119手まで、藤井四段の勝ち。
将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(15)が14日、東京渋谷の将棋会館で行われた第76期順位戦C級2組で佐藤慎一・五段(35)に勝ち、通算40勝(6敗)を挙げた。
ひふみんの期待に応える一勝だった。バラエティー番組で人気の加藤一二三・九段(77)は、以前から「藤井君は先手番矢倉で勝って初めて一人前」との持論を展開してきたが、藤井は本局で初めて先手番矢倉を採用し、持久戦を制し、4勝無敗として首位タイに立った。
順位戦は「名人」のタイトルを目指す棋戦で、最下級のC級2組に属する棋士50人で今期昇級できるのは3人のみ。1敗が重い意味を持ってしまう重圧に屈しなかった。
過去の中学生棋士4人は、デビュー後に40勝目を挙げるまで、加藤九段は11敗、羽生善治二冠(46)は12敗、谷川浩司九段(55)は19敗、渡辺明竜王(33)は23敗を喫している。藤井は偉大な棋士たちを超えるロケットスタートを見せていることになる。
情報源: 藤井四段が節目の40勝…順位戦で佐藤慎一五段破る : スポーツ報知
おめでとうございます。