永瀬王座、お待たせ1勝！カド番残った“現役最強”渡辺王将相手に2日目ワンサイドゲーム – スポニチ Sponichi Annex 芸能

「たっぴくん」ってなんぞや

2021年2月15日 05:30

立飛ホールディングスのキャラクターたっぴくん、たっぴちゃんを抱き、R－HM型軽飛行機の前でポーズを決める永瀬王座（撮影・吉田　剛）

◇スポニチ主催　第70期王将戦7番勝負第4局第2日（2021年2月14日　東京都立川市・SORANO　HOTEL）

開幕3連敗でカド番に追い込まれた挑戦者・永瀬拓矢王座（28）が待望の1勝を挙げた。勝てば3連覇が決まる渡辺明王将（36）＝名人、棋王との3冠＝に113手で快勝。シリーズ成績は1勝3敗となり、決着は第5局以降に持ち越された。終局時間は午後6時1分。

重圧から解放された永瀬の声は心なしか上ずっていた。「全体的に手が広く、難しい将棋。いいと思ったのは最後の方でした」。現役最強の呼び声高い渡辺に臆することなく立ち回り、特に第2日はほぼワンサイドゲーム。軍曹の異名を持つ鬼才が4局目にして1勝を返し、控えめに笑みを浮かべた。

第1日の指し掛け直前に披露した65手目▲4四桂で、すでに渡辺を「完全にうっかりしていた」としびれさせていた。封じ手以降は1手ごとに少しずつリードを広げる展開。95手目の▲7三銀不成は桂を補充してフィニッシュにつなげたばかりか、成らなかったことで万が一の自王上部脱出時に備える念の入りようだ。

締めの最終盤、実は背筋も凍るような筋もあった。103手目に▲3五角と寄せる選択をした場合、なんと逆王手をくらって頓死する。だが永瀬は冷静に2分考えて正着の▲2六銀。ソフトの表示は圧倒的優勢でも「分岐があるので」と長考を辞さない慎重さが初勝利を呼び込んだ。

「一局でも多く（渡辺に）教えていただきたい。第5局もいい準備をしていい将棋を指したいです」

敗れた渡辺は、むしろさばさばとした表情を浮かべた。「第1日の早い段階で失敗してしまった。第2日は寄せ合いの形にはなりましたが、基本的には（攻め手が）足りなかった」。王将戦こそ初黒星だが、公式戦ではこれで3連敗だ。自身初の3連覇、通算5期目の王将位を目指す戦いは佐賀→島根の西日本シリーズへとなだれ込む。（我満　晴朗）

《佐藤会長、来期登場“予言”》立会人の谷川浩司九段と、日本将棋連盟の佐藤康光会長によるオンライン座談会が立川市内で実施された。2人は王将経験者。95年に王将だった谷川は阪神大震災を経験し「2局目の直前で1カ月半ほどホテルを拠点にしながら戦った」と振り返った。一方、佐藤は51、61期でタイトルを奪取しており「来期は71期。予選はまだ戦っていないけど、ひょっとして…」と10年周期の登場を“予言”した。

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— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) February 14, 2021

吉カメ「カッコイイ感じで撮りたいと思います！ジ〇リの紅の」
永「（かぶせぎみに）豚ですね!!」

記「これは…🤔（①トリ🦜→③ウシ🐄→④ブタ🐖）……（あーそーゆーことね完全に理解した）💡」

（②は┌|∵|┘💛）

— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) February 15, 2021