リーグ最終局は5月8日
インタビュー
伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦 挑戦者決定リーグ紅組 永瀬拓矢王座VS羽生善治九段戦が、5月2日(火)に東京・将棋会館で行われ、永瀬王座が118手で羽生九段に勝ちました。
この結果、リーグ成績を永瀬王座は2勝2敗、羽生九段は3勝1敗としました。
リーグ最終局は永瀬王座は石井六段と、羽生九段は豊島九段と対戦します。
情報源:永瀬拓矢王座VS羽生善治九段 伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦 挑戦者決定リーグ紅組 永瀬拓矢王座の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟
紅組
王位リーグ最終局は5月8日、東西の将棋会館で一斉に指されます。
ここまでの星取りは以下の通り。
<紅組>
3勝1敗 豊島九段、羽生九段
2勝2敗 永瀬王座、徳田四段
1勝3敗 石井六段、服部六段
<白組>
4勝0敗 佐々木七段
3勝1敗 渡辺名人
2勝2敗 池永五段
1勝3敗 増田七段、冨田四段、岡部四段— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) May 2, 2023
白組は、佐々木七段と渡辺名人の2位以上と、残り4人の陥落が確定しました。
佐々木七段は最終局で池永五段に勝てば初のリーグ優勝。
佐々木七段が負け、渡辺名人が冨田四段に勝てば、両者によるプレーオフが実施されます。
注目のリーグ最終局は8日に指されます、ぜひご注目ください。— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) May 2, 2023
王位リーグ紅組の羽生善治九段-永瀬拓矢王座戦は永瀬王座の勝ちとなりました。
難解な終盤戦でしたが、永瀬王座が入玉した先手玉を見事に寄せきりました。
中日新聞・東京新聞将棋チャンネルで感想戦の模様を配信します。https://t.co/4nfJKdNK3C— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) May 2, 2023
熱戦となった羽生善治九段-永瀬拓矢王座戦の感想戦は約1時間に及びました。
難解な攻防を制した永瀬王座は「(74手目で)△8七歩としたが、一手早く攻めてしまった気がした。
強く来られて入玉され、駒が足りず厳しいのかなと思っていた」と一局を振り返っていました。 pic.twitter.com/31rZ0yahTU— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) May 2, 2023
一方、敗れた羽生九段は「(78手目)△7五桂と王手されたところでどうやるか、勝負どころだったと思うが、ちょっと分からなかったです。 (入玉を巡る攻防は)いろいろあって、もうちょっといい手順があったかもしれません。 リーグ最終局も力いっぱい指し切りたい」と語りました。 pic.twitter.com/409Vr4RkXj
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) May 2, 2023
▲羽生善治九段-△永瀬拓矢王座
6二の金を狙って厳しい。以下☗7三玉に☖6二飛が☖6一桂☗8三玉☖9三金までの詰めろになっている。また、☗6一玉や☗6三玉は☖6二飛と王手で金を取られて先手玉が詰む。 この局面で羽生が投了した。終局時刻は19時41分。消費時間は、☗羽生3時間59分、☖永瀬3時間55分。勝った永瀬は2勝2敗、敗れた羽生は3勝1敗になった。 投了以下、☗6一玉は☖6二飛☗7一玉☖8二飛☗6一玉☖7一金☗5一玉☖4二角まで。☗6三玉も☖6二飛☗7三玉☖8二金☗8四玉☖7二桂まで。☗7一玉も☖6二角☗6一玉☖5一金まで、先手玉はいずれも詰み。☗7四玉なら詰まないが、☖6二飛と金を取られた手が☖6一桂以下の詰めろになって、先手は攻防ともに見込みがない。
19時41分 終局
△永瀬王座 の勝ち
|
|
紅組はこれで、最終局の「羽生九段-豊島九段」の3勝1敗組の直接対決の勝者が挑戦者決定戦に進出。
|
|
|
|
|
|
★