西田拓也四段、快進撃!深浦康市九段下しベスト4最後の1枠ゲット/将棋・朝日杯

西田拓也四段がベスト4進出|深浦康市九段 vs 西田拓也四段|第14回朝日杯 本戦トーナメント

第14回朝日杯 本戦トーナメント深浦康市九段 vs 西田拓也四段
深浦九段の振り歩先、と金が3枚で▲西田四段の先手
初手は、▲西田四段 7六歩、△深浦九段 8四歩


勝利者インタビュー:西田拓也四段


2021.01.29 20:44

将棋の朝日杯将棋オープン戦・本戦トーナメント準々決勝が1月29日に行われ、西田拓也四段(29)が深浦康市九段(48)に109手で勝利した。2017年4月にプロ入りした西田四段は、同日行われた1回戦でも前年覇者の千田翔太七段(26)に勝利。実力者を2局続けて破り、ベスト4入りを果たした。

五段以下の棋士としては唯一、16人の本戦に進んでいた西田四段だったが、午前中に行われた千田七段との対局に勝利し勢いづくと、2局目となった深浦九段との一局でも躍動。先手番から四間飛車を用いて、深浦九段の居飛車と対抗形に臨んだ。終盤には一時リードを許したものの、大駒2枚による相手の攻めをうまくかいくぐり反撃開始。諦めない深浦九段の最後の粘りも振り切った。

今期の朝日杯はこれでベスト4が出揃い、渡辺明名人(棋王、王将、36)と藤井聡太王位・棋聖(18)、三浦弘行九段(46)と西田四段がそれぞれ準決勝で対戦。勝者同士が同日に決勝も行う。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太王位・棋聖が2連覇した棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:西田拓也四段、快進撃!深浦康市九段下しベスト4最後の1枠ゲット/将棋・朝日杯(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:西田拓也四段、快進撃!深浦康市九段下しベスト4最後の1枠ゲット/将棋・朝日杯 【ABEMA TIMES】


2021年1月29日 20時45分

朝日杯将棋オープン戦で4強入りを決めた西田拓也四段=2021年1月29日、東京都渋谷区、村上耕司撮影
朝日杯将棋オープン戦で4強入りを決めた西田拓也四段=2021年1月29日、東京都渋谷区、村上耕司撮影

第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が29日、東京都渋谷区のスタジオで指され、西田拓也四段(29)が1、2回戦を勝って準決勝に進み、ベスト4が出そろった。準決勝と決勝は2月11日に東京・有楽町朝日ホールで行われる。準決勝で西田四段は三浦弘行九段(46)と、渡辺明名人(36)=棋王・王将と合わせ三冠=が藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=と対戦する。

本戦は予選を勝ち抜いた8人とシード8人の計16人がトーナメントで戦う。この日の1回戦で、西田四段は前回優勝の千田翔太七段(26)に、深浦康市九段(48)が佐藤天彦九段(33)に勝った。その後の2回戦で西田四段が深浦九段を破った。

棋譜は朝日新聞デジタル(https://www.asahi.com/shougi/)から見られる。(村上耕司)

情報源:西田拓也四段が深浦康市九段を破り4強入り 朝日杯将棋(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:西田拓也四段が深浦康市九段を破り4強入り 朝日杯将棋:朝日新聞デジタル


2021年1月29日 22時34分

第14回朝日杯将棋オープン戦の本戦2回戦、深浦康市九段(48)と西田拓也四段(29)の対戦は29日、東京都渋谷区

朝日杯将棋オープン戦で初のベスト4を決めた西田拓也四段(右)=2021年1月29日、東京都渋谷区、村上耕司撮影
朝日杯将棋オープン戦で初のベスト4を決めた西田拓也四段(右)=2021年1月29日、東京都渋谷区、村上耕司撮影

深浦―西田戦は午後7時に開始。西田の先手四間飛車に対し、深浦は1回戦に続いて居飛車穴熊に構えた。中盤、まだ深浦が駒組みを進めているところで西田が果敢に仕掛け、深浦が反発して一気に激しくなった。

図はその終盤。西田が▲3二銀と後手玉に食いついたのに対し、深浦が△4九飛と打ったところだ。駒を渡すと先手玉が危ないが、ここで西田は▲3一銀不成△同飛▲3二金打と踏み込んだ。この手が次に▲2二金△同玉▲3三銀からの詰めろになっている。深浦は△同飛としたが▲同金△3一金▲2二金△同金▲3一銀△3二金▲4一歩成で後手玉は受けなしになった。最後は深浦が豊富な持ち駒で先手玉を詰ましにいったが、結局詰まず、午後8時33分、投了となった。結果的に▲1五歩の突き越しが利いて、1六の地点に玉が逃げ込めるのが大きかった。

図・深浦―西田戦・△4九飛まで
図・深浦―西田戦・△4九飛まで

西田は「ちょっと調べてみないと分からないですけど、勝負どころの局面でこちらがずっと強気で行けたのがよかったと思う。ずっと難しいと思っていたので、最後、気がついたら勝っていたという感じでした」と振り返った。

初めてのベスト4進出については「ほんとに信じられない思いで、いまだに信じられないというか、自分でいいのかと思ったりします。予選から今期の朝日杯はいい将棋が指せているので、次の相手の三浦先生(弘行九段)に通用するか分からないですけど、もうこの調子でいくしかないなと思いますね」と話した。

一方、深浦は本戦2回戦で敗れてベスト4を逃したのはこれで6回目。昨年は「有楽町(準決勝・決勝の会場)は遠いですね。家から電車で30分くらいなんですけど。なかなかたどり着けません」と話していたが、今回も果たせなかった。(村上耕司)

情報源:「気がついたら勝っていた」 初の朝日杯4強の西田四段:朝日新聞デジタル


第14回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントで、佐藤天彦九段VS深浦康市九段と千田翔太七段VS西田拓也四段の対局が1月29日(金)にシャトーアメーバで行われ、深浦九段と西田四段がそれぞれ勝ちました。

同日、深浦康市九段VS西田拓也四段の対局が行われ、西田四段が109手で深浦九段を破り、準決勝に勝ち進みました。

◆第14回朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント表

情報源:西田拓也四段が勝ち進む 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント|棋戦トピックス|日本将棋連盟


本選トーナメント

情報源:第14回朝日杯将棋オープン戦<本戦トーナメント>



西田拓也四段 vs △深浦康市九段(棋譜DB

深浦九段の振り歩先、と金が3枚で▲西田四段の先手

初手は、▲西田四段 7六歩、△深浦九段 8四歩

109手 1七玉まで、▲西田四段 の勝ち



 

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準決勝で三浦弘行九段と対決。


  

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