＜大幸園訪問＞関係者とヨシノザクラを植樹する藤井王将（中央）（撮影・会津　智海）
王将戦

藤井王将　第5局予定地の佐賀県上峰町で運命!?の初対面　フルネーム3文字が同じ総料理長からおもてなし― スポニチ Sponichi Annex 芸能

藤聡太郎（ふじ　そうたろう）さん

2022年2月26日 17:05

＜大幸園訪問＞関係者とヨシノザクラを植樹する藤井王将（中央）（撮影・会津　智海）
＜大幸園訪問＞関係者とヨシノザクラを植樹する藤井王将（中央）（撮影・会津　智海）

将棋の藤井聡太王将（19）＝竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠＝が26日、佐賀県上峰町で、開幕4連勝で奪取した第71期ALSOK杯王将戦7番勝負（主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社）の記念植樹に出席した。元々、渡辺明名人（37）＝棋王との2冠＝との第5局が予定された創作料理店「大幸園」でヨシノザクラを植え、その後、対局場になるはずだった和室を視察した。

昼食会場にもなった同店では運命!?の初対面を果たした。佐賀牛のサーロインとヒレの陶板焼きなどを提供してくれた、総料理長の藤聡太郎さん（34）。藤井のフルネーム4文字のうち3文字がかぶる両者は対面前からお互いを意識していた。

対局前に決着した第68期と今期を含め、5期連続7番勝負が予定された同店。指し手同様、予習復習に長けた藤井は、本紙報道などにより藤さんの存在を知っていた。もちろん藤さんも藤井が挑戦者になる日を心待ちにしてきた。

「中継ブログとかで（記事を）見たことはあった。藤井姓は多いが、自分に近い名前の方に会うことはなかったので」。笑顔を見せた藤井に対し、藤さんも「このような機会をいただき、光栄です。対局があれば出そうと準備してきたものを凝縮しました」と心からのもてなしを披露した。佐賀県を訪れるのが初めてという藤井をうまみのサーロイン、あっさりしたヒレの使い分けで「食べ比べると味わいが違っておいしかった」と堪能させた。

植樹前には「第3回上峰町子ども王将戦」を視察。県外からも訪れた参加者へ「自分ならではの指し手を工夫して」とあいさつ。「AIが強くなって答えに近いものが参照できてしまうが、工夫は大切」と思いを訴えた。

◆藤井に提供された昼食メニュー
（1）佐賀牛の陶板焼き。サーロインとヒレの2種類
（2）宮崎県産ヤマメの塩焼き
（3）鹿児島産ウナギの蒲焼き
（4）佐賀県産レンコンやつぼみ菜の天ぷら
（5）佐賀県産ブランド「いちごさん」のムース
（6）「大幸園」名物、大きな幸せのプリン
（7）ベイクドチーズケーキ

情報源：藤井王将　第5局予定地の佐賀県上峰町で運命!?の初対面　フルネーム3文字が同じ総料理長からおもてなし― スポニチ Sponichi Annex 芸能

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