藤井聡太棋聖VS佐々木大地七段｜第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局

第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第三局藤井聡太棋聖対佐々木大地七段

2023/07/03 09:05

将棋の藤井聡太棋聖（竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、20）が7月3日、第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局で挑戦者の佐々木大地七段（28）と午前9時から対局を開始した。シリーズ成績ともに1勝1敗で迎える本局は、静岡県沼津市の「沼津御用邸東附属邸第1学問所」が舞台。注目の一戦を制し、タイトルに先に王手をかけるのはどちらか。

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ベトナム「ダナン三日月」で6月5日に行われた開幕局は、4連覇を目指す藤井棋聖が角換わりを志向した。中盤からペースを握ると、佐々木七段の猛攻をかいくぐって優勢を拡大。スリリングな終盤戦を制し、先勝を奪った。

タイトル戦初登場の佐々木七段は、第1局こそ着慣れない和装の裾裁きに苦戦する様子も見せていたが、第2局では着物姿もすっかり板につき、若々しさの中に風格も漂わせていた。6月23日、紀淡海峡を一望する兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で行われた第2局では、佐々木七段得意の相掛かりを採用。ペースを握って終盤に持ち込んだが、ねじり合いの末に形勢が二転三転と入れ替わる大激戦となった。最後は佐々木七段が中央地点に角を放ち勝負あり。待望のタイトル戦初勝利を飾った。

どちらにとっても譲れぬ第3局。タイトルに先に王手をかけるのは藤井棋聖か、佐々木七段か。目の離せない一戦が始まった。

持ち時間は各4時間。本局の先手番は藤井棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

情報源：シリーズ成績はともに1勝1敗藤井聡太棋聖VS佐々木大地七段、注目の第3局を制しタイトル“王手”をかけるのはどっちだ／将棋・棋聖戦五番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ

藤井聡太棋聖に佐々木大地七段が挑戦する第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が、7月3日（月）に静岡県沼津市の「沼津御用邸東附属邸第1学問所」にて行われます。

両者はこれまでに6回対戦があり、3勝3敗の五分です。
今期の棋聖戦では第1局を藤井棋聖が、第2局を佐々木七段が勝っています。

ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の模様は、ABEMA、ヒューリック杯棋聖戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。

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五番勝負の結果

▲藤井聡太棋聖－△佐々木大地七段（棋譜中継）

藤井聡太棋聖に佐々木大地七段が挑戦している第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は、藤井先勝のあと佐々木が第２局を制して追いついた状況で第３局を迎えた。対局は静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第１学問所」で９時から開始される。持ち時間は各４時間。先後は第２局と入れ替わり、藤井が先手番だ。昼食休憩は12時から13時。おやつは10時と15時に出される。
本局の立会人は青野照市九段、副立会人は勝又清和七段。記録係は野田光輝初段（宮田利男八段門下）が務める。現地大盤解説会（事前申し込み制で、チケットは完売済み）の担当は、八代弥七段、青嶋未来六段、藤井奈々女流初段。
対局日の朝を迎えた。本日の沼津は晴れ。８時40分現在、立会人の青野九段をはじめとした関係者らは、すでに対局室に入っている。
８時44分、佐々木がゆったりとした足取りで入室。下座に着き、信玄袋から扇子などを取り出して準備を整えると、背筋を伸ばして藤井を待つ。
８時49分、藤井が姿を見せた。座ると和服の襟を正し、駒台に軽く触れてから一礼。駒箱に手を掛ける。両者、丁寧な手つきで駒を並べていく。８時54分に、すべての駒が盤上にそろった。藤井はポットの飲み物を湯呑みに入れ、口をつける。
定刻の９時になり、青野九段が開始の発声を行う。両者が礼を交わして、対局が始まった。

先後は入れ替わり、藤井聡太棋聖の先手