島根県で震度5強 震度4の地震も続く

島根県で震度5強 震度4の地震も続く

かなり揺れた・・・


今回の地震を受けて、島根県は、大田市内のおよそ30か所で水道管が破裂し、水の供給が困難となることが予想されることから、住民への給水活動を行うため、9日午前5時50分に陸上自衛隊に災害派遣要請を行いました。
島根県によりますと、要請を受けた陸上自衛隊は、午前7時現在、給水用の車両を出雲駐屯地から2台、鳥取県の米子駐屯地から3台、現地に派遣したということです。

情報源:島根 震度5強 給水で県が自衛隊に災害派遣要請 | NHKニュース


震度5強 島根県内で被害
震度5強 島根県内で被害

島根県では、9日未明の地震による被害が出ています。

大田市

震度5強の揺れを観測した大田市では、落下物が頭に当たったりベッドから転落したりして、これまでに3人がけがをしていて、このうち男性1人は骨折の疑いがあるということです。
ほかにも1人が胸の痛みを訴えて病院に搬送されたということです。

また、市内では、道路が隆起したり崩壊したりしているという通報が23件、建物のひび割れや壁が崩壊したという通報が24件に上っています。

さらに、水道管の破裂が25件あり、108世帯で断水しています。

大田市立病院では貯水タンクから給水する配管に亀裂が生じ、病院内の8割ほどの水道が使えない状態になっています。
このため、9日は外来を休診としたほか、市からポリタンクで給水を受けて入院患者およそ170人分の食事を作るなどの対応をとっています。
大田市立病院は市役所に給水車の派遣を要請しているということです。

美郷町

震度5弱の揺れを観測した美郷町では、建物の外壁が崩れたという通報のほか、寺の石垣から重さ100キロほどの石が落ちたという通報も寄せられ、町の職員が確認を進めています。

また、町道の一部が土砂の流出や落石などで通行止めになっているということです。

出雲市

震度5弱の揺れを観測した出雲市の消防によりますと、地震でベッドから落ちて足を痛めた女性を病院に搬送したということです。

松江市

また、震度4の揺れを観測した松江市の消防本部によりますと、地震の揺れの影響で体調が悪くなったという連絡があり、男性1人が病院で手当てを受けています。

情報源:震度5強 島根県内で被害 | NHKニュース


震度5強 断水世帯に飲料水を無料配布 島根 大田
震度5強 断水世帯に飲料水を無料配布 島根 大田

およそ100世帯が断水している島根県大田市三瓶町の池田地区では、市が公民館に非常用の飲料水を用意して住民に無料で配布しています。

明け方に水を受け取りに来た62歳の男性は「地震のあとしばらくは水が出ましたが、その後、全く出なくなりました。周辺でも断水している家があるので、余分に受け取って配るつもりです。自宅に大きな被害はありませんでしたが、経験したことのないような大きな揺れで驚きました。早く復旧してほしいです」と話していました。

情報源:震度5強 断水世帯に飲料水を無料配布 島根 大田 | NHKニュース


島根県で震度5強 震度4の地震も続く
島根県で震度5強 震度4の地震も続く

9日未明、島根県で震度5強の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波はありませんでした。気象庁は、今後、1週間程度は最大震度5強程度の地震に十分注意するよう呼びかけています。

9日午前1時32分ごろ、島根県西部を震源とする地震があり、震度5強の揺れを島根県大田市で観測しました。

また、震度5弱の揺れをいずれも島根県の出雲市、雲南市、川本町、美郷町で観測しました。このほか震度4の揺れを鳥取県の米子市や境港市、松江市や島根県浜田市、岡山県倉敷市、広島県安芸高田市、愛媛県今治市大島などで観測したほか、震度3の揺れを近畿や中国地方、それに四国で観測しました。

気象庁の観測によりますと、震源地は島根県西部で震源の深さは12キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されています。

この地震の後も、島根県内では震度4の揺れを午前1時台に2回、午前2時すぎに1回、さらに午前5時すぎにも1回観測するなど地震が相次いでいます。

気象庁は「揺れの強かった地域では、今後1週間程度は、最大震度5強程度の地震に注意し、特に今後2、3日は強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあり、十分に注意してほしい」と呼びかけています。

大田市役所では

島根県大田市役所の当直の警備の男性によりますと、「どーんという感じの縦揺れが何秒か続いた。庁舎内の防火扉が開くなどしたが、ざっと見た限りでは物が散乱しているような様子はなかった」と話しています。

政府 官邸連絡室を設置

政府は、午前1時36分に、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置して、情報収集にあたっています。

震度5強は平成12年以来

島根県で震度5強以上の地震を観測したのは、18年前の平成12年10月6日に鳥取県西部を震源とするマグニチュード7.3の地震で松江市宍道町などで震度5強の揺れを観測して以来です。

情報源:島根県で震度5強 震度4の地震も続く | NHKニュース


最大で震度4の揺れを観測した広島県の危機管理課によりますと、担当の職員が情報収集を続けていて、9日午前2時20分現在、被害の情報は入っていないということです。

情報源:広島県内 地震被害の情報なし|NHK 広島のニュース


島根県で震度5強 気象庁「今後1週間程度は同程度の地震注意」
島根県で震度5強 気象庁「今後1週間程度は同程度の地震注意」

島根県で震度5強の揺れを観測した地震について、気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は午前3時40分から記者会見を開き、「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっているおそれがあり、今後の地震活動や雨の降り方に十分注意してほしい。揺れの強かった地域では、今後1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意し、特に今後2、3日は強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあり、十分に注意してほしい」と呼びかけました。

情報源:島根県で震度5強 気象庁「今後1週間程度は同程度の地震注意」 | NHKニュース


こえぇ・・・