将棋の第71期王将戦七番勝負第1局を前に会見した左から渡辺明王将、藤井聡太竜王=静岡県掛川市

藤井聡太竜王の最年少五冠なるか 渡辺明王将に挑む七番勝負が開幕へ

前日記者会見



2022年1月8日 19時03分

王将戦七番勝負の開幕を前に記者会見に臨んだ渡辺明王将(左)と挑戦者の藤井聡太竜王=2022年1月8日午後、静岡県掛川市、村上耕司撮影
王将戦七番勝負の開幕を前に記者会見に臨んだ渡辺明王将(左)と挑戦者の藤井聡太竜王=2022年1月8日午後、静岡県掛川市、村上耕司撮影

藤井聡太竜王(19)が渡辺明王将(37)に挑戦する将棋の第71期王将戦七番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)が9日、静岡県掛川市で開幕する。王位・叡王・棋聖と合わせて四冠の藤井竜王は、将棋界で史上4人目、最年少での五冠達成がかかる。

渡辺王将は名人と棋王を合わせて三冠を保持する。将棋界の全8タイトルのうち七つを占める両者の対決はまさに頂上決戦だ。これまでの対戦成績は藤井竜王が8勝、渡辺王将が2勝。タイトル戦で2人は、2020年と21年の棋聖戦五番勝負で戦い、いずれも藤井竜王が制した。棋聖戦は持ち時間が4時間の1日制だったが、王将戦は持ち時間8時間の2日制。両者による2日制の対戦は初めて。

両者は開幕を控えた8日、第1局が行われる同市で記者会見に臨んだ。藤井竜王は「先月から今月にかけて王将戦を意識して序盤の研究などに取り組んできた。持ち時間が8時間と長いので、一手一手集中してしっかり指せれば」、渡辺王将は「藤井さんは非常に勢いがあって、昨年はタイトルを増やされている。当然ながら厳しい相手。タイトル戦は昨年の棋聖戦以来だが、この半年間取り組んできたことを出せればと思う」と話した。

これまでの五冠達成者は22歳10カ月で達成した羽生善治九段(51)、30歳5カ月の中原誠十六世名人(74)、39歳10カ月の故大山康晴十五世名人の3人。(村上耕司)

情報源:藤井聡太竜王の最年少五冠なるか 渡辺明王将に挑む七番勝負が開幕へ:朝日新聞デジタル


2022/01/08 18:44

将棋の第71期王将戦七番勝負第1局を前に会見した左から渡辺明王将、藤井聡太竜王=静岡県掛川市
将棋の第71期王将戦七番勝負第1局を前に会見した左から渡辺明王将、藤井聡太竜王=静岡県掛川市

将棋の藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=が渡辺明王将(37)=名人・棋王=に挑む第71期王将戦七番勝負第1局が9日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で指される。

史上初の四冠と三冠のタイトル戦での激突。両対局者が市内で行われた前日会見に出席した。

藤井四冠は掛川城の天守閣が見える対局場の印象について、「落ちついた対局場だなと思いました。掛川は初対局なのでフラットな気持ちで全力を尽くしたい」と笑顔。

初めての冬のタイトル戦で五冠を目指すが、「数自体は意識することはないと思っている。非常に注目していただいているので、それにふさわしい将棋にできれば。気温や体調には気を付けながらできればなと思っています」と意気込んだ。

4連覇がかかる渡辺王将は、王将戦第1局の掛川対局は無敗で「今まで非常に縁起がいい。良いイメージを持って臨めればと思う」。タイトル戦で3度目の顔合わせとなる藤井四冠とは初めての2日制対局で、「アドバンテージではない。藤井さんは非常に勢いがあり、タイトルを増やされている厳しい相手。棋聖戦から半年間で取り組んできたことが出せれば」と気を引き締めていた。

情報源:藤井聡太四冠、五冠目指す王将戦を前に「フラットな気持ちで」 9日から掛川で第1局/将棋 – サンスポ


2022年1月8日 17時30分

写真撮影に臨む渡辺明王将(左から2人目)と藤井聡太竜王(同3人目)
写真撮影に臨む渡辺明王将(左から2人目)と藤井聡太竜王(同3人目)

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=が渡辺明王将(37)=名人、棋王=に挑戦する第71期王将戦七番勝負が9日から静岡県掛川市内で開幕する。8日、同市内入りした両者は対局場検分や記者会見に臨んだ。

渡辺王将は「いよいよ始まるなという気持ちです。藤井さんは勢いがあって昨年もタイトルを増やした厳しい相手。(昨年の)棋聖戦以来ですけど、半年空いたので取り組んで来たことを出せたらと思います」と抱負。藤井竜王は「非常に注目していただいているシリーズなので、応えられる内容のシリーズにしたいです。2日制なので一手一手しっかり考えて良い内容にできたら」と語った。

藤井竜王は故・大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段に次ぐ史上4人目の五冠を懸けたシリーズに、渡辺王将は4連覇とタイトル通算30期を目指す七番勝負になる。四冠対三冠によるタイトル戦は初めて。頂上決戦となる。

渡辺王将は過去、掛川での対局は6戦全勝。また、藤井竜王との対戦成績は2勝8敗と苦戦しているが、直近の対局では勝利している。良いイメージで臨める場所で先勝を狙う。

不敗の地で藤井戦に臨むことについて渡辺王将は「5局以上続いて縁起が良い場所なので、いいイメージを持って臨めると思います」と抱負。藤井竜王は質問を受け「今、初めて伺ったのですが、あまりうれしくないことを聞いてしまいました」と笑顔を見せつつ「自分自身は今回、掛川は初対局になりますので、フラットな気持ちで全力を尽くしたいと思います」と語った。

両雄は過去2度、タイトル戦で対戦があり藤井竜王が2勝。2020年の棋聖戦五番勝負では渡辺棋聖に挑戦して3勝1敗で制し、初タイトルを獲得。翌21年の棋聖戦五番勝負では渡辺名人の挑戦を受け、3勝0敗でタイトル初防衛を果たした。

3度目の今回は持ち時間各8時間の2日制対局。棋聖戦の持ち時間各4時間の1日制対局とは大きく異なる。藤井竜王は過去2度の王位戦七番勝負で「持ち時間8時間の2日制」を経験しているが、棋界随一の戦略家として知られる渡辺王将だけに、新たな秘策を用意していることは間違いない。

情報源:藤井聡太竜王、渡辺明王将の掛川不敗神話に「うれしくないことを聞いてしまいました」…王将戦9日開幕 : スポーツ報知


2022年1月8日 18:43

<王将戦第1局前日>記念写真に納まる(壇上左から)渡辺王将と藤井竜王(撮影・会津 智海)
<王将戦第1局前日>記念写真に納まる(壇上左から)渡辺王将と藤井竜王(撮影・会津 智海)

渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局(静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」)の前日会見が8日、市内で行われた。対局者の一問一答。

<渡辺王将の一問一答>

―対局室の印象
「掛川対局に関してはこれまで、5局以上指してしている中で数少ない縁起のいい場所。いいイメージで臨めると思う」

―7番勝負の戦い方
「藤井さんは非常に勢いがあって、昨年はタイトルも増やされた。当然ながら厳しい相手。藤井さんとのタイトル戦は昨年の棋聖戦以来だが、半年ほど空いた。その間に取り組んできたことを出せれば」

―過去2回の藤井竜王とのタイトル戦の違い
「2日制で藤井さんと戦うのは初めてだが、それは全然自分のアドバンテージでは無い。どういうペース、流れで進むのかとかは明日やってみてなんとなく捉えて、2局目以降につながっていくような内容にしたい」

―藤井竜王のどんなところが厳しいか
「昨年の棋聖戦はストレート負け。藤井さんはまだ10代で、これからも進化する。新しい技術もでてきている中で、若い人を迎え撃つのはなかなか大変」

―4冠対3冠の対戦となる今タイトルの位置づけ
「複数冠のタイトルを持ち合ったタイトル戦が初めてというのは、言われてから気付いた。そういった点で非常に注目度が高い。そういう期待に応える将棋を指さないと行けないという責任感、緊張感はあります」

<藤井竜王の一問一答>

―対局場の印象
「掛川を訪れるのは今回が初めて。先ほど検分で天守も近くに見え、すごく落ち着いた良い雰囲気の対局場だと思いました」

―4冠対3冠による対局の意気込み
「タイトルの数自体は意識しないけど、王将戦注目していただいているシリーズ。ふさわしい将棋にしたい。公式戦の対局は久しぶりで、持ち時間も8時間と長い。冬のタイトル戦も初めてです。気温や体調に気をつけながらやっていきたい」

―他のタイトル戦と王将戦の準備の違い
「先月から今月にかけては公式戦がなかったので、王将戦を常に意識。王将戦に向けてある程度序盤の研究もしていました」

―渡辺王将について
「渡辺王将と2日制で戦うのは今回初。対局を見ていてもタイムマネジメントが上手い印象で、特に2日制では封じ手のタイミングもある。そのあたりも対応しないといけない。さらに、序盤の定跡やその後の展開も含めて上手く流れをコントロールされている。そういうところは自分にはない力だと感じています」

―渡辺王将が掛川での勝率高いことについて
「今初めてそれを伺ったんですけど、あまり嬉しくないことを聞いてしまいました(笑い)フラットな気持ちで対局に臨みたいです」

情報源:渡辺王将「責任感と緊張感」、藤井竜王「王将戦を常に意識」王将戦掛川対局前日会見― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月8日20時24分

将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=18)が年明け早々から大一番に臨む。

渡辺明王将(名人・棋王=37)に挑戦する「第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局」が9日からの2日制で、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で始まる。決戦開始前日の8日、両者は現地入り。対局会場の検分や会見、同市内のホテルに移動しての前夜祭などの行事をこなした。

掛川初見参の藤井は会見で、「天守が近くに見えて、落ち着いて良い雰囲気の対局場だと思いました」と印象を述べた。約1カ月、公式戦から遠ざかっているが、初戦を意識して序盤の研究などをしてきたという。

一昨年、昨年と1日制の棋聖戦5番勝負で渡辺とは戦っているが、2日制7番勝負では初対決。過去の対決は8勝2敗と大きくリードしている。「これまでとは違った強さを感じることになると思います。それにしっかり対応したい」。

迎え撃つ渡辺が王将戦掛川対局で6戦6勝というデータを示されると、「あまりうれしくないことを聞きました」と苦笑いした。瞬時に「フラットな気持ちで全力を尽くしたい」と切り返した。

今年の将棋界を占う注目のシリーズで、史上最年少5冠がかかる。「自分自身、タイトルの数を意識することはない。1手1手しっかり深く考えて、注目していただいているシリーズにふさわしい将棋ができるようにしたい」と、抱負を語った。

掛川市は、戦国武将の山内一豊が関ケ原の戦いに際して、徳川家康率いる東軍に居城を明け渡して勝利に貢献した。この功績により、一躍土佐(現高知県)一国を与えられる出世につなげた。一豊を主人公にした司馬遼太郎の小説「功名が辻」ではないが、ここで功名を上げ、盟主交代と5冠達成の足掛かりを築く。(赤塚辰浩)

【城と将棋】17世紀の江戸時代から、江戸城御黒書院(おんくろしょいん)で徳川歴代将軍を前にして年に1回、対局が行われていた。8代将軍徳川吉宗の時代になって、「御城将棋は11月17日」と定められた。

日刊スポーツが女流王将戦を主催していた1997年(平9)には、宮城県白石市の白石城天守閣で午前の対局(午後は同市内のホテルに移動)だけ開催した。最近では09年名人戦を熊本城(熊本市)、18年竜王戦を福知山城で行った例などがある。

このほか、京都・仁和寺(にんなじ)や千葉・成田山新勝寺といったお寺、茨城・鹿島神宮や都内の東郷神社、神田明神などの神社、昨年藤井が棋聖を防衛した「沼津御用邸東附属邸第1学問所」、能楽堂や料亭、茶室など、和文化にふさわしい対局場をタイトル戦で用意することがある。

情報源:藤井聡太竜王「うれしくないことを聞きました」5冠目かけた王将戦9日開幕 – 社会 : 日刊スポーツ


2022年1月8日20時32分

将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=18)が年明け早々から大一番に臨む。渡辺明王将(名人・棋王=37)に挑戦する「第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局」が9日からの2日制で、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で始まる。

◇   ◇   ◇

○…王将戦4連覇を目指す「冬将軍」渡辺に最強の難敵が挑戦してきた。昨年7月に棋聖戦で敗れてから約半年、藤井対策は準備してきた。「成果がどれくらい出せるか見てみたい」。掛川対局は6戦6勝。「数少ない縁起のいい場所で、いいイメージを持って臨める」と言う。タイトルを争うためには避けては通れない相手に、「1局目を戦ってみて、2局目以降につながっていく将棋にしたい、プロ野球もJリーグもオフシーズンなので、1面を飾れるように今まで培ってきたことを生かしたい」と決意を述べた。

【城と将棋】17世紀の江戸時代から、江戸城御黒書院(おんくろしょいん)で徳川歴代将軍を前にして年に1回、対局が行われていた。8代将軍徳川吉宗の時代になって、「御城将棋は11月17日」と定められた。

日刊スポーツが女流王将戦を主催していた1997年(平9)には、宮城県白石市の白石城天守閣で午前の対局(午後は同市内のホテルに移動)だけ開催した。最近では09年名人戦を熊本城(熊本市)、18年竜王戦を福知山城で行った例などがある。

このほか、京都・仁和寺(にんなじ)や千葉・成田山新勝寺といったお寺、茨城・鹿島神宮や都内の東郷神社、神田明神などの神社、昨年藤井が棋聖を防衛した「沼津御用邸東附属邸第1学問所」、能楽堂や料亭、茶室など、和文化にふさわしい対局場をタイトル戦で用意することがある。

情報源:藤井聡太4冠と対戦の渡辺明王将「1面飾れるように」半年かけた対策実るか – 社会 : 日刊スポーツ




渡辺明王将-藤井聡太竜王

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