藤井聡太王位VS豊島将之九段｜お～いお茶杯第63期王位戦七番勝負第3局2日目

封じ手は、豊島将之九段の51手目

2022/07/21 09:07

将棋の藤井聡太王位（竜王、叡王、王将、棋聖、20）に豊島将之九段（32）にが挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負は7月21日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で第3局2日目の対局を再開した。

3連覇を目指す藤井王位と、4期ぶりの王位奪還を目指す豊島九段が激突するシリーズ。対局2日目の朝は、8時47分に初日同様、藤井王位が先に入室。豊島九段は同49分に対局場に姿を見せた。

互いに1勝1敗で迎えた第3局は、豊島九段の先手番で「角換わり」の出だしとなった。これまでの2局と異なり、本局はじっくりとした進行に。1日目は複雑で激しい中盤戦で指し掛けとなった。豊島九段が51手目に封じた手は、ABEMA中継に出演した上村亘五段（35）が「変化球」と表現した飛車寄りの一手だった。この手に投じた時間は1時間3分。本局の豊島九段にとっては最長の考慮時間だった。攻勢に立つ藤井王位がこのまま押し切るか、豊島九段が受けきって反撃を仕掛けるのか。2日目の戦いから目が離せない。

持ち時間は各8時間。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

【動画】藤井聡太王位VS豊島将之九段注目の王位戦第3局

難解な中盤戦、豊島将之九段が51手目を封じる藤井聡太王位は持ち時間を慎重に消費／将棋・王位戦七番勝負第3局

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情報源：攻勢の藤井聡太王位が押し切るか、豊島将之九段が受け切って反撃に出るか 2日目対局再開／将棋・王位戦七番勝負第3局 | ニュース | ABEMA TIMES

藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦するお～いお茶杯第63期王位戦七番勝負第3局が、7月20・21日(水・木)に兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。

第1局は豊島九段が勝ち、第2局は藤井王位が勝って本局を迎えます。

藤井王位VS豊島九段は、過去25回対戦し、藤井王位の14勝11敗です。

王位戦七番勝負の模様は、ABEMA、王位戦中継サイト及び日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。

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— kewpiehoney (@kewpie_honey) July 21, 2022

#第63期王位戦第三局は2日目の戦いが始まりました。豊島九段の封じ手は、３八飛車。立会人の福崎文吾九段は意表を突かれたようで「プロもびっくり」。副立会人の船江恒平六段は「受け一方の手なので、かなり怖い」。藤井王位は深い前傾姿勢で考えています。 pic.twitter.com/FhRDTfcwyL

— 中日新聞東京新聞将棋【公式】 (@chunichishogi) July 21, 2022

【お～いお茶杯第63期 #王位戦七番勝負第3局】#藤井聡太王位 VS #豊島将之九段

藤井聡太王位に豊島将之九段が挑戦するお～いお茶杯第63期王位戦七番勝負第3局が、7月20・21日(水・木)に兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。https://t.co/XP77VhpVKZ

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) July 21, 2022

▲豊島将之九段－△藤井聡太王位（棋譜中継）

一夜明けて対局２日目。８時15分の控室には、立会人の福崎九段と記録係の上野三段。「１日目をずっと正座で通したの？　大丈夫？」と福崎九段から労いの言葉を掛けていた。また指し手の再現について事前確認を行ってから、上野三段は先に対局室へ。入念に駒を磨き終えた８時35分、盤と駒台を磨いてから駒箱を盤の中央に置いた。その後、控室には副立会人の船江六段も立ち寄り「今日はいきなり激しい展開になりそうですね」と予想。福崎九段とともに対局室に移動を始め、８時38分に入室した。
８時47分、藤井が姿を見せた。手荷物を置き、襟元を整え、手を拭う。正面を向いたあと、駒箱の位置を微調整した。豊島は８時49分に入室。ほどなくして両対局者は一礼し、藤井が駒箱に手を伸ばした。８時53分に初形まで並べ終え、指し手の再現が始まった。記録係が棋譜を読み上げ、両対局者が50手目☖４八銀までを着手していく。
８時58分に再現が終わると、福崎九段が長机の逆側に移動。封じ手封筒２通にハサミを入れた。読み上げた封じ手は☗３八飛だ。これは封じ手予想としては棋士から挙げられなかったが、継ぎ盤検討の中にはあった変化だ。

封じ手は、豊島将之九段のの51手目