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25年間にわたり檻の中での生活 監禁との関連捜査
兵庫県三田市で障害のある長男(42)を自宅プレハブ内の檻(おり)に入れて閉じ込めたとして、父親の山崎喜胤(よしたね)容疑者(73)が監禁容疑で逮捕された事件で、長男が片目を失明し、もう片方の視力もほとんどないことが捜査関係者への取材で分かった。長男は約25年間にわたり檻の中での生活を強いられたとみられ、兵庫県警は監禁と失明の関連を調べている。
今年1月18日に三田市職員が、檻に入れられた長男を初めて確認した。同22日に医療機関で受診し、福祉施設に入所させたが、診察で視力を失っているのが分かったという。山崎容疑者は市に対し「檻に入れた頃は、長男は目が見えていた」と説明しているという。
長男には知的障害と精神障害があるとみられ、山崎容疑者は「16歳ごろから、暴れるようになり檻に入れた」と供述している。2日に1回、夜間に外に出して食事や入浴をさせていたが、檻の中のペット用トイレシートの上で用を足し、プレハブ内は不衛生な状態だったという。
また、プレハブ内のエアコンが過去3回故障し発覚時は使用不能だったことも判明。山崎容疑者は「(夏場には)冷水が入ったペットボトルを渡した」と市に説明したが、県警は劣悪な生活環境の影響で視力を失った可能性もあるとみている。
長男は1990年代前半に市内へ転入。家族がその後、障害について複数回、市に相談したが、長男は福祉サービスを利用していなかった。【黒川優
情報源:兵庫監禁:42歳長男、片目失明、もう片方ほとんど見えず – 毎日新聞
ひでぇ・・・