20時20分 終局
113手 8一飛まで、▲髙野智六段 の勝ち
2022/03/31 21:14
将棋の王座戦二次予選が3月31日に行われ、羽生善治九段(51)は高野智史六段(28)に敗れ、挑戦者決定トーナメント進出を逃した。本局が2021年度の最終局だったが、羽生九段は38局で14勝24敗、勝率.368と大苦戦。プロ入り以来、初の勝率5割切りとなった。なお、順位戦では来期、30期ぶりにB級1組で指すことを明言し「開幕までにコンディションを整えて迎えられたらいい」と語った。
苦しい戦いが続く2021年度は、最後まで苦しかった。過去1勝0敗の高野六段との一局は、後手番から約2年ぶりとなる三間飛車を採用。直近10局で2勝8敗と黒星が続いていたところをなんとか打開しにいったが、中盤からじりじりと差をつけられると、飛車をうまく捌き切れないまま終盤に突入。さらにリードを奪われ、投了した。これで公式戦6連敗という不振のまま今年度が終了。年度勝率は初の5割切りどころか、4割にも届かない厳しいものになった。
ただ、ファンにとってはホッとした情報もあった。今期は、順位戦A級で2勝7敗、10人中9番手に終わり、名人9期を含めて29期続けてきたA級から陥落、来期からフリークラスに転出するかという見方もあった中、来期は30期ぶりにB級1組で指すことになった。羽生九段が「昇級」を目指すという戦いを見たことがないファンも多いほどで、これが苦戦の続いたレジェンドにとっての起爆剤になるという期待もある。1期で復帰が叶えば、入れ替わるようにA級に上がった藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)との対戦、さらには名人戦でぶつかるというようなゴールデンカードへの期待も膨らむ。
タイトル99期、棋戦優勝45回、七冠独占に永世七冠。数々の大記録を打ち立ててきた羽生九段が今後、どんな復活劇を演じるか。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:羽生善治九段、苦しみの2021年度が終了 年度勝率.368と初の5割切り 順位戦は30期ぶりB級1組から巻き返しへ | ニュース | ABEMA TIMES
2022年3月31日 20時42分
将棋の羽生善治九段(51)が、名人戦につながる順位戦での対局を続ける。名人挑戦権を争うA級からB級1組に陥落し、順位戦を戦い続けるのかどうかが注目されていたが、31日に、来期はB級1組で指す意向を示した。
3月3日に最終9回戦が行われた第80期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で2勝7敗の羽生九段は10人中9位となり、名人9期を含め連続29期守ったA級以上の座からの陥落が決まった。31日の王座戦2次予選の対局後、「コンディションを整えて(B級1組の)初戦を迎えたい」と話した。
定員10人のA級は、在籍すること自体がトップ棋士の証しとなる。十八世名人の資格を持つ森内俊之九段(51)ら、A級陥落後、順位戦の対局を指さない「フリークラス」に転出する名人経験者もいたが、羽生九段は順位戦で戦う道を選んだ。B級1組の定員は13人で、2位以内の成績を残せばA級に復帰できる。
十九世名人を名乗る資格を持つ羽生九段は、通算タイトル獲得が史上最多の99期で、大台の100期まであと一つに迫っている。(村瀬信也)
情報源:将棋・順位戦A級陥落の羽生善治九段、来期も順位戦で対局へ:朝日新聞デジタル
2022/3/31 22:53
将棋の第80期名人戦順位戦で最上位のA級から初陥落した羽生善治九段(51)は31日、来期は上から2番目のB級1組でA級復帰を目指すことを明らかにした。同日の対局後、羽生九段は「(令和3年度は)反省点の多い1年だった。(順位戦については)コンディションを整えて開幕を迎えたい」と話した。
トップ棋士の証しとされるA級からの陥落は大きな意味を持つ。永世名人の資格を持つ羽生九段が、名人戦に参加しないフリークラスへ転出する道を選ぶか、注目されていた。
B級1組は第80期、13人が在籍、総当たりの12局を戦い、上位2人がA級へ昇級した。A級に負けない実力者がそろうことから「鬼のすみか」と呼ばれる。
フリークラスになっても、名人戦以外の竜王戦や棋王戦など、その他の棋戦は参加できる。
情報源:羽生九段、B級1組で再出発 将棋フリークラス転出せず – 産経ニュース
二次予選1組
情報源:第70期王座戦二次予選
羽生善治九段、苦しみの2021年度が終了 年度勝率.368と初の5割切り 順位戦は30期ぶりB級1組から巻き返しへ | ニュース | ABEMA TIMEShttps://t.co/Ny4HAyilar
— kewpiehoney (@kewpie_honey) March 31, 2022
村)31日の対局後、来期のB級1組順位戦について問われ、「開幕までにコンディションを整えて初戦を迎えたい」と話しました。13人総当たりの「鬼のすみか」での戦いぶりが注目されます。
将棋・順位戦A級陥落の羽生善治九段、来期も順位戦で対局へ :朝日新聞デジタル https://t.co/7n96EvU89G— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) March 31, 2022
村)来期B級1組順位戦の顔ぶれです(順位順)。成績上位2人がA級に昇級、下位3人がB級2組に降級します。
羽生善治九段
山崎隆之八段
千田翔太七段
屋敷伸之九段
佐々木勇気七段
三浦弘行九段
郷田真隆九段
横山泰明七段
近藤誠也七段
久保利明九段
澤田真吾七段
中村太地七段
丸山忠久九段 https://t.co/o7H74NdSb3— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) March 31, 2022
羽生善治九段 「反省点の多い1年」 来期はB級1組で現役続行 https://t.co/w0Th5slvgg
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) March 31, 2022
羽生善治九段は今年度最後の対局となる王座戦2次予選で高野智史六段に敗れ、14勝24敗で終わりました。終局後、羽生九段は「内容も結果も伴わず非常に反省点の多い1年だった。順位戦は開幕までにコンディションを整えたい」と話し、B級1組で現役を続行する意向を示しました。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) March 31, 2022
羽生善治九段、30期ぶりにB級1組で指す意思を表明 「これを糧に次の新しい年度を迎えたい」― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/OXaVO8l057
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) March 31, 2022
#将棋 の羽生善治九段が来期B級1組で指す意向を表明「開幕までにコンディションを整える」 https://t.co/5PUA7Qw8Va #芸能ニュース #ニュース pic.twitter.com/BZAybIRY1t
— スポーツ報知 (@SportsHochi) March 31, 2022
20年間の報知新聞記者生活で最後に取材した人は羽生善治九段だった。去り際に挨拶をすると「これからもよろしくお願いします」と言ってくれた。初めて会った日と全く変わらない笑顔で。私は羽生さんに惹かれ、棋士を追い始めた。今も羽生さんに惹かれ続け、棋士を追い続けている。幸運と幸福に感謝。 pic.twitter.com/Bdcd1lKu7Q
— 北野新太 (@kitano_arata) March 31, 2022
羽生善治九段が来期を順位戦B級1組で戦うことを明言。「内容も結果も伴わなかった反省点の多い1年でした。これを糧にして新しい年度を迎えたいです。(B級1組は)どんな感じかまだ想像もつかないですけど、開幕までにコンディションを整えて初戦を迎えられたら」 pic.twitter.com/n55Losbbjd
— 北野新太 (@kitano_arata) March 31, 2022
羽生善治九段は本日の対局後、来年度の順位戦B級1組参加を明言しました。「どうなるか想像がつかないクラスですが、開幕までにコンディションを整えたい」と抱負を述べました。
羽生九段はA級から陥落し、勝率3割台と苦しい1年でしたが、「対局内容の反省を生かしたい」と前を向きました。#羽生善治 pic.twitter.com/0PQqx4NtEW
— 読売竜王戦【公式】 (@yomiuri_ryuo) March 31, 2022
将棋の羽生、B級1組で再出発https://t.co/ArTerkzmFf
— 共同通信公式 (@kyodo_official) March 31, 2022
羽生善治九段、王座戦2次予選の対局後、来期も順位戦で対局を続ける意向を示しました。A級順位戦最終局の対局後には、「今期の将棋をしっかり総括しないといけない」と話していました。感想戦の最中に地震が発生し、周囲を見回していましたが、揺れが収まると再び盤面に視線を戻していました。 pic.twitter.com/a8SmT8Ntkm
— 村瀬信也 (@murase_yodan) March 31, 2022
▲高野智史六段-△羽生善治九段
20時20分 終局
113手 8一飛まで、▲髙野智六段 の勝ち
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挑戦者決定トーナメントに進出。
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