生善治九段が44手目を封じる
2023/01/08 18:11
将棋の藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)に羽生善治九段(52)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」第1局は1月8日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で開幕した。午後6時、羽生九段が44手目を封じて指し掛けとした。あす9日午前9時頃に封じ手が開封され、対局が再開される。
初防衛を目指す藤井王将に、14期ぶりの王将位奪還と通算100期獲得を狙う羽生九段が挑戦する大注目のシリーズ。開幕局は、振り駒で藤井王将の先手番となった。2020年度の竜王戦七番勝負以来2期ぶりにタイトル戦の舞台に戻った羽生九段は、「一手損角換わり」を志向した。
昼食休憩を挟み、午後からは長考合戦に。羽生九段が積極的な姿勢を見せるも、藤井王将は堅陣を築き上げ、冷静に後手の真意を探っている。封じ手の局面では形勢は互角と見られており、あす対局2日目の進行に大きな注目が集まっている。
2日目の対局は、9日午前9時頃に再開される。持ち時間は各8時間。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太王将 4時間51分(消費3時間9分)
羽生善治九段 5時間15分(消費2時間45分)(写真提供:日本将棋連盟)
情報源:藤井聡太王将、初防衛へ先勝なるか 挑戦者の羽生善治九段が44手目を封じる/将棋・王将戦七番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMES
藤井聡太王将-羽生善治九段(毎日新聞・スポニチ)
16時18分の着手。 ノータイムで銀を打った。5七を受けて☖3五角に備えつつ、成銀を消そうとしている。 仮に☖5八同成銀☗同金と進むと、37手目の局面と比較して、後手は4筋の歩を取って1歩得、先手は金を手順に5八に上がったことが主張になる。 控室の神谷八段は「先手玉が堅く、自分なら後手を持って自信がない」と語って、大盤解説会場に向かった。まだ具体的な差はついていないが、模様の上では形勢が揺れ動いているようだ。 時刻は17時を回った。羽生の考慮は41分に。封じ手時刻まではあと1時間となった。☖5八同成銀はほぼ間違いないと予想されているが、☗5八同金の次の手が非常に難しい。この段階で次の手を決めておかないと指しづらいところだ。どうしても決まらないなら、この局面で羽生が封じる可能性も十分にある。 17時47分、羽生が記録係に封じ手の図面を書いてくださいと告げた。このまま自分が封じるということだ。 18時、記録係が定刻を告げた。羽生はすぐに封じる意思を告げて別室に移動した。1分少々したところで羽生が封じ手セットにノリが入ってないと言って対局室に戻って来た。しかし勘違いだったようで、再び別室に行った。 5分ほどで羽生が対局室に戻り、藤井が封筒にサインを加えた。封じ手が久保九段に預けられて1日目が終了した。羽生の封じ手の考慮時間は1時間41分。1日目の消費時間は☗藤井3時間9分、☖羽生4時間26分。対局は明日9時に再開する。 控室の封じ手予想は☖5八同成銀で一致している。久保九段は1日目の感想として、羽生の一手損角換わりという戦型選択と、☖3五銀(38手目)~☖3六銀と積極策に出たことが印象に残ったと語っている。
生善治九段が44手目を封じる
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100期か、王将初防衛か
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