第70期王座戦五番勝負第1局
永瀬拓矢王座-豊島将之九段
永瀬王座の振り歩先、歩が4枚、無効1出て永瀬王座の先手
初手は、▲永瀬王座 2六歩、△豊島九段 8四歩
2022/08/31 09:08
将棋の永瀬拓矢王座(29)に豊島将之九段(32)が挑戦する、第70期王座戦五番勝負が東京都港区「グランドプリンスホテル新高輪」で開幕した。4連覇がかかる永瀬王座に対するのは、2014年以来2度目の王座挑戦となる豊島九段。両者のタイトル戦での対戦は2020年度の叡王戦七番勝負以来2度目で、前回は豊島九段が4勝3敗2持将棋1千日手の死闘を制している。両者がこの舞台でどのような激闘を繰り広げるか、大きな注目が集まっている。
永瀬王座は2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:5期)、順位戦A級(A級:2期)。タイトルは叡王1期、王座3期の計4期で、棋戦優勝は2回。将棋に対するストイックな姿勢から「軍曹」と呼ばれ、研究量ではプロの中でも1、2を争うと言われている。王座戦は2018年度に中村太地王座(当時)に3-0で勝利。以降、久保利明九段、木村一基九段の挑戦を退けてきた。今期も強敵・豊島九段を挑戦者に迎え、どのような作戦を用意しているか注目だ。
豊島九段は2007年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:9期)、順位戦A級(A級以上:6期)。タイトルは通算6期、棋戦優勝は5回。今期の王座戦は近藤誠也七段(26)、丸山忠久九段(51)、木村一基九段(49)、挑戦者決定戦で大橋貴洸六段(29)に勝利して2014年以来2度目の五番勝負に上り詰めた。
両者の公式戦での対戦成績は永瀬王座の10勝、豊島九段の9勝。先勝を飾るのはどちらか。持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は永瀬王座に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:永瀬拓矢王座の4連覇か、豊島将之九段の初奪取か 注目の五番勝負始まる/将棋・王座戦五番勝負第1局 | ニュース | ABEMA TIMES
永瀬拓矢王座に豊島将之九段が挑戦する 第70期王座戦五番勝負第1局が、8月31日(水)に東京都港区「グランドプリンスホテル新高輪」にて開幕します。
永瀬王座VS豊島九段は、過去19回対戦し、永瀬王座の10勝9敗です。
この対局の模様は、ABEMA、王座戦中継サイト、日本将棋連盟ライブ中継にてご覧いただけます。
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将棋王座戦五番勝負が開幕しました。永瀬王座の先手で角換わりに進んでいます。豊島九段も経験のある形です。#王座戦 https://t.co/IseDLlx0yI
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【第70期 #王座戦 五番勝負第1局 】#永瀬拓矢 王座 VS #豊島将之 九段
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▲永瀬拓矢王座-△豊島将之九段(棋譜中継)
第70期王座戦五番勝負(主催=日本経済新聞社、特別協賛=東海東京証券株式会社)が開幕する。永瀬拓矢王座は4連覇が懸かるシリーズ。豊島将之九段は第62期以来2回目の挑戦で初の王座獲得を目指す。 第1局は2022年8月31日(水)9時から東京都港区「グランドプリンスホテル新高輪」で指される。持ち時間は各5時間(チェスクロック使用)。12時10分から13時まで昼食休憩。17時30分から18時まで夕食休憩。立会人は塚田泰明九段、新聞解説は中村太地七段、記録係は廣森航太三段(中座真七段門下)。観戦記は青野照市九段が執筆し、日本経済新聞社に後日掲載される。第1局の先後は振り駒で決定する。 対局開始の朝を迎えた。東京は曇り空。9時の気温は26度。日中は晴れて34度に達すると予報されている。8時40分、対局室には塚田九段や佐藤康光九段(日本将棋連盟会長)ら関係者の姿がある。42分に永瀬、46分に豊島が入室した。永瀬は黒のスーツ、豊島は紺の羽織。永瀬が盤上に駒を散らし、双方とも初形に並べていく。51分、廣森三段が振り駒を行った。永瀬の振り歩先で、結果は歩が4枚、無効駒1枚。第1局の先手は永瀬と決まった。 定刻の9時に対局開始。初手は☗2六歩だった。以下☖8四歩☗2五歩☖8五歩☗7八金☖3二金と進めば相掛かり、金を上がる前のどこかで☗7六歩と突けば角換わりになる。中村太七段は「どちらが先手になっても、角換わりが5割、相掛かりが3割、矢倉が2割」と戦型を予想していた。
永瀬王座の振り歩先、歩が4枚、無効1出て永瀬王座の先手
初手は、▲永瀬王座 2六歩、△豊島九段 8四歩
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防衛か、奪取か。
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