藤井聡太竜王が開幕戦を制する|第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局

藤井聡太竜王が開幕戦を制する|第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局

19時27分 終局
13手まで ▲藤井聡太竜王の勝ち


2022/01/10 19:28

将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第1局が1月9、10日に行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が、渡辺明王将(名人、棋王、37)に139手で勝利、最年少五冠に向けて白星スタートを切った。

渡辺王将が三冠、藤井竜王が四冠と、史上初の「三冠 対 四冠」という将棋界の“頂上決戦”という構図で始まった王将戦の七番勝負。藤井竜王の先手で始まった一局は相掛かりで進行し、1日目に藤井竜王が意表を突く手を見せ、これに渡辺王将が長考。そこから一気に対局ペースが落ちると、藤井竜王の封じ手(47手目)までわずかな手数しか進まず、1日目を終了した。

明けて2日目も形勢は一進一退のままで中盤に入ると、両者持ち時間が1時間を切っても、微差の中でのせめぎ合いが続くことに。午後6時台に入り、両者の持ち時間が少なくなったところで、ようやく激しい戦いに入ると、1分将棋になっても形勢が互角に戻る大激戦。わずかな部分で抜け出し始めた藤井竜王が、その後も難しい将棋を正確な指し手で勝利へと突き進んだ。

藤井竜王は、昨年に棋王、王位を防衛、続いて叡王と竜王を奪取し最年少での四冠を達成。このシリーズを制すると、羽生善治九段(51)が持つ最年少五冠記録、22歳10カ月を大幅に更新、史上初の「10代五冠」を達成する。第2局は22、23日、大阪府高槻市「山水館」で行われる。先手は渡辺王将。
(写真提供:日本将棋連盟)

情報源:藤井聡太竜王、最年少五冠へ白星発進 渡辺明王将との“頂上決戦”第1局制す/将棋・王将戦七番勝負 | ニュース | ABEMA TIMES


2022/1/10 21:02(最終更新 1/10 22:29)

静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で9日から行われた第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、掛川市教委、静岡新聞社・静岡放送後援、島田掛川信用金庫、ゼロの会、掛川市、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)は10日午後7時27分、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=が139手で渡辺明王将(37)=名人、棋王=を降し、史上最年少での王将位と5冠の獲得に向け、先勝した。残り時間は藤井1分、渡辺1分。第2局は22、23の両日、大阪府高槻市の「山水館」で行われる。

3冠対4冠の「頂上決戦」にふさわしい戦いだった。持ち時間を使い果たし、双方1分将棋となる白熱の攻防が続いたが、粘り強く戦った藤井が渡辺との大熱戦を制した。

相掛かりの序盤戦からバランスの取れた進行になり、指しかけを迎えた。藤井が1時間3分考えた封じ手は3五歩(47手目)で、3筋の歩を交換して手を渡した。渡辺は7五歩(52手目)から先攻、藤井も1五歩(59手目)と端に手を付けて攻め合いの様相を呈してきたが、80手を過ぎて初めて駒台に角と歩以外の駒が乗る繊細な応酬が続いた。

夜戦に入り、ほぼ互角の形勢から、駒をうまくさばいた渡辺がやや有利な状況で最終盤に。しかし藤井も7六銀(111手目)から5七桂(113手目)と自陣に駒を打ちつけ決め手を与えない。混戦になったが、最後は4三金(133手目)から即詰みで仕上げた。

藤井が持ち味の終盤の強さを発揮して白星スタートを切ったが、渡辺も随所に強さを発揮した好局だった。第2局以降も接戦になりそうだ。【山村英樹、新土居仁昌】

少しずつ苦しいと思っていた

藤井竜王の話 少しずつ苦しいと思っていた。4三金から4五銀の形で際どく詰んでいるかなと思いました。なんとか勝つことができたので、しっかり第2局に向けて取り組んでいきたい。

最後は分からなかった

渡辺王将の話 歩が少ないので苦しめかなと思っていた。終盤はチャンスもあるかなという感じで指していたが、最後は分からなかったです。始まったばかりなので、また(しっかり)やっていきたい。

情報源:藤井が持ち味の粘り発揮 双方1分将棋の大熱戦制す 王将戦 | 毎日新聞


2022年1月10日 19:28

将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局は9、10の両日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で指され、挑戦者の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に勝利し、最年少5冠に向け好発進した。

相掛かり模様でスタートした本局は、竜王の41手目▲8六歩で王将の手がストップ。1日目の午後はスローペースでの進行となった。2日目は終盤までは微差のせめぎ合いが続く。終盤の1分将棋になっても激しいねじり合いを演じたが、最後は藤井竜王が139手で掛川対局で過去6度全勝だった渡辺王将に初めて土をつける結果となった。

対局を終え藤井竜王は「(51手目の)▲4六銀の格好があまり良くなくて、苦しいのかなと思っていた」と話し、終盤の大熱戦についても「いろいろミスがあったと思う。分からないままやっていた(手応えを感じたのは133手目の)▲4五銀のあたりで詰んでいるのかなと思った」と苦しい戦いを振り返った。次局に向けては「第1局に勝つことができたので、しっかり第2局に向けて準備したい」と一息ついた。

3冠VS4冠の注目シリーズ第2局は、22・23日の両日、大阪府高槻市の「山水館」に戦いの舞台を移して指される。

情報源:藤井竜王、王将戦七番勝負壮絶ねじり合い制し先勝!最年少5冠へ好発進 渡辺王将“無敗の地”で敗れる― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月10日 19:32

将棋の第71期ALSOK杯王将戦七番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局は9・10の両日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で指され、挑戦者の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖との4冠)が渡辺明王将(37=名人、棋王との3冠)に勝利し先勝を飾った。

<勝者この一手>

藤井竜王が終局後に選んだ一手は、最終盤の131手目▲4五桂だった。

「最後の最後のところ。一分将棋でずっとわからないまま指していたが、4五桂と銀入りのタイミングで飛ぶことができた。

形勢はともなくながら、流れをつかむことができたかなと思います」

情報源:勝者この一手「▲4五桂」【棋譜速報】第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局 藤井聡太竜王VS渡辺明王将― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月10日 20:01

<王将戦第1局第2日>渡辺王将との対局を終え大盤解説会場であいさつする藤井竜王(中央)
<王将戦第1局第2日>渡辺王将との対局を終え大盤解説会場であいさつする藤井竜王(中央)

将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局は9、10の両日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で指され、挑戦者の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に勝利し、最年少5冠に向け好発進した。終局後には市内で行われている大盤解説会場に両者が訪れ、熱戦を見守ったファンの前で挨拶した。

開幕局から大熱戦となった本局。終局からわずかな時間だっただけに、両者の声はかすれている。王将戦初白星を飾った藤井竜王は、「終盤はよくわからなかったです。本日はご来場いただいて、ありがとうございました」とマイク越しにようやく聞き取れる声で挨拶した。

一方、破れた渡辺王将は「いろいろあったんでしょうけど、最後は桂馬が跳ねる手が見えてなかった。金を打って取らせる間に何かしようと思ったんですけど、金渡しちゃったので良くなかったかな。あ、終わります」と渡辺らしくファンの熱視線に応えていた。

情報源:大盤解説会場でファンに挨拶 藤井竜王「終盤よくわからなかった」渡辺王将「桂馬が跳ねる手が…」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月10日 20:06

熟考する藤井竜王
熟考する藤井竜王

将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局は9、10の両日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で指され、挑戦者の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に139手で勝利し、最年少5冠に向け好発進した。

終盤まで激しい攻防戦となった第1局。最後はしびれる1分将棋を制した。勝利で対局を終えた藤井竜王は、いつも通り表情を変えず「(51手目の)▲4六銀の格好があまり良くなくて、苦しいのかなと思っていた」と話し、終盤の大熱戦についても「いろいろミスがあったと思う。分からないままやっていた(手応えを感じたのは133手目の)▲4五銀のあたりで詰んでいるのかなと思った」と苦しい戦いを振り返った。次局に向けては「第1局に勝つことができたので、しっかり第2局に向けて準備したい」と一息ついた。

3冠VS4冠の注目シリーズ第2局は、22・23日の両日、大阪府高槻市の「山水館」に戦いの舞台を移して指される。

情報源:藤井聡太竜王 手応えを感じたのは133手目「4五銀のあたりで詰んでいるのかなと」王将戦七番勝負先勝― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月10日 20:22

熟考する渡辺王将
熟考する渡辺王将

将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局は9、10の両日、静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で指され、挑戦者の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に139手で勝利し、最年少5冠に向け好発進した。

対局を終えた渡辺王将は「歩が少ないので苦しめだと思っていた。終盤にチャンスがあると思って指していたが、最後分からなかった」と激しいせめぎ合いからの1分将棋の激闘を振り返った。

無敗の地・掛川での初黒星となったが「まだ始まったばかりなので(どうとかではなく)やっていきたい」と前を見据えた。

3冠VS4冠の注目シリーズ第2局は、22・23日の両日、大阪府高槻市の「山水館」に戦いの舞台を移して指される。

情報源:渡辺明王将「終盤にチャンスがあると思って指していたが…」掛川不敗伝説終止符も「まだ始まったばかり」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局、1月9・10日(日・月祝)は、渡辺明王将VS藤井聡太竜王 戦が静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で行われ、藤井竜王が139手で渡辺王将に勝ち開幕戦を制しました。

第2局は、1月22・23日(土・日)に、大阪府高槻市「山水館」で行われます。

情報源:渡辺明王将VS藤井聡太竜王 第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局 藤井聡太竜王が開幕戦を制する|将棋ニュース|日本将棋連盟





終局後のインタビュー


感想戦

感想戦(天カメ)


七番勝負の日程

王将戦日程表
王将戦日程表

藤井聡太竜王-△渡辺明王将(毎日棋譜中継スポニチ棋譜速報棋譜DB

19時27分 終局
13手まで ▲藤井聡太竜王の勝ち

この局面で渡辺が投了した。王将史に残る熱戦だった。終局時刻は19時27分。消費時間は、▲藤井7時間59分、△渡辺7時間59分(持ち時間は各8時間)。投了以下は△5五玉▲4四銀△5四玉▲5三銀成△5五玉▲4七桂で詰み。第2局は1月22、23日(土、日)に大阪府高槻「山水館」で行われる。

 


 

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