朝日杯将棋、プロアマ１８１人の頂点は　１０日に開幕：朝日新聞デジタル

服部慎一郎四段－神内行人アマ、高田明浩四段－福間健太アマ
上記2対局は、ABEMAで10日に中継アリ

2021年7月5日 16時30分

第１５回朝日杯将棋オープン戦（朝日新聞社主催）が１０日、開幕する。棋士１６８人にアマ代表１０人、女流棋士３人の計１８１人が出場し、頂点をめざす。

３度目の優勝を遂げた藤井聡太二冠をはじめ、渡辺明名人、三浦弘行九段、西田拓也五段の前回４強と、タイトル保持者の豊島将之竜王、永瀬拓矢王座、ＮＨＫ杯戦優勝の稲葉陽（あきら）八段、さらに佐藤天彦九段の計８人は本戦シード。前回本戦出場者と順位戦上位者の計１６人が２次予選にシードされる。残る１５７人が１６ブロックに分かれて１次予選を戦う。予選から決勝まで持ち時間各４０分で、切れたら１手１分。

女流棋士は里見香奈女流四冠、西山朋佳女流三冠、山根ことみ女流二段が出場。アマ代表は、３月にあった第４３回朝日アマチュア将棋名人戦全国大会の８強と横山大樹（だいき）・朝日アマ名人、学生代表の齋藤玲緒さんが出場し、１次予選１回戦で四段の新鋭プロに挑む。プロアマ戦１０局のうち５局が１０日に大阪・関西将棋会館で行われる。（村上耕司）

■プロアマ戦組み合わせ

【７月１０日】

15組：服部慎一郎―神内行人（棋譜中継）

16組：冨田誠也―山岸亮平（棋譜中継）

11組：古賀悠聖―竹田健人（棋譜中継）

10組：石川優太―齋藤玲緒（棋譜中継）

13組：高田明浩―福間健太（棋譜中継）

【対局日未定】

渡辺和史―菊地裕太

14組：折田翔吾―横山大樹

6組：谷合廣紀―奥村龍馬

8組：井田明宏―浅倉孝幸

3組：伊藤匠―小林康太郎

（左がプロ四段、右がアマ）