17時12分 終局
93手 4三桂まで、▲永瀬王座 の勝ち
2022/09/27 17:40
将棋の王座戦五番勝負は9月27日、京都府京都市の「ウェスティン都ホテル京都」で第3局が指され、永瀬拓矢王座(30)が挑戦者の豊島将之九段(32)に勝利し、防衛4連覇に王手をかけた。シリーズは永瀬王座の2勝1敗。第4局は10月4日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で予定されている。
永瀬王座が、挑戦者の豊島九段に圧勝した。永瀬王座の先手番で始まった本局は、第2局千日手局と同じくハイスピードで指し進められ、角換わり相早繰り銀の戦型となった。永瀬王座にとっては研究の範囲だったか、指し手は止まらない。後手の桂頭に歩を打ち込んだところで、豊島九段が長考に。1時間13分を投じて銀を打ち込み、局面のバランスを取った。
しかし、昼食休憩時点でABEMAの「SHOGI AI」は永瀬王座に傾き出し、終盤戦の激しい戦いへ。豊島九段は逆転への道筋を探り慎重に読みを入れていたが、永瀬王座のリードに追いつくには至らなかった。
快勝で防衛を引き寄せた永瀬王座は「手の広い将棋ではありますが、指してみたい形のひとつだった。全体的に判断が難しい将棋だと思っていました」とコメント。一方、豊島九段は「準備が中途半端だった」と反省の言葉を口にしていた。
この結果、シリーズは永瀬王座の2勝1敗。防衛4連覇にあと一勝と大きく近づいた。2014年以来2度目の挑戦で初の王座奪取を狙う豊島九段は、開幕局で快勝を飾ったものの、カド番に追い込まれた。運命の第4局ではどのような戦いが繰り広げられるか。注目の第4局は10月4日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:永瀬拓矢王座、連勝で防衛4連覇に王手 豊島将之九段に圧勝しシリーズは2勝1敗に/将棋・王座戦五番勝負第3局 | ニュース | ABEMA TIMES
終局直後
終局直後、両対局者にインタビューが行われました。
□永瀬王座インタビュー
―― 一局を振り返っていかがでしょうか。
永瀬 手の広い将棋ではありますが、指してみたい形のひとつでした。―― 快勝といっていい内容だったと思います。作戦の評価はいかがでしょうか。
永瀬 囲い合う展開ではなく、全体的に判断が難しい将棋だと思っていました。―― 手応えを感じた局面は、どの辺りでしょうか。
永瀬 ▲8二飛(91手目)と打ってよければ、先手が有利かもしれないと思っていました。■豊島九段インタビュー
―― 一局を振り返っていかがでしょうか。
豊島 準備が中途半端でした。△3四歩(72手目)や△2五銀(76手目)がよくなかったと思います。▲3四歩(81手目)と垂らされて、きつかったです。
情報源:王座戦中継Blog: 終局直後
永瀬拓矢王座に豊島将之九段が挑戦する 第70期王座戦五番勝負第3局が、9月27日(火)に京都市東山区の「ウェスティン都ホテル京都」にて行われ、永瀬王座が93手で豊島九段に勝ち2勝1敗とし、防衛に王手をかけました。
第4局は、10月4日(火)に神奈川県秦野市の「元湯陣屋」にて行われます。
情報源:永瀬拓矢王座VS豊島将之九段 第70期王座戦五番勝負第3局 永瀬拓矢王座の勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟
五番勝負の日程
永瀬拓也王座、連勝で防衛4連覇に王手 豊島将之九段に圧勝しシリーズは2勝1敗に/将棋・王座戦五番勝負第3局 | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/WClywpE8Oi
— kewpiehoney (@kewpie_honey) September 27, 2022
第70期 #将棋王座戦 五番勝負の第3局は #永瀬拓矢 王座が #豊島将之 九段を破り、2勝1敗で王座4連覇に王手をかけました。
第4局は10月4日、神奈川県秦野市の陣屋で指されます。
https://t.co/CeQWCpFJHX— 日経 文化 (@nikkei_bunka) September 27, 2022
村)事前研究が奏功した永瀬王座は「指してみたい形の一つではありました」、豊島九段は「準備が中途半端。準備不足だった」と話しました。
永瀬拓矢王座が豊島将之挑戦者に勝利 将棋・王座4連覇まであと1勝:朝日新聞デジタル https://t.co/BUDpYp3uQD #— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) September 27, 2022
将棋・永瀬拓矢王座が4連覇へ王手 https://t.co/FOPbdnbS4j
初の王座獲得が懸かる豊島九段は後がなくなった。第4局は10月4日、神奈川県秦野市で指される。— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) September 27, 2022
京都市で指されていた王座戦五番勝負の第3局は、永瀬拓矢王座が、挑戦者の豊島将之九段に勝ち、対戦成績を2勝1敗とし、防衛まであと1勝としました。
第4局は10月4日、神奈川県秦野市の元湯陣屋で行われます。
終局後の写真(日本将棋連盟提供)です。 pic.twitter.com/0CvIo6rwNX
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) September 27, 2022
京都市東山区のウェスティン都ホテル京都で指された王座戦五番勝負第3局は、永瀬拓矢王座が挑戦者の豊島将之九段に勝ち、2勝1敗で防衛に王手をかけました。
第4局は10月4日に神奈川県秦野市の元湯陣屋で行われます。
※写真は日本将棋連盟提供 pic.twitter.com/8Ck8sD9U8m— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) September 27, 2022
#永瀬拓矢 王座の勝利
【第70期 #王座戦 五番勝負第3局】
○永瀬拓矢王座 VS ●豊島将之九段
第70期王座戦五番勝負第3局が、9月27日(火)に京都市東山区の「ウェスティン都ホテル京都」にて行われ、永瀬王座が93手で豊島九段に勝って2勝1敗とし、防衛に王手をかけました。 https://t.co/SSMszeJrDv
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) September 27, 2022
王座戦、両者とも研究が深い😅
「指してみたい形、やってみたい形」
は棋士が良く使う表現ですが、AI参入以前と以降では意味合いが違いますかね。現在では「研究済みである程度、見通しがある形」という意味が多く、AI以前は今ほど研究に裏付けがないため、文字通り「お試し」のニュアンスでした。
— 渡辺 明 (@watanabe_1984) September 27, 2022
▲永瀬拓矢王座-△豊島将之九段(棋譜中継)
桂を捨て、角を抜きにいく。☖4三同金☗2二飛成と進んで駒割りは先手の銀得となる。後手は☖4三同金の一手だが、豊島はすぐには指さない。進行を振り返り、このまま投了することもあるのか。グラスの水を口に運ぶ。控室の面々もモニターに注目する。豊島は10分近くを消費し、次の手を指さずに投了した。上記、☗2二飛成のあとは先手からは☗3三歩成など厳しい手があるのに対し、後手からは有力な攻め筋が見当たらず、駒損の代償がない。見込みなしと判断したようだ。終局時刻は17時12分。消費時間は☗永瀬3時間4分、☖豊島4時間17分(チェスクロック使用)。五番勝負は永瀬が2勝1敗とし、タイトル防衛まであと1勝と迫った。第4局は翌週火曜日、10月4日に神奈川県秦野市の元湯陣屋で行われる。
17時12分 終局
93手 4三桂まで、▲永瀬王座 の勝ち
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防衛に王手。
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