第71期王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 澤田真吾七段
2023/05/26 10:06
将棋の第71期王座戦王座戦挑戦者決定トーナメントが5月26日に行われ、渡辺明名人(39)と澤田真吾七段(31)が午前10時から対局を開始した。本局はベスト8入りをかけた1回戦で、次戦では高見泰地七段(29)―石井健太郎六段(31)戦の勝者と戦う。
【中継】渡辺名人VS澤田七段による注目の一戦(生中継中)
渡辺名人は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:17期)で、第80期名人(A級以上:12期)。タイトル通算31期は歴代4位、現役2位の快記録。棋戦優勝も11回を数える。序盤研究の深さから中終盤の粘り強さ、細い攻めをつなげる卓越した技術など、どこを取ってもトップクラスでバランスの取れた超一流棋士だ。2011年度(第59期)に羽生善治王座から3戦全勝のストレートで王座を獲得。12期ぶりの五番勝負参戦を目指し、今期初戦に臨む。
澤田七段は、2009年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組:1期)、順位戦B級1組。棋戦優勝やタイトル戦登場はないが、通算成績は500局を超え勝率6割台を維持。2020年度には14連勝マークし、将棋大賞の「連勝賞」を受賞した。今期の王座戦は二次予選から参戦し、北浜健介八段(47)、井田明宏四段(26)、杉本昌隆八段(54)に勝利し、2期ぶり2度目の挑決トーナメント入りを果たした。強敵との初戦を制し、飛躍を期す。
王座戦挑戦者決定トーナメントは、予選を勝ち抜いた10人とシード6人の合計16人で争われ、優勝者が現タイトル保持者の永瀬拓矢王座(30)への挑戦権を得る。両者の対戦成績はこれまでに2局で、澤田七段の2連勝中。約5年半ぶりの対戦となる本局を制するのはどちらか。持ち時間は各5時間のチェスクロック方式。振り駒の結果、先手は渡辺名人に決まった。ABEMAではこの対局を終局まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:王座経験者の渡辺明名人 対 澤田真吾七段 ベスト8進出をかけた1回戦対局開始/将棋・王座戦挑決T | ニュース | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
挑戦者決定トーナメント
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▲渡辺明名人-△澤田真吾七段
第71期王座戦挑戦者決定トーナメント(主催・日本経済新聞社、特別協賛・東海東京証券株式会社)から、渡辺明名人-澤田真吾七段戦を中継する。対局は5月26日(金)に東京・将棋会館「特別対局室」で行われる。対局開始は10時。持ち時間は各5時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒の秒読み。先後は振り駒で決定する。 本局の勝者はベスト8進出。次戦で高見泰地七段-石井健太郎六段戦の勝者と対局する。 振り駒は渡辺の振り歩先で「歩」が3枚。渡辺の先手となった。
渡辺明名人の振り歩先、歩が3枚で渡辺明名人の先手
初手は、▲渡辺明名人 7六歩、△澤田七段 3四歩
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勝者は次戦、高見七段-石井健六段の勝者と2回戦
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