藤井聡太竜王、最年少六冠達成の原動力は“鉄分補給”にあり!?過密スケジュールも鉄道移動がリフレッシュタイムに

藤井聡太竜王、最年少六冠達成の原動力は“鉄分補給”にあり!?過密スケジュールも鉄道移動がリフレッシュタイムに | ニュース | ABEMA TIMES

一夜明け会見



2023/03/20 11:30

将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が3月19日に行われた棋王戦コナミグループ杯五番勝負第4局で、渡辺明名人(38)に勝利し棋王位奪取を決めた。この結果、藤井竜王は20歳8か月の最年少六冠王に。羽生善治九段(52)の記録を3年6カ月更新し、史上2人目の快挙達成となった。第4局の舞台・栃木県日光市には、東武鉄道・特急スペーシアから253系を乗り継ぎ「非常に楽しくやってまいりました」と“乗り鉄”の素顔をのぞかせた藤井竜王。全国を飛び回る多忙な日々は、“鉄分補給”によって支えられているようだ。

【映像】藤井竜王が六冠を手繰り寄せた“桂打ち”に解説陣「うわ~!」

今期の棋王戦は10連覇中の渡辺棋王と、敗者復活戦から勝ち上がった藤井竜王が激突する注目のシリーズに。4局とも角換わりの戦型で互いの研究をぶつけ合った。藤井竜王が連勝でスタートダッシュを決めたものの、第3局ではカド番の渡辺棋王が大激戦から待望の初日を飾る結果に。決着局となった第4局は、互いに一歩も譲らぬねじり合いから、最終盤で強烈な桂打ちを放った藤井竜王が勝利。3勝1敗でタイトル奪取を果たし、「難しい局面をいろいろ考えることができ、収穫の多いシリーズだった」と振り返った。

2022年度の藤井竜王は、保持する5つのタイトルに出口若武六段(27)、永瀬拓矢王座(30)、豊島将之九段(32)、広瀬章人八段(36)に、“レジェンド”羽生九段とそれぞれ個性豊かな最強の挑戦者を迎え、全冠を防衛。さらには史上初となる一般棋戦年度内グランドスラムを達成し、初挑戦した棋王戦でタイトル奪取を飾る異次元の活躍を見せた。最年少六冠に就く最高の結果で2022年度を締めくくり、「7月以降対局が多い時期が続いたが、その中で勝負強く指すことができたのは収穫だったと思う」とホッとした表情を見せた。

藤井竜王が口にした2022年の「7月以降」は、初参戦した順位戦A級やタイトル戦の連戦で全国各地を飛び回る超ハードスケジュールに。それでも棋王戦第4局の開始式では、「栃木県での対局は昨年の王将戦での大田原市に続いて2回目。そのときは東北新幹線で向かったんですけど、今回は特急スペーシアから253系を乗り継ぎ、非常に楽しくやってまいりました」と移動手段を笑顔でファンに報告していた。

藤井竜王は棋界屈指の鉄道好きとしても知られ、豊富な知識に加えて「乗り鉄」の顔を持つ。束の間の休みは「トレインシミュレータ」で電車の模擬運転を楽しむほか、対局の遠征の際には電車移動で笑顔を見せる場面も。第4局の日光入りのほか、第3局の新潟入りには地元愛知県から日本海回りでの道程を選び、初めてJRの特急列車・特急しらゆきに乗ったことも明かしていた。

一週間で2局以上の対局もこなしたほど多忙とあれば、移動は極力最短・最速の手だてを選びたくなるもの。しかし、幼少期からの鉄道好きとあれば、むしろ電車移動が好都合。プライベートではなかなか乗ることのできない鉄道に乗って車窓を眺めるなど、“鉄分補給”が貴重なリフレッシュタイムになっていたようだ。

たっぷりの“栄養”補給で、2022年度は53勝11敗で勝利数は4年連続で首位、勝率.8281でデビュー以来8割超えをキープ。六冠獲得という最高の形で年度を締めくくったが、「まだまだ実力的には足りないところが多い。その立場にふさわい将棋が指せるようにより一層頑張らなければいけない」と更なる成長を誓っていた。

4月には、初挑戦する名人戦七番勝負と、3連覇がかかる叡王戦五番勝負が開幕する。それぞれ大阪府高槻市、福岡県飯塚市、岩手県宮古市ほか全国各地の対局場が用意されているだけに、六冠王がどのような“鉄分補給”を図るかにも大きな注目が集まりそうだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2023年3月20日10時41分

初の棋王獲得と史上最年少6冠達成から一夜明けた会見で「六冠」と揮毫(きごう)した色紙を手にする藤井聡太棋王
初の棋王獲得と史上最年少6冠達成から一夜明けた会見で「六冠」と揮毫(きごう)した色紙を手にする藤井聡太棋王

将棋の藤井聡太棋王(竜王・王位・叡王・王将・棋聖=20)が、初の棋王獲得と史上最年少6冠から一夜明けた20日、前日まで棋王戦5番勝負第4局の激闘をしていた栃木県日光市「日光きぬ川ホテル三日月」で一夜明けの会見を行った。

「六冠」と揮毫(きごう)した色紙を、藤井は照れくさそうに笑いながら手にした。結果を出すことができたうれしさや光栄な思いを実感すると同時に、立場にふさわしいように頑張らないととの思いも新たにした。19日の終局後の会見でプレゼントされた栃木県名産のイチゴは、まだ食べていないという。

6冠獲得ということについて、「しばらく防衛戦が続くなかで、棋王戦で挑戦の機会を得られて、獲得できたのはうれしい結果かなと思っています」と話した。

今シリーズは熱戦が続いた。1日制で持ち時間が4時間と短い対局で、時間の配分を意識して指してうまくいったという。ただし、「終盤以降、複雑で難解な局面が多く、そのなかでうまく判断できなかったのが課題」とした。

棋王獲得で本年度の対局は終了。王座戦を除いて、タイトル戦は出ずっぱりだった。「全体を通して勝負強くさせました。大変なシリーズが多いなか、粘り強く指して結果につなげられたのは大きな収穫だったかなと思います」。

慌ただしい日程の移動中に、「乗り鉄」として鉄道を楽しんだ。今回も東武鉄道の特急スペーシアに初めて乗ったことをうれしそうに話した。「行けてない場所に行くのが楽しみです。鉄道に乗る機会を増やして行ければと思っています」とリラックス方法も披露した。

4月からは名人戦と叡王戦が相次いで始まる。初登場となる名人戦は、棋王戦に続き渡辺明名人(38)との対戦。叡王戦は菅井竜也八段(30)が16日に挑戦権を獲得したばかりだ。タイトル戦で初めて振り飛車党を迎え撃つ。

「名人戦は持ち時間9時間(2日制)と一番長い対局ですし、その点を踏まえていい将棋にしたいです。まずは棋王戦を振り返って、名人戦に気持ちを向けて取り組んでいけたらと思います。菅井八段とは対抗形を中心としたシリーズになるでしょう。新鮮な感じもありますし、しっかり準備していければ」と気を引き締めた。

情報源:藤井聡太棋王が会見 「乗り鉄」リラックス法で4月の名人戦挑む 最年少6冠獲得一夜明け – 社会 : 日刊スポーツ


2023年3月20日 9時56分

将棋の藤井聡太六冠(20)=竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=が20日、羽生善治九段に次いで2人目、史上最年少で六冠を達成した第48期棋王戦五番勝負第4局の舞台となった栃木県日光市で一夜明け会見に臨んだ。

「六冠」と書いた色紙を掲げた。「少し照れくさい」とはにかみつつ、「六冠というのは非常に光栄なことだとも思うので、その立場に見合う将棋が指せるよう、これから努めていければ」と改めて覚悟を語る。

前日、藤井は棋王戦五番勝負第4局で渡辺明名人に勝利し、シリーズ3勝1敗で棋王を奪取。タイトルは通算13期に。佐藤康光九段に並ぶ歴代タイ7位となった。「タイトル数自体はそれほど意識することはないのですが、しばらく防衛戦が続く中で今回棋王戦で挑戦の機会を得ることができて、そのなかで獲得できたというのは非常にうれしい結果だったのかなと感じています」

対局続きの藤井だが、マスクの制限もなくなり、行動制限も少なくなってきた時勢のなか、将棋以外でしてみたいことを問われると、「今回も東武線に初めて乗ることができて、楽しかったので、そういった鉄道に乗る機会を少しずつ増やしていければなと思っています」と答えた。

今年度自身にとって最後の対局を勝利で飾った藤井。「今年度を振り返ると勝率という点ではこれまでと比べてそれほど上がったわけではないのですが、全体を通して勝負強く指すことが出来た。タイトル戦でもかなり大変なシリーズが多かったのですが、そのなかで粘り強く指して、結果につなげられたのは、大きな収穫だったかなと感じています」と充実ぶりを感じさせる言葉を並べた。

4月からは名人戦七番勝負への挑戦と防衛のかかった叡王戦五番勝負が始まる。叡王戦の挑戦者は菅井竜也八段。藤井は初めて振り飛車党とタイトルを戦うことになる。「対抗型を中心としたシリーズになるのかなと思っているのですが、自分自身の公式戦ではそういった将棋は少なかったので、新鮮な感じもあります。それにむけてしっかり準備していければなと思っています」。桜が咲く春の中、藤井は戦い続けている。(瀬戸 花音)

情報源:藤井聡太新棋王が一夜明け会見 「六冠」掲げ、「照れくさい」 : スポーツ報知


渡辺明棋王に藤井聡太竜王が挑戦する 第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第4局が、3月19日(日)に栃木県日光市の「日光きぬ川スパホテル三日月」にて行われ、藤井竜王が132手で渡辺棋王に勝ち、対戦成績を3勝1敗として、棋王を奪取しました。

藤井は初の棋王獲得です。

また藤井新棋王は現在保持しているタイトルを全て合わせて六冠となりますが、20歳8ヵ月での六冠達成は、羽生善治九段が94年12月に達成した24歳2か月を更新する最年少六冠となります。

詳しくは、ABEMA棋王戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継をご覧ください。

情報源:渡辺明棋王VS藤井聡太竜王 第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第4局 藤井聡太竜王の勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟


五番勝負



▲渡辺明棋王-△藤井聡太竜王(棋譜中継

玉頭を支える金を引き離す決め手。金を取る☗6八同金は☖8七銀打☗7九玉☖7八銀打☗同金☖同銀成☗同玉☖7七角成☗7九玉☖7八金の詰みがある。50秒を読まれて渡辺が頭を下げた。関係者が慌ただしく対局室に向かう。終局時刻は19時24分。消費時間は☗渡辺3時間59分、☖藤井3時間57分。大一番にふさわしい熱戦を藤井が制し、3勝1敗で棋王位を奪取。史上最年少での六冠を達成した。

19時24分 終局
132手 6八金まで、△藤井聡竜王 の勝ち


 

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