おめでとうございます
2023年3月19日19時25分
藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が渡辺明棋王(名人=38)に挑戦する、将棋の第48期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第4局が19日、栃木県日光市「日光きぬ川ホテル三日月」で行われ、後手の藤井が勝利し、シリーズ対戦成績3勝1敗で初の棋王獲得と史上最年少6冠を達成した。
羽生善治九段(52)の24歳2カ月の最年少6冠の記録を29年ぶりに更新した。
最年少6冠の偉業達成に祝福のコメントが寄せられた。
師匠の杉本昌隆八段(54)は「棋王獲得おめでとうございます。最年少での6冠達成を喜ばしく思います。過密なスケジュールの中、着実に勝ちを積み重ねる姿勢には驚くばかりです。棋王戦はその昔、大師匠の板谷進九段が当時の名人含めた歴代の3人の名人に勝ち、挑戦者決定戦で敗れた心残りのある棋戦です。今回の孫弟子の快挙を喜んでおられることでしょう。さらなる活躍を期待しています」とコメントした。
日本将棋連盟会長・佐藤康光九段(53)は「このたびは棋王位獲得並びに史上最年少での六冠達成、誠におめでとうございます。毎年度8割を超える勝率で実績を積み重ねられる素晴らしい活躍ですが、本年度の強敵を連破し続けての結果は20歳という若さと思えないすごみを感じます。今後も体調にご留意され、さらなる高みを目指される事を期待いたします」とした。
情報源:【棋王戦】藤井竜王の6冠達成に師匠杉本八段「大師匠の故板谷進九段も快挙を喜んでおられる」 – 社会 : 日刊スポーツ
3月19日(日)に栃木県日光市「日光きぬ川スパホテル三日月」で行われた、第48期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第4局で藤井聡太竜王(20)が渡辺明棋王(38)に勝ち、3勝1敗で棋王を奪取しました。
同時に20歳8ヵ月で六冠を達成し、羽生善治九段の保持していた六冠の最年少記録(24歳2ヵ月)を3年6ヵ月更新しました。六冠達成者一覧(年少順)
2023年3月19日現在
No. 棋士名 獲得タイトル名(獲得順) 生年
月日六冠
達成日六冠
達成時
の年齢六冠目の
タイトル
と最終局1 藤井聡太
(現役)棋
聖王
位叡
王竜
王王
将棋
王2002年
7月19日2023年
3月19日20歳
8カ月第48期棋王
第4局2 羽生善治
(現役)棋
王王
座棋
聖王
位名
人竜
王1970年
9月27日1994年
12月9日24歳
2カ月第7期竜王
第6局
- 【佐藤康光日本将棋連盟会長のコメント】
- この度は棋王位獲得並びに史上最年少での六冠達成、誠におめでとうございます。
毎年度8割を超える勝率で実績を積み重ねられる素晴らしい活躍ですが、今年度の強敵を連破し続けての結果は20歳という若さと思えない凄みを感じます。
今後も体調にご留意され、さらなる高みを目指される事を期待いたします。- 【杉本昌隆八段のコメント】
- 棋王獲得おめでとうございます。最年少での六冠達成を喜ばしく思います。 過密なスケジュールの中、着実に勝ちを積み重ねる姿勢には驚くばかりです。
棋王戦はその昔、大師匠の板谷進九段が当時の名人含めた歴代の「三人の名人」(*)に勝ち、挑戦者決定戦で敗れた心残りのある棋戦です。今回の孫弟子の快挙を喜んでおられることでしょう。 さらなる活躍を期待しています。
(*)「三人の名人」大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、谷川浩司十七世名人
情報源:藤井聡太、史上最年少で六冠獲得|将棋ニュース|日本将棋連盟
▲渡辺明棋王-△藤井聡太竜王(棋譜中継)
玉頭を支える金を引き離す決め手。金を取る☗6八同金は☖8七銀打☗7九玉☖7八銀打☗同金☖同銀成☗同玉☖7七角成☗7九玉☖7八金の詰みがある。50秒を読まれて渡辺が頭を下げた。関係者が慌ただしく対局室に向かう。終局時刻は19時24分。消費時間は☗渡辺3時間59分、☖藤井3時間57分。大一番にふさわしい熱戦を藤井が制し、3勝1敗で棋王位を奪取。史上最年少での六冠を達成した。
19時24分 終局
132手 6八金まで、△藤井聡竜王 の勝ち
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おめでとうございます。
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