しはなかったとしている。

今年4月に看護師が使い回しを不審に思い、発覚した。他の器具で不適切な使い回しは確認されなかったという。経費節約の狙いがあったかは「不明」とした。

医療用ホチキスなど使い捨て器具については、厚労省が04~17年、計4回にわたり再使用しないよう通達していた。金子部長は職員の処分などを検討するとし、近藤院長は「今後は医療機器の適切な使用を徹底する」とコメントした。【澤俊太郎】

情報源:<小樽市立病院>医療用ホチキス、患者48人に使い回し(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:小樽市立病院:医療用ホチキス、患者48人に使い回し – 毎日新聞


小樽市立病院は23日、国の通知で再使用が禁止されている医療用ホチキスを、脳神経外科の一部の手術で使い回していたことを明らかにした。

2016年8月から今年4月にかけて使い回していたというが、現時点で、感染症による健康被害の訴えはないという。

発表によると、この器具は脳動脈瘤(りゅう)などの手術中、身体機能検査用の電極を患者の頭皮に固定するため、検査技師が使用する。1台に35針が入っており、血液の付着が見られない場合はアルコールで消毒して再使用していた。関係者は「傷口の縫合とは違うので、再使用してもいいだろうという判断ミスがあった」と説明する。

情報源:医療用ホチキス、患者の頭皮に使い回し(読売新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:医療用ホチキス、患者の頭皮に使い回し : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


北海道の小樽市立病院は23日、平成28年8月~今年4月に実施した脳神経外科の手術で、患者48人に対し、使い捨ての医療用ホチキスを使い回していたと明らかにした。アルコール消毒した上で再使用しており、患者らに感染症などの健康被害は確認されていないという。

病院によると、48人は脳腫瘍や脳動脈瘤(りゅう)などの手術を受けた40~90代の男女。別の医療器具を頭皮に固定する際など、傷口の縫合ではないケースで再使用した。

厚生労働省は原則として再使用しないよう求めていたが、複数の医師や検査技師が「頭皮に器具を固定するだけなので問題ない」などと誤解していたという。看護師が今年4月に使い回しに気付き、発覚した。

病院は今後、使い捨てを徹底するとしている。

情報源:医療用ホチキスを使い回し 北海道・小樽市立病院 – 産経ニュース


https://www.youtube.com/watch?v=DI_6-3yiM7E

小樽市立病院で、傷口をふさぐために使われる医療用ホチキスを使い回していたことがわかり、病院側は23日に会見を開いて陳謝しました。

小樽市立病院は、脳神経外科の手術で、頭皮に電極を固定するときに、傷口をふさぐための医療用ホチキスを使用していました。

その際、おととし8月から今年4月にかけて、この医療用ホチキス本体を消毒して、別の患者の手術でも使い回していたということです。

この医療用ホチキスは、本来、使用は1回きりで、使用後は本体ごと破棄する必要がありますが、脳神経外科の医師らが誤った使い方をしていたということです。

手術を受けた患者は41歳から90歳の男女48人で、いまのところ健康被害は確認されていません。

小樽市立病院は48人全員の血液検査を行い、結果を待って職員の処分を検討したいとしています。

情報源:<北海道>小樽市立病院が医療用ホチキス使い回しで謝罪会見(HTB北海道テレビ放送) – Yahoo!ニュース

情報源:小樽市立病院が医療用ホチキス使い回しで謝罪会見 | HTBニュース


【小樽】小樽市立病院は23日、脳神経外科の手術で、使い捨ての医療用ホチキス(縫合器)を再使用していたと発表した。再使用の可能性がある対象は後志管内などの患者48人(41~90歳の男女)で、病院は対象者に文書で謝罪し、感染症の有無を確認するため血液検査を行う予定。これまで健康被害は報告されていない。

病院によると、2016年8月から今年4月にかけて行われた脳動脈瘤(りゅう)や脳腫瘍の手術で、医療器具を頭皮に固定する際など、傷口の縫合でない場合に縫合器を再使用した。

情報源:医療用縫合器、患者に再使用 小樽市立病院、48人に謝罪:どうしん電子版(北海道新聞)


このたび、小樽市立病院において、単回使用医療機器を消毒のうえ再使用していた事実が明らかになりました。

【事案の内容】

脳神経外科手術において、運動神経機能障害のリスクを回避又は軽減する目的で、術中運動誘発電位モニタリングを実施するケースがあり、その際、電極を頭部(皮膚)に固定するため、「スキンステイプラー(縫合器)」を使用しております。
平成28年8月以降、術中一部の患者さまに対し、単回使用医療機器である「スキンステイプラー」本体を消毒した上で再使用したことが判明いたしました。

【現在までの対応】

当院では、再使用の事実が判明した平成30年4月23日以降、「スキンステイプラー」を再使用しておりません。
また、再使用の可能性のある48名の患者さまにつきましては、既に当院から文書をお送りするとともに、状況を説明し謝罪させていただいております。今後、患者さまのご協力をいただきながら、感染症の有無を確認するなどの調査を行う予定です。
本日時点で当院からの文書又は電話連絡のない方については、「スキンステイプラー」の再使用の事実はありませんので、ご安心いただければと思います。

今回の事案を受け、過去に遡って確認しておりますが、現時点では同様のケースは確認されておりません。

このたびは、患者さま、ご家族さまはじめ関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、市民の皆さまの信頼を損ねることとなったことにつきまして、深くお詫び申し上げるとともに、今後、単回使用医療機器の適正な執行を徹底してまいります。

平成30年5月23日

小樽市立病院

院長 近藤 吉宏

【問い合わせ先】
小樽市立病院事務部
次長 佐々木
電話(0134)25-1211 内線2030

情報源:単回使用医療機器の不適切な使用について | 小樽市立病院



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