羽生善治九段対三浦弘行九段｜第36期竜王戦決勝トーナメント

第36期竜王戦決勝トーナメント羽生善治九段対三浦弘行九段

2023/07/17 10:10

将棋の藤井聡太竜王（名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20）への挑戦者を決める竜王戦決勝トーナメントは7月17日、羽生善治九段（52）と三浦弘行九段（49）が午前10時から対局を開始した。勝者はベスト4に進出し、次戦の準決勝で永瀬拓矢王座（30）と対戦する。

【中継を見る】羽生九段VS三浦九段ベスト4進出をかけた戦い（生中継中）

羽生九段は1985年12月に四段昇段。竜王戦1組（1組以上：34期）、順位戦B級1組（A級以上：29期）。タイトルは歴代最多の99期を誇り、棋戦優勝も同じ最多の45回。「七冠独占」「永世七冠」など、数々の大記録を打ち立てた将棋界のスーパースターだ。年初に行われたALSOK杯王将戦七番勝負の挑戦者として番勝負に登場しトッププレーヤーとしての存在感を示したほか、6月9日には日本将棋連盟の会長に就任。プレーヤーとマネジメントの“二刀流”の活動に期待が高まっている。今期竜王戦は1組2位で本戦へ。3期ぶりの七番勝負復帰を目指す。

三浦九段は、1992年10月に四段昇段。竜王戦3組（1組：13期）、順位戦B級1組（A級：19期）。獲得タイトルは棋聖で1期、棋戦優勝は3回。ストイックに将棋研究に取り組み、時間さえあれば詰将棋を解いているという話もファンの間では有名だ。「みうみう」の愛称で呼ばれることもある。今期竜王戦は3組ランキング戦を制し本戦トーナメントへ。強敵を倒しベスト4進出を狙う。

持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は三浦九段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

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第36期竜王戦決勝トーナメント羽生善治九段VS三浦弘行九段戦が、7月17日（月・祝）に東京・将棋会館で行われます。

両者はこれまで49回対戦があり、羽生九段の38勝11敗です。
竜王戦では羽生九段の3勝0敗です。

この対局の模様は、ABEMA、読売オンライン、日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。

◆第36期竜王戦決勝トーナメント

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決勝トーナメント表

情報源：第36期竜王戦　決勝トーナメント・七番勝負

▲三浦弘行九段－△羽生善治九段（棋譜中継）

第36期竜王戦決勝トーナメントから、羽生善治九段（１組２位）と三浦弘行九段（３組優勝）の一戦を中継する。竜王７期、永世竜王の資格を持つ羽生の登場だ。三浦は佐藤康光九段に続いて竜王経験者との戦いになる。勝者は永瀬拓矢王座と挑戦者決定三番勝負進出を争う。
対局は７月14日（月）、東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。持ち時間は各５時間。振り駒はと金が３枚出て三浦の先手に決まった。

羽生九段の振り歩先、と金が3枚で三浦九段の先手