第71期王座戦挑戦者決定トーナメント
▲藤井聡太竜王・名人-△羽生善治九段
▲石井健太郎六段-△渡辺明九段
終局後のインタビュー(朝日新聞)
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~18時まで
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18時~
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2023/06/28 23:10
将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が6月28日、王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で羽生善治九段(52)に勝利し、決勝進出を決めた。全八冠制覇に大きな期待が寄せられている藤井竜王・名人にとって、永瀬拓矢王座(30)が保持するタイトル挑戦・奪取が最大の難所。屈指の好カードとなった羽生九段との準決勝を制し、“八冠ロード”をまた一歩前進した。
七冠経験者同士による注目の一戦は、若き絶対王者に軍配が上がった。八冠挑戦を目指す藤井竜王・名人と、タイトル100期を狙う羽生九段が激突した準決勝。年初に行われた王将戦七番勝負以来の対戦となった本局は、藤井竜王・名人の先手番で角換わりの出だしとなった。難解な中盤戦から、夜戦に突入してもなお互角で推移。互いに持ち時間切迫の中で力のこもった攻防戦が繰り広げられた。
藤井竜王・名人は、銀で自陣を補強しつつ後手の攻めを催促。羽生九段は強く攻勢に出て藤井玉に迫った。後手からの猛攻に一気に緊迫感が漂ったが、巧みに受けきりリードを拡大。最終盤に攻めへと転じると、一気に押し切って勝利を手にした。この結果、藤井竜王・名人は決勝戦に進出。将棋界内外から大きな注目が集めている全八冠制覇に向けて、また一歩近づいた。
終局後、藤井竜王・名人は「(終盤戦では)こちらの玉がかなり薄い形で、それほど自信のある形勢ではなく、そんなに手が広い局面ではないのかなと思っていました」とコメント。自身初となる決勝進出については、「王座戦ではしばらく振るわない成績が続いていたので、今期ここまで進めたことは良かったかなと思っています」と語った。
一方の羽生九段は、「受けに回る展開になって、ちょっとずつ自身がない局面が続いていた、難しいと思ったが、組み合わせらしい組み合わせが指せなかったような気がします。あまり良いと思った瞬間はなく、ずっと難しく自信がない局面が続いていました。いろんな手を指されて非常に勉強になる一局でした」と振り返った。タイトル100期挑戦は持ち越しとなったが、「次のチャンスを作れるように頑張っていきたいと思います」と語った。
藤井竜王・名人は現在、佐々木大地七段(28)を挑戦者に迎えた棋聖戦五番勝負の真っ最中。7月3日には1勝1敗で第3局(静岡県沼津市)が予定されている。さらに7月7日には、同じく佐々木七段と激突する王位戦七番勝負が開幕する。2つの防衛戦に加えて、初の王座挑戦を視野に入れる藤井竜王・名人。決勝戦は渡辺明九段(39)ー豊島将之九段(33)戦の勝者と激突と、挑戦権争いのゆくえからますます目が離せない。「棋聖戦と王位戦の防衛戦もあるので、自分としては(八冠挑戦は)全く意識していませんが、まずは挑決に進むことができたのでしっかり準備して次の対局に臨みたいと思っています」と運命の一戦への意気込みを語った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太竜王・名人、“八冠ロード”挑戦権獲得まであと1勝 羽生善治九段との七冠経験者対決制し決勝進出/将棋・王座戦挑決T | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
第71期王座戦挑戦者決定トーナメント 藤井聡太竜王・名人VS羽生善治九段戦が6月28日(水)に東京・将棋会館で行われ、藤井竜王・名人が123手で羽生九段に勝利し、挑戦者決定戦に進みました。
情報源:藤井聡太竜王・名人VS羽生善治九段 第71期王座戦挑戦者決定トーナメント 藤井聡太竜王・名人の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
挑戦者決定トーナメント
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<第71期> 王座戦
挑戦者決定トーナメント#藤井聡太 竜王・名人
対#羽生善治 九段
━━━━━━━━━━━━━本局は123手で
藤井聡太 竜王・名人が勝利しました。#アベマ将棋— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) June 28, 2023
#藤井聡太 竜王・名人の勝利
【第71期 #王座戦 挑戦者決定トーナメント】
○藤井聡太竜王・名人 VS ●羽生善治九段
第71期王座戦挑戦者決定トーナメントの対局が6月28日に東京・将棋会館で行われ、藤井竜王・名人が123手で羽生九段に勝利し、挑戦者決定戦に進みました。 https://t.co/mAza5KzVVt
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) June 28, 2023
対局についてはブログに書きました。
準決勝は7月3日(月)です。王座戦本戦2回戦、石井六段戦。
https://t.co/BouMfHYwQq— 渡辺 明 (@watanabe_1984) June 28, 2023
▲藤井聡太竜王・名人-△羽生善治九段
馬が大きな存在で懐が深い。この手を見て羽生が頭を下げた。終局時刻は21時21分。消費時間は☗藤井4時間55分、☖羽生5時間。受けの強さで勝利を引き寄せた藤井が挑戦者決定戦進出を決めた。 ※局後の感想※ ――本局を振り返って。 藤井 ☗2四歩(45手目)から仕掛けていったんですが、攻めが軽い形になってしまったかなと思っていました。そのあと☖3八銀(70手目)で両取りをかけさせてという順を選んだんですけど、そのあたり誤算があって苦しい変化になってしまったかなと思ってやっていました。自信がない展開だったんですけど、最後、飛車を成ったあたりから少しずつ受ける形が見えてきたのかなと思っていました。 ――終盤は優勢を意識していたか。 藤井 こちらの玉が薄い形でそれほど自信のある形勢ではなかったんですけど、そんなに手が広い局面ではないのかなと思いました。 ――勝ちを意識したのは。 藤井 ☗7一竜(115手目)と王手で竜を入って、少し攻めを余せそうな形になったかなと思っていました。 ――これで挑戦者決定戦進出となった。 藤井 王座戦ではしばらく振るわない成績が続いていたので、今期ここまで進めたことはよかったなと思っています。 ――今期を振り返ってみて違った手応えはあったか。 藤井 いや、今期も苦しい将棋が多くて、内容的な課題が多いのかなと感じています。 ――八冠制覇も意識する段階ではないか。 藤井 うーん、棋聖戦と王位戦の防衛戦もあるので、自分としてはまったく意識はしていないですけど、まずは王座戦の挑決に進むことができたので、そちらをしっかり準備して次の対局に臨みたいと思います。 ――本局を振り返って。 羽生 受けに回る展開になって、ちょっとずつ自信がない局面が続いていたような気がします。難しいとは思ったんですけど、正しい組み合わせが指せなかったような気がしますね。 ――途中まで前例のある戦いだったが、想定していたか。 羽生 すぐそこから外れてしまったので、そこから先は手探りでやっていました。 ――苦しい時間帯が長かったか、好転したと感じたところもあったか。 羽生 いやー……。あんまりいいと思った瞬間はなかったんで、ずっと難しい、自信がないという局面が続いていたような気がします。 ――藤井竜王・名人とは王将戦以来の対戦だった。 羽生 いろんな手を指されて、非常に勉強になった一局でした。 ――通算100期を懸けた王座戦だったが、達成とはならなかった。 羽生 次のチャンスをまたつくれるように頑張っていきたいと思います。
21時21分 終局
123手 3七玉まで、▲藤井聡竜王・名人 の勝ち
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▲石井健太郎六段-△渡辺明九段
この局面で石井が投了した。投了以下は、☗9八玉☖8八金打☗9七玉☖8七金☗同玉☖8六飛☗同玉☖8五歩☗同桂☖7七銀☗8七玉☖8六銀打以下の詰み。 終局時刻は21時0分。消費時間は、☗石井5時間0分☖渡辺4時間36分。勝った渡辺は準決勝で豊島将之九段と戦う。
21時 終局
104手 7八金まで、△渡辺明九段 の勝ち
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挑戦者決定戦に進むのは?
準決勝で豊島九段と対決するのは?
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