第14回朝日杯将棋オープン戦準決勝 三浦弘行九段 vs 西田拓也四段
三浦九段の振り歩先、歩が3枚で三浦九段の先手
初手は、▲三浦九段 7六歩、△西田四段 3四歩
現地大盤解説
解説者:木村一基九段
解説者:杉本昌隆八段
聞き手:鈴木環那女流三段
聞き手:山口恵梨子女流二段
2021.02.11 12:34
将棋の朝日杯将棋オープン戦・準決勝が2月11日に行われ、三浦弘行九段(46)が西田拓也四段(29)に125手で勝利した。三浦九段は、午後2時から藤井聡太王位・棋聖(18)と決勝で対戦する。
各棋戦で活躍を続ける実力者・三浦九段は、プロ3年目で勝ち上がってきた西田四段の三間飛車に対して、居飛車穴熊を選択。大駒の交換を経て5筋を攻めの起点とすると、粘る相手の駒を確実に剥がし、美濃囲いを攻略。自陣の堅さも活かして、力強く勝ち切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:三浦弘行九段、西田拓也四段下し決勝進出 初優勝かけて午後2時から藤井聡太王位・棋聖と決勝/将棋・朝日杯(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:三浦弘行九段、西田拓也四段下し決勝進出 初優勝かけて午後2時から藤井聡太王位・棋聖と決勝/将棋・朝日杯 【ABEMA TIMES】
2021年2月11日 15時13分
三浦弘行九段が西田拓也四段に勝ち、朝日杯では自身初の決勝へ――。11日午前、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで指された第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催、東海東京証券、ローソン協賛、ABEMA特別協力)準決勝の三浦九段―西田四段戦は、中盤で優位をつかんだ三浦九段が勝ちきった。
振り駒の結果、先手は三浦九段。後手番の西田四段は得意の三間飛車に振り、三浦九段が自玉を穴熊に囲う展開。序中盤について西田四段は「後手番としては、まずまず」、三浦九段も「苦しくしてしまったかと思っていた」。形勢を両者とも、難解とみていたという。三浦九段は西田四段のことを「切れ味鋭い将棋」とみていたという。
図は、三浦九段が▲5二香成と指した局面。西田四段が「チャンスがありそう」と思っていた局面だ。感想戦では、①△5二同金▲同飛成△6一銀打、②△6九銀、③△5二同金▲同飛成△6九銀などの変化が検討されていた。
本譜は西田四段が△4三銀を選択し、以下▲3三飛成(角を入手)△同角▲6一成香(金を入手)△同銀▲5三金△5二銀打▲5四歩と進行したが、「▲5四歩と垂らした、この局面は自信がありました」と三浦九段。相手の金をはがせたのが大きいという。西田四段も「▲5四歩の局面は、つらいと感じていました。図で、なにかあるはずと思っていたのですが、局面のバランスをとる順を発見できませんでした」。両者、図より前の局面にさかのぼって、検討を進めていた。
リードを奪った三浦九段は、その後も、戦いの中で自玉の穴熊に金を補強するなど、手堅い指し手を進め、勝ちきった。
感想戦の最後に、決勝の相手は藤井聡太二冠と知らされ、三浦九段は「藤井二冠戦は久しぶりですね。棋歴は私の方が長いですが、朝日杯では藤井さんは素晴らしい成績を残されていて、きっと思い入れがある棋戦でしょう。厳しい相手ですが、気を引き締めて、対局したい」と話した。
一次予選から勝ち上がった西田四段の快進撃は準決勝で惜しくも止まってしまったが、ベスト4入りで、来期は本戦にシードされる。感想戦後のミニインタビューで西田四段は「最後は差がついてしまいましたが、そこは実力で(仕方ない)。ただ、自分としては後悔が残るような将棋ではなかった」と、さわやかに話した。(佐藤圭司)
情報源:三浦九段、穴熊に金を補強 手堅い指し手で初の決勝進出:朝日新聞デジタル
本選トーナメント
三浦弘行九段、西田拓也四段下し決勝進出 初優勝かけて午後2時から藤井聡太王位・棋聖と決勝/将棋・朝日杯 https://t.co/xK7kczSHrk
— kewpiehoney (@kewpie_honey) February 11, 2021
村)朝日杯将棋オープン戦準決勝、三浦弘行九段が西田拓也四段に勝って決勝に進出しました。三浦九段は初優勝を目指します。1次予選から勝ち進んだ西田四段の快進撃は、ここでストップです。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 11, 2021
朝日杯準決勝 三浦九段、125手で西田四段に勝利! 決勝は渡辺王将―藤井2冠の勝者と― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://t.co/rqZCOCqrHo
— スポニチ王将戦【公式】 (@sponichi_ohsho) February 11, 2021
▲三浦弘行九段 vs △西田拓也四段(棋譜DB)
三浦九段の振り歩先、歩が3枚で三浦九段の先手
初手は、▲三浦九段 7六歩、△西田四段 3四歩
125手 2一飛成まで、▲三浦九段 の勝ち
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14時から対局開始
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- 朝日杯将棋オープン戦 |棋戦|日本将棋連盟
- 朝日杯将棋オープン中継サイト
- 第13回 朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局|朝日新聞デジタル
- 第14回朝日杯将棋オープン戦中継|本戦トーナメント:朝日新聞デジタル
14時から決勝。
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