藤井聡太竜王が連勝|第71期王将戦七番勝負第2局2日目

藤井聡太竜王が連勝|第71期王将戦七番勝負第2局2日目

16時15分 終局
98手 まで、△藤井聡竜王 の勝ち

封感想戦ライブ(アーカイブ)

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4:15 感想戦


2022/01/23 16:17

将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第2局が1月22、23日に行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が渡辺明王将(名人、棋王、37)に98手で勝利した。第1局も制していた藤井竜王は、これで開幕から2連勝。史上4人目、最年少での五冠達成にあと2つと迫った。

第1局は最終盤、大熱戦の末に藤井竜王が制して先勝。第2局は渡辺王将の先手で、角換わりから始まった。お互い深く研究を進めていたのか、序盤は居玉のまま早くペースで指し手が進み、先後同型の形で駒組みを整えたが、1日目の昼食休憩を挟んで両者が大長考。藤井竜王は、プロ入り後に自身最長となる2時間28分も使うなど、早々に迎えた勝負どころを見極めた。これが功を奏したか、1日目の封じ手前から形勢は藤井竜王の優勢に振れた。

明けて2日目は午前中から激しい攻防になったが、ペースは藤井竜王のまま。持ち時間の差が開くことも気にせず、積極的に時間をかけて考慮を入れると、さらにその差を拡大に成功。冬期のタイトル戦に強いことから「冬将軍」とも呼ばれる渡辺王将に、逆転のきっかけを与えない快勝を収めた。

これで藤井竜王は開幕から2連勝。渡辺王将との通算成績も10勝2敗と大きく勝ち越した。他の棋戦では、対局間隔が詰まっていることもあってか最近は黒星が増え、疲労も心配されていたが、この2日間の戦いぶりを見る限りは、全て杞憂に終わりそうなほどだ。藤井竜王があと2勝、王将奪取に成功すると、大山康晴十五世名人(五冠独占)、中原誠十六世名人(74)、羽生善治九段(51)以来、史上4人目となる五冠を、史上最年少しかも初の10代で達成することになる。次回、第3局は1週間後の29、30日、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われる。
(写真提供:日本将棋連盟)

情報源:藤井聡太竜王、第2局は快勝 開幕から2連勝で史上4人目・最年少での五冠にあと2つ/将棋・王将戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES


2022年1月23日 16:15

将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)は22、23の両日、大阪府高槻市の「山水館」で第2局が指され、挑戦者の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に98手で勝利し、シリーズ2勝目を挙げた。史上4人目の5冠達成に向けて大きく前進した。

角換わり相早繰り銀の戦型で進行した本局は、藤井竜王が52手目△8八歩で自己最長考慮時間の2時間28分を記録。対局2日目も午前中から渡辺王将を突き放してリードを奪い、持ち時間8時間のうち、1時間19分を残しての完勝で、開幕連勝を飾った。

一方、渡辺王将は王将戦初の開幕連敗を喫し、2022年公式戦3連敗となった。4連覇へ向けて、まずは一勝が期される。

3冠VS4冠の注目シリーズ第3局は、29・30日の両日、戦いの舞台を栃木県大田原市の「ホテル花月」に移して指される。

▼藤井竜王 かなり激しい展開で分からない部分も多かった。(連勝も)スコアは意識しない方がいいと思う。来週の第3局にしっかりやっていきたい。

▼渡辺王将 本局は内容も良くなかったので、もうちょっと、まともな将棋をさせるようにやっていきたい。、

情報源:藤井竜王2連勝!史上4人目の5冠へ前進 渡辺王将、王将戦初の開幕連敗 藤井竜王「激しい展開だった」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月23日 18時29分

将棋の第71期王将戦七番勝負第2局で、勝った挑戦者の藤井聡太竜王(右)と、敗れた渡辺明王将(左)=2022年1月23日午後、大阪府高槻市、日本将棋連盟提供
将棋の第71期王将戦七番勝負第2局で、勝った挑戦者の藤井聡太竜王(右)と、敗れた渡辺明王将(左)=2022年1月23日午後、大阪府高槻市、日本将棋連盟提供

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖と合わせ四冠=が渡辺明王将(37)=名人・棋王と合わせ三冠=に挑戦している第71期王将戦七番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の第2局が22、23の両日、大阪府高槻市の「山水館」で指され、藤井竜王が98手で勝ち、シリーズ成績を2勝0敗とした。史上最年少、4人目の五冠達成まで、あと2勝と迫った。第3局は29、30の両日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。

9、10の両日に静岡県掛川市で指された第1局は振り駒の結果、藤井竜王の先手番となり、「相懸かり」の戦型に。大熱戦を藤井竜王が制したが、「名局」との評判だった。

第2局では先手番となる渡辺王将の作戦が注目されたが、「角換わり」の戦型に。両者とも、右銀を素早く繰り出す「早繰り銀」という指し方を選び、1日目から激しい展開に。渡辺王将が1時間の昼食休憩をはさみ1時間8分の長考をすれば、その3手後に藤井竜王も自身最長記録となる2時間28分の長考を返すなど、力のこもった長考合戦となった。

2日目に入り、攻勢を強めた藤井竜王は、渡辺王将に粘りを許さず、押し切った。終局は23日午後4時15分。各8時間の持ち時間のうち、残り時間は渡辺王将が1時間5分、藤井竜王が1時間19分。第1局では両者ともに持ち時間をほぼ使い切り、1手1分未満で着手しなくてはならない「1分将棋」の末に決着したのとは異なる展開だった。

終局後、勝った藤井竜王は「激しい展開で、分からない局面も多かった」などと振り返り、開幕2連勝については「あまりスコアは意識しない方がいいかなと思う。また来週、第3局がある。それに向けて、しっかり準備できれば」と話した。敗れた渡辺王将は、1日目に藤井竜王が大長考の末に指した手への対応に問題があったようだとの認識を示し、「本局は、あまり内容が良くなかった。もうちょっと、まともな将棋を指せるように、やっていきたいと思います」と話した。(佐藤圭司)

情報源:藤井聡太竜王が王将戦を開幕2連勝、粘りを許さず98手で押し切った:朝日新聞デジタル


2022年1月23日 16時22分

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=が渡辺明王将(37)=名人、棋王=に挑戦している第71期王将戦七番勝負第2局が23日、大阪府高槻市の旅館「山水館」で前日から指し継がれ、後手の藤井竜王が98手で勝って開幕2連勝を飾り、史上最年少・4人目の五冠に前進した。

1日目に自身最長の2時間28分の大長考を実らせるなどして形勢を引き寄せていた藤井竜王。2日目も勝ち急がずに冷静な指し手を貫き、優位を拡大して大きな白星を手にした。

藤井竜王は故・大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段に次ぐ五冠を懸けたシリーズ。渡辺王将は4連覇とタイトル通算30期を目指す七番勝負。史上初の四冠対三冠によるタイトル戦だが、連敗となった渡辺王将は正念場を迎えた。藤井竜王がタイトル王手を目指す第3局は29、30日に栃木県大田原市で行われる。

情報源:藤井聡太竜王が渡辺明王将に2連勝 史上最年少・4人目の五冠に前進 王将戦第2局 : スポーツ報知


2022年1月23日16時20分]

王将戦7番勝負第2局2日目に臨んだ藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)
王将戦7番勝負第2局2日目に臨んだ藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)

将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が渡辺明王将(名人・棋王=37)に挑戦する、第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第2局が22、23の両日、大阪府高槻市の温泉旅館「山水館」で行われ、後手の藤井が98手で渡辺を破った。

開幕から2連勝で史上最年少5冠まであと2勝とした。王将戦7番勝負第3局は29日から栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われる。

将棋界にある8つのタイトルのうち、7つを占める「4冠×3冠」の頂上決戦。戦型は角換わり早繰り銀。1日目の夕方までに優勢を築いた藤井は、2日目も正確な指し回しで、鮮やかに寄せきった。第1局はぎりぎりの攻め合いの中、競り勝ったが、第2局は逆転のきっかけを与えない会心譜だった。

終局後、藤井は「かなり激しい展開でどうなっているか分からない局面が多かった」と振り返った。

1日目午後には渡辺が積極的に角で踏み込んできた局面で、プロ入り後、過去最大となる約2時間28分の長考をした。「8八歩で勝負しようかなと思った」と振り返った。

開幕連勝について「スコアは意識しないで、来週に第3局があるので、しっかり準備したい」と話した。

今シリーズで藤井が王将を初奪取すれば、自身最多の5タイトルを同時に保持。羽生善治九段(51)の22歳10カ月の史上最年少5冠の記録を大幅に更新し、史上初の「10代5冠」が誕生する。

情報源:藤井竜王が渡辺王将に連勝「スコア意識しない」史上最年少5冠まであと2勝 – 社会 : 日刊スポーツ


2022年1月23日17時21分

王将戦7番勝負第2局2日目に臨む渡辺明王将(日本将棋連盟提供)
王将戦7番勝負第2局2日目に臨む渡辺明王将(日本将棋連盟提供)

将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=19)が渡辺明王将(名人・棋王=37)に先勝した、第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第2局が大阪府高槻市「山水館」で行われた。22日午前9時からの2日制で始まった対局は、23日午後4時15分、98手で後手の藤井が勝ち、2連勝となった。

敗れた渡辺は、「後手8八歩(52手目)のところで、先手同金で取ったのがまずかったかもしれない。やっていろときはしょうがないかなと思っていたが、進んでいくうちに、そこを過ぎてからダメにしているように思った。封じ手の後は、だいたいこんな感じかなという手順だった。後手9七竜(80手目)から後手6七香(82手目)でもうちょっとあやがあるかなと思っていたが、ぜんぜんだめだった」と振り返った。

角換わりで始まり、初日午後はお互いに長考を繰り返した。先手の藤井に攻めかかられる形で封じ手を迎えた。2日目はさらに激しい攻めに屈した。過去6回登場している王将戦で、立ち上がりの連敗はない。立て直しが急務だ。

第3局に向けて、「本局は内容が良くなかったので、もうちょっとまともな将棋を指せるようにやっていきたい」と話していた。

第3局は来週29、30日、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われる。

情報源:渡辺明3冠、王将戦では初の連敗スタート「もうちょっとまともな将棋を」 – 社会 : 日刊スポーツ


2022年1月23日 16:35

高槻生涯学習センターで行われた王将戦7番勝負第2局第2日の大盤解説会
高槻生涯学習センターで行われた王将戦7番勝負第2局第2日の大盤解説会

渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第2局は22、23両日、大阪府高槻市の山水館で行われた。藤井竜王が開幕局に続いて勝利を収めて2勝0敗とし、5冠目のタイトル奪取まであと2勝とした。

高槻市立生涯学習センターでは前日に続いて23日も大盤解説会が開かれた。藤井竜王が勝った瞬間、対局映像をみつめていた132人のファンの大きな拍手が会場に鳴り響いた。

高槻での王将戦7番勝負開催は今期が4期連続4度目。解説会は藤井竜王が挑戦者に決まったこともあって反響が大きく、開催した高槻観光協会では今回、これまでより広いホールの会場を用意し、事前申し込み&抽選制に変更。それぞれ150人の募集に22日が465人、23日が770人とそれぞれ定員の約3倍、約5倍の申し込みがあった。

藤井竜王の地元、愛知県から駆けつけた豊橋市の主婦、鈴木みどりさん(70)は「藤井さん、強かったです。でも、渡辺さんにも頑張ってほしい。いい勝負をして、最終的には藤井さんに勝ってもらいたいですね」とエール。会場のファンらはプロ棋士の解説に耳を傾けながら、両対局者の一挙手一投足を伝える映像を食い入るようにみつめていた。

観光協会は「来年、コロナ禍が解消されていれば、もっと来ていただけるようにしたい」と話していた。

情報源:藤井竜王勝利の瞬間、競争率5倍突破のファンが大拍手 王将戦大盤解説会、地元・愛知から駆けつけた女性も― スポニチ Sponichi Annex 芸能


終局直後

□藤井竜王のインタビュー

--封じ手(58手目)で△3五銀と踏み込んだ
封じ手では、代えて△4六馬もあるかと思いましたが、本譜のように攻め合ってどうか、踏み込んでみようと思いました。

--手応えを感じた局面は
△8六飛~△7七竜(84~86手目)で、▲8二飛に△7二歩の受けが利くようになったので、読みきれてはいなかったですが、感触がいいのかなと。

--総括として
かなり激しい展開でわからないところが多かったですが、△6七香(82手目)から攻める形にできたので、少し好転したのかなという印象でした。

--結果について。
スコアは意識しないほうがいいかなと思いますし、来週の第3局に向けて、しっかり準備できればと思います。

■渡辺王将のインタビュー

--本局を振り返って
△8八歩(52手目)で▲同金と取ったのがまずかったのかもしれません。指しているときは▲同金は仕方ないのかなと思っていましたが、進んでみるとだめにしてしまっているような気がしました。桂を取らせる変化にしなければいけなかった、とあとで思いました。

--2日目の進行での反省点は
封じ手のあとは、だいたいこんな感じかなと思った手順でした。△9七竜~△6七香ならアヤがあるかなと思ったのですが全然だめだったので、△8八歩までさかのぼるのかなと。

--第3局に向けて。
本局は内容がよくなかったので、もうちょっとまともな将棋が指せるようにやっていきたいです。

情報源:ALSOK杯王将戦中継ブログ : 終局直後


渡辺明王将に藤井聡太竜王が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局が、1月22・23日(土・日)に大阪府高槻市「山水館」で行われ、藤井竜王が98手で渡辺王将に勝ち2連勝としました。

第3局は、1月29・30日(土・日)に、栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。

情報源:渡辺明王将VS藤井聡太竜王 第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局 藤井聡太竜王の勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟





七番勝負の日程


渡辺明王将-△藤井聡太竜王(毎日棋譜中継スポニチ棋譜速報

16時15分 終局
98手 まで、△藤井聡竜王 の勝ち

△2六角の局面で渡辺が投了を告げた。
以下▲2七玉△3七金▲1八玉△1七角成▲同玉△3九角▲1八玉△2八角成までの詰み。
終局時刻は16時15分。消費時間は▲渡辺6時間55分、△藤井6時間41分。
この結果、七番勝負は藤井竜王の2連勝。第3局は1月29、30日(土、日)に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われる。

 

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あと2つ・・・


  

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