伊藤匠新七段「絶対王者という存在にぶつかって行くだけ」同学年・藤井聡太竜王との七番勝負挑戦決定/将棋・竜王戦挑決第2局

一問一答|永瀬拓矢王座VS伊藤匠六段 第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局

一問一答


2023/08/15 00:10

将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦者決定三番勝負第2局が8月14日に行われ、伊藤匠六段(20)が永瀬拓矢王座(30)に勝利。自身初となるタイトル挑戦と七段への昇段を決めた。今期の竜王戦七番勝負は藤井竜王と伊藤新七段による“同学年対決”で争われる。終局後には記者会見に応じ、「(藤井竜王は)今は将棋界の絶対王者という存在。自分としてはぶつかって行くだけ」と意気込みを語った。主な会見の内容は以下の通り。

――初タイトル挑戦を決めて

タイトル戦は将棋を始めた頃から憧れていた舞台なので、非常に嬉しい気持ちです。

――その相手が藤井竜王。同学年ということで幼少期から対戦があったと思うが。

今は将棋界の絶対王者という存在なので、自分としてはぶつかって行くだけなのかなと思っています。

――前期は“1組の壁”に阻まれたが、今期は5組優勝から挑戦権獲得まで駆け上がった

今期の竜王戦は自分の実力以上の結果が出せたという気がしていて、勢いでここまで来れたのかなというのが正直なところで、まだまだ実力は伴っていないのかなと思っています。

――伊藤六段から見た藤井竜王の強さとは

序盤中盤終盤どこを取っても全く隙が見当たらない将棋なのかなという印象です。

――「絶対王者」「隙が無い」相手にどのような七番勝負を挑むか?

まだまだ実力的には足りない部分が多いと思いますが、注目してもらえる舞台なのでシリーズを盛り上げられるように頑張りたいと思います。

――藤井竜王とは小学3年での初対戦がよく取り上げられるが、どのように記憶している?また、藤井竜王への思いの変遷は?

小学校の時に対戦したことはほとんど記憶にはないです。自分としては常に藤井竜王を追いかけてここまで来れたのかなという気がしているので、自分を引き上げてくれた存在だと思っています。

――プロ入りから3年目でのタイトル戦挑戦

自分の実力からしたら、出来すぎの結果なのかなと思っています。

――師匠・宮田利男八段へ

師匠については、兄弟子の本田(奎六段)さんも挑戦されていますし、またタイトルを獲ってから報告できればいいかなと思っています。

――「羽生世代」と同じように、「藤井世代」というものを意識する?

藤井世代と言われるには、自分たちも良い勝負が出来ないとなかなかそうはならないと思うので、なるべく良い内容の将棋で盛り上げられればと思います。

――竜王戦は若くしてタイトル獲得者が生まれるなど、“竜王戦ドリーム”と呼ばれることもある舞台。伊藤六段の認識は?

たしかに2年連続でランキング戦で優勝できたこともあり、(竜王戦との)相性の良さのようなものは感じています。でも、やっぱり七番勝負の相手が藤井竜王ということでかなり厳しい勝負になると思うので、あまりそういったことは意識せずに目の前の一局に集中できればと思っています。

――合計41歳での番勝負は歴代最年少の記録となる

そうなんですね…。あまり年齢については意識していませんが、そういったことで皆さんに注目してもらえるのであれば、ありがたいことだなと思います。

――七番勝負への意気込み

藤井竜王とのシリーズは皆さんに注目していただける舞台だと思うので、全力を尽くしてシリーズを盛り上げていければと思います。

<第36期竜王戦七番勝負スケジュール>

第1局 10月6・7日(金・土)東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」
第2局 10月17・18日(火・水)京都市「仁和寺」
第3局 10月25・26日(水・木)福岡県北九州市「旧安川邸」
第4局 11月10・11日(金・土)北海道小樽市「銀鱗荘」
第5局 11月27・28日(月・火)香川県琴平町「ことひら温泉 琴参閣」
第6局 12月6・7日(水・木)秋田県大仙市「旧本郷家住宅」
第7局 12月13・14日(水・木)山梨県甲府市「常磐ホテル」

(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:伊藤匠新七段「絶対王者という存在にぶつかって行くだけ」同学年・藤井聡太竜王との七番勝負挑戦決定/将棋・竜王戦挑決第2局 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ


2023年8月15日 0時20分

将棋の藤井聡太竜王(21)=名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=への挑戦者を決める第36期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第2局が行われ、後手の伊藤匠六段(20)が永瀬拓矢王座に勝利し、シリーズ2連勝で竜王初挑戦を決めた。伊藤は竜王挑戦の規定により、七段に昇段。自身初のタイトル戦で同い年の藤井に挑む。終局後に囲み会見が行われた。

▽主な一問一答は以下の通り。

―初のタイトル戦が決まった

「やっぱりタイトル戦は将棋を始めたころから憧れていた舞台なので、非常にうれしい気持ちです」

―相手が同学年の藤井竜王

「今は将棋界の絶対王者という存在だと思うので、自分としてはぶつかっていくだけ」

―5組優勝から挑戦者まで上り詰めた。昨年からの成長は?

「今期の竜王戦は自分の実力以上の結果が出せた気がしている。勢いでここまでこれたのが正直なところで、まだまだ実力は伴っていないのかなと思います」

―藤井竜王の強さは?

「序盤、中盤、終盤どこをとっても隙が無い。全く隙が見当たらない将棋」

―絶対王者相手にどのような七番勝負を

「まだまだ実力的には足りない部分は多いが、注目していただける舞台なのでなんとか盛り上げられるように頑張りたい」

―藤井竜王と小学3年生のときの対局はどのような思い出なのか。そこからの藤井竜王への思いの変遷は?

「小学校の対戦はほとんど記憶にないが、常に藤井竜王を追いかけてここまでこれたのかなという気がしている。自分を引き揚げてくれた存在と思っています」

―プロ入りから3年でのタイトル挑戦。師匠の宮田利男八段へどう報告するか。

「3年での挑戦は自分の実力からしたら出来すぎの結果。師匠については、またタイトルをとってから報告できればと思ってます」

―ファンの皆さまへ

「本日は遅くまでご観戦いただいてありがとうございました。藤井竜王とのシリーズは注目していただける舞台だと思うので、全力を尽くして盛り上げていければと思います」

―「羽生世代」というのはありますが、「藤井世代」としては

「藤井世代と言われるには自分たちもいい勝負ができないといけない。なるべくよい内容の将棋で盛り上げられればと思います」

―竜王戦は若くしてタイトルをとる”竜王戦ドリーム“と呼ばれるものがあるが

「自分自身も2年連続でランキング戦を優勝できて相性の良さは感じている。七番勝負相手が藤井竜王ということで、かなり厳しい将棋になると思うので、そういったことは意識せずに目の前の一局に集中できれば」

―20歳と21歳によるタイトル戦は歴代最年少の顔合わせ

「そうなんですね。あまり年齢については意識してなかったのですが、そういうことで注目していただけるならありがたいことだなと思います」

情報源:【一問一答】藤井聡太竜王に挑戦決定の伊藤匠七段「藤井竜王を追いかけてここまでこられた」 : スポーツ報知


2023年8月15日0時57分

藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)への挑戦者を決める、将棋の第36期竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局、永瀬拓矢王座(30)対伊藤匠六段(20)戦が14日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。

午前10時から始まった対局は後手の伊藤がきわどい終盤の寄せ合いから146手で抜け出し、連勝。タイトル戦初出場を決めた。同時に竜王挑戦の条件を満たし、七段に昇段した。7番勝負第1局は10月6、7日、東京都渋谷区で開催される。

終局後、勝った伊藤が会見に応じた。主な内容は以下の通り。

-竜王戦で初のタイトル戦になります

伊藤 タイトル戦はあこがれていた舞台。うれしいです。

ー相手は同学年の藤井竜王です

伊藤 今は、将棋界の「絶対王者」という存在だと思います。スキがない感じです。

-藤井竜王には小3でも対戦しています

伊藤 小学生の時の対戦の記憶はありません。自分としては、藤井竜王を追いかけてここまで来られた気がしています。引き上げてくれた存在です。

-デビューから3年でタイトル戦に挑戦できました。早い方ですか?

伊藤 自分の実力からしたら、出来過ぎの結果と思っています。

-師匠(宮田利男八段)については

伊藤 兄弟子の本田さん(本田奎)もタイトル戦(棋王戦)に挑戦されていますし、自分も頑張りたいです。

-将棋界には「羽生世代」という言葉があります。「藤井世代」として同い年の藤井竜王に挑みます

伊藤 「藤井世代」と言われるには、自分たちがいい勝負とできないと言われないと思います。

-竜王戦は(昨年6組優勝、今期は5組優勝と)2期連続で優勝です

伊藤 相性の良さを感じています。実力以上の結果を出せました。タイトル戦は厳しい勝負になるでしょうし、目の前の1局に集中して、なるべく盛り上げられるようにしたいです。

-21歳の藤井竜王と合計41歳という最年少対決になります

伊藤 年齢は意識していません。注目していただければありがたいですし、全力を尽くします。

【第36期竜王戦7番勝負日程】

◆第1局 10月6・7日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」

◆第2局 10月17・18日、京都市「仁和寺」

◆第3局 10月25・26日、福岡県北九州市「旧安川邸」

◆第4局 11月10・11日、北海道小樽市「銀鱗荘」

◆第5局 11月27・28日、香川県琴平町「ことひら温泉 琴参閣」

◆第6局 12月6・7日、秋田県大仙市「旧本郷家住宅」

◆第7局 12月13・14日、甲府市「常磐ホテル」

情報源:【竜王戦】伊藤匠六段決めた、藤井聡太竜王と同学年対決「追いかけてここまで来られた」一問一答 – 社会 : 日刊スポーツ


 


2023年8月14日23時0分

藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)への挑戦者を決める、将棋の第36期竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局、永瀬拓矢王座(30)対伊藤匠六段(20)戦が14日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。対局は後手の伊藤が劣勢をはね返して、連勝。タイトル戦初出場を決めた。同時に竜王挑戦の条件を満たして、七段に昇段した。7番勝負第1局は10月6、7日、東京都渋谷区で開催される。

同学年の藤井が待ち構えるタイトル戦という大舞台へ、伊藤がやっと上がってきた。2016年(平28)10月、14歳2カ月の史上最年少プロデビューから遅れること4年、当時すでに棋聖・王位の2冠となっていたライバルを追いかける「棋士人生」が始まった。21年には新人王を獲得。昨年は、棋王戦挑戦者決定トーナメント準決勝でともに敗退して回った敗者復活戦で、両者が激突した。後発の伊藤が、ようやくタイトル争いに絡んできた。

トップの1組から最下級の6組まであるランキング戦のうち、今期5組で優勝。決勝トーナメントでは出口若武六段、大石直嗣七段、広瀬章人八段、丸山忠久九段、稲葉陽八段と撃破、挑決で現役タイトル保持者を倒し、「竜王戦ドリーム」を実現させた。過去4組優勝から挑戦権を獲得した例は1997年(平9=第10期)の真田圭一、98年(第11期)藤井猛、04年(第17期)渡辺明といるが、5組からは初の快挙だ。

小3時の将棋大会、両者は準決勝で当たった。伊藤が接戦を制し、敗れた藤井を泣かせた。そんな逸話から、「藤井を泣かせた男」と呼ばれるようになった。次は頂上対決で泣かせる番。タイトル戦16戦全勝、7冠が相手なら不足はない。【赤塚辰浩】

情報源:【竜王戦】「藤井を泣かせた男」伊藤匠六段が連勝でタイトル戦初出場決めた 藤井聡太竜王に挑戦 – 社会 : 日刊スポーツ


2023年8月15日0時49分

藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)への挑戦者を決める、将棋の第36期竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局、永瀬拓矢王座(30)対伊藤匠六段(20)戦が14日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。午前10時から始まった対局は後手の伊藤がきわどい終盤の寄せ合いから146手で抜け出し、連勝。タイトル戦初出場を決めた。同時に竜王挑戦の条件を満たし、七段に昇段した。7番勝負第1局は10月6、7日、東京都渋谷区で開催される。

敗れた永瀬の「三度目の正直」はならなかった。「難しい将棋だったと思います。どれが悪かったのか、すぐ分からないです」と話した。二転三転する激戦で、勝てるチャンスがあったかもしれない。

叡王2回、王座4回、棋王2回、王将1回、棋聖2回の計11回もタイトル戦に登場と、すっかり常連となっているが、竜王戦は不思議と縁がない。2015年(平27)の第28期は渡辺明棋王(当時)に1勝2敗で敗れた。一昨年は藤井に連敗した。その藤井が豊島将之竜王(当時)に4連勝し、10代で史上初の4冠を達成している。

さらに、今月末からの王座戦の挑戦者として名乗りを上げてきた。藤井にとっては8冠全制覇がかかる。迎え撃つ側として、「精いっぱい頑張りたいと思います」と語った。

情報源:【竜王戦】永瀬拓矢王座“三度目の正直”ならず敗戦「どれが悪かったのか、すぐ分からないです」 – 社会 : 日刊スポーツ


第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局 永瀬拓矢王座VS伊藤匠六段の対局が8月14日(月)に行われ、伊藤六段が146手で永瀬王座に勝ち、竜王挑戦を決めました。

伊藤六段は初の竜王挑戦です。
また、規定により七段昇段となります。

藤井聡太竜王との七番勝負第1局は、10月6・7日(金・土)に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われます。

◆第36期竜王戦 決勝トーナメント

情報源:永瀬拓矢王座VS伊藤匠六段 第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局 伊藤匠六段が勝利し藤井聡太竜王へ挑戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟


決勝トーナメント表

七番勝負の日程

情報源:第36期竜王戦 決勝トーナメント・七番勝負



▲永瀬拓矢王座-△伊藤匠六段(棋譜速報

この局面で永瀬が投了した。後手玉に詰みはなく、先手玉は受けがない。終局時刻は22時58分。消費時間は☗永瀬4時間59分、☖伊藤4時間58分。挑戦者決定三番勝負は、伊藤が2勝0敗で制した。伊藤は藤井聡太竜王への挑戦権を獲得すると同時に、七段への昇段が決定。伊藤はこれがタイトル初挑戦になる。

22時58分 終局
146手 7四同玉まで、△伊藤匠六段 の勝ち


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