藤井聡太竜王VS広瀬章人八段｜第35期竜王戦七番勝負第6局2日目

第35期竜王戦七番勝負第六局 2日目
藤井聡太竜王対広瀬章人八段

13時30分から中継

2022/12/03 09:08

将棋の第35期竜王戦七番勝負第6局は12月3日、広瀬章人八段（35）が前日に封じた70手目が開封され、午前9時に藤井聡太竜王（王位、叡王、王将、棋聖、20）の手番で2日目の対局が再開された。

本局の舞台は鹿児島県指宿市の「指宿白水館」。初防衛に王手をかけている藤井竜王と、カド番ながら全局を制して4期ぶりの復位へ望みをつなげたい広瀬八段による激戦が繰り広げられている。本局は、藤井竜王の先手番で「角換わり腰掛銀」の戦型が志向された。

藤井竜王から仕掛けたのに対し、広瀬八段は受けに回って対応。指し掛け時点での形勢はほぼ互角と見られている。午前9時、前日に広瀬八段が封じた70手目が開封され、対局が再開された。

決着か、反撃か、いよいよクライマックスへ。大注目の一戦に大きな注目が集められている。持ち時間は各8時間。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

情報源：藤井聡太竜王の初防衛かカド番の広瀬章人八段がフルセットに繋げるか注目の第6局2日目対局再開／将棋・竜王戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES

藤井聡太竜王に広瀬章人八段が挑戦する第35期竜王戦七番勝負第6局が、12月2、3日（金、土）に鹿児島県指宿市の「指宿白水館」にて行われます。

両者はこれまでに12回対戦があり、藤井竜王の9勝3敗です。
今期竜王戦では第1局と第5局を広瀬八段が、第2～4局を藤井竜王が勝っています。

本局の模様は、読売オンライン、ABEMA、及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。

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七番勝負

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【第35期 #竜王戦七番勝負第6局】#藤井聡太竜王 VS #広瀬章人八段

藤井聡太竜王に広瀬章人八段が挑戦する第35期竜王戦七番勝負第6局が、12月2、3日（金、土）に鹿児島県指宿市の「指宿白水館」にて行われます。 https://t.co/cg1eBdJNkK

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) December 2, 2022

▲藤井聡太竜王－△広瀬章人八段（棋譜中継）

対局２日目の朝を迎えた。現地の天気はくもり。最高気温は17度で、夕方から雨が降り出す予報となっている。８時47分、広瀬が着座した。１分ほどして藤井が入室。49分、一礼をかわして駒が並べられた。52分、１日目の指し手再現が始まった。59分、指し手の再現が終わり、藤井猛九段が封じ手を開封した。


注目の封じ手は☖３八銀。検討陣の予想の本命手だ。対局は９時１分に再開した。
前日の検討で、飛車の逃げ場所は☗５九飛が本命と見られていた。☗６九飛のほうが飛車が狙われにくいが、☖５五銀☗同金☖５四香☗６四金と進むと、☗５九飛で５七の地点を守っている方がよい。また、当初は☗１九飛と回り、☖１八歩と打たせてから☗５九飛（☗１八同飛は☖１七銀で飛車が捕まる）と逃げる手も有力と見られていた。相手に歩を使わせた分、特に見える。しかし、☗５九飛にどこかで☖４八銀と飛車を追われると、☖１八歩を打たせていなければ☗１九飛と回れる。以下☖１八歩は相手に銀がないので☗同飛（☖１七歩は☗２八飛）と取れるのだ。そのため、☗１九飛は利かさずに、単に☗５九飛と逃げるほうがよいとされた。

封じ手は70手目、△広瀬八段 3八銀