棋聖戦第1局で対戦する藤井聡太(右)と渡辺明(左)。中央は立会人の深浦康市=2020年6月8日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供

(大志 藤井聡太のいる時代)戴冠編:3 終盤の鋭い踏み込み、棋士たちはどよめいた:朝日新聞デジタル

ほぉ・・・


2021年5月16日 5時00分

棋聖戦第1局で対戦する藤井聡太(右)と渡辺明(左)。中央は立会人の深浦康市=2020年6月8日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供
棋聖戦第1局で対戦する藤井聡太(右)と渡辺明(左)。中央は立会人の深浦康市=2020年6月8日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供

挑戦権獲得からわずか4日後の2020年6月8日。藤井聡太(18)は、初めてのタイトル戦の開幕を迎えた。第91期棋聖戦五番勝負の第1局。相手は三冠の渡辺明(37)だ。

この対局は、4月に出た緊急事態宣言が明けた直後のタイトル戦でもあった。立会人の深浦康市(49)は特別な緊張感を持って臨んだ。「5月下旬に立会人を依頼されてからは、いつも以上に自分の行動に気をつけた。対局室の換気など、当日の感染対策にも気を配った」

他にも気がかりなことがあった。かつて自分が和服を着て対局に臨んだ際、帯の結び方を忘れて焦ったことがある。立会人として、藤井をサポートする必要があるかもしれない――。

しかし、当日朝に現れた藤井はスーツ姿だった。挑戦が決まってから日が浅く、和服の所作を習得する時間がなかったためだ。「あの時は拍子抜けしました」。深浦は苦笑しながら、そう振り返る。

先手の藤井の誘導で、互いに玉を固め合う「相矢倉」の戦いになった。終盤で藤井が見せた鋭い踏み込みに、検討室の棋士たちはどよめいた。深浦は言う。「自分の弟子が指したら怒ってしまいそうな、危なっかしい手でした」。だが、藤井のこの判断は正しかった。最後は渡辺の「王手攻撃」をかわして勝利。後に「名局賞」に選ばれる熱戦だった。

対局を振り返る感想戦は通常、1時間程度行われるが、感染防止への配慮からこの日は20分ほどで終了した。深浦は、藤井の気負いのない振る舞いが印象に残ったという。「これからも、こういう場にいるのが当たり前になるのでしょうね」

感想戦を終えた藤井は記者会見に臨んだ。タイトル獲得に近づいたことを問われると、「まだまだ始まったばかりなので、第2局以降もしっかり指せれば」。スリリングな内容とは裏腹に、質問に対する受け答えはいつも通り落ち着いていた。=敬称略(村瀬信也)

◆毎週日曜に掲載します。

情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)戴冠編:3 終盤の鋭い踏み込み、棋士たちはどよめいた:朝日新聞デジタル



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