対局を振り返る羽生善治九段(右)と藤井聡太二冠=2020年9月22日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供

羽生善治九段が藤井聡太二冠に勝利|第70期王将戦挑戦者決定リーグ

80手 2四金打まで、△羽生九段 の勝ち


2020.09.22 19:37

将棋の王将戦挑戦者決定リーグの対局が9月22日に行われ、羽生善治九段(49)が藤井聡太二冠(18)に80手で勝利した。これまで両者の対戦は4回あり、全て藤井二冠が勝利していたが、本局は羽生九段が制して初勝利。タイトル100期への挑戦権獲得で勢いづくレジェンドが、天才棋士に意地を見せる一局となった。

渡辺明王将(名人、棋王、36)への挑戦権をかけて行われる挑決リーグだが、藤井二冠は昨期、あと1勝のところで挑戦権獲得を逃していた。今期は史上最年少での三冠、九段昇段を目指してのスタートになったが、いきなり立ちはだかったのはタイトル99期を誇る羽生九段だった。

圧倒的な勝利を誇る藤井二冠にあって苦手と言われることもある横歩取りの出だしから始まった対局は、序盤から大駒の交換があるなど派手な展開になったが、長考が続いた藤井二冠に対して、羽生九段は安定したペースで進行。手にした勝機をしっかりとものにした。

今期の挑戦者決定リーグ戦には7人の棋士が参加。全員がタイトル経験者で、順位戦B級1組以上という超ハイレベルな顔合わせに。総当たりで6局指すが、羽生二冠にとっては絶好調の最年少タイトルホルダーに勝利しての好スタート、三冠を目指す藤井二冠にとってはいきなり苦しい出だしとなった。
(写真提供・日本将棋連盟)

情報源:羽生善治九段、藤井聡太二冠に5度目の対戦で初勝利!“レジェンド 対 天才”対決制す/将棋・王将戦挑決L(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:羽生善治九段、藤井聡太二冠に5度目の対戦で初勝利!“レジェンド 対 天才”対決制す/将棋・王将戦挑決L 【ABEMA TIMES】


2020年9月22日 19:22

将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)の対戦相手を決める挑戦者決定リーグ開幕局が22日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、羽生善治九段(49)が80手で藤井聡太2冠(18)に勝利した。

◆指し手

【先手】藤井2冠  【後手】羽生九段

(1)7六歩    (2)3四歩

(3)2六歩    (4)8四歩

(5)2五歩    (6)8五歩

(7)7八金    (8)3二金

(9)2四歩    (10)同歩

(11)同飛    (12)8六歩

(13)同歩    (14)同飛

(15)3四飛   (16)3三角

(17)5八玉   (18)4二銀

(19)3六歩   (20) 4一玉

(21)3七桂   (22)2二歩

(23)3八銀   (24)7二銀

(25)9六歩   (26)8二飛

(27)8四歩   (28)2三金

(29)3三飛成  (30)同桂

(31)6六角   (32)6四歩

(33)7七桂   (34)3二玉

(35)5六角   (36)4四歩

(37)9五歩   (38)5四歩

(39)9四歩   (40)同歩

(41)9二歩   (42)同香

(43)9三歩   (44)同香

(45)8五桂   (46)5五歩

(47)同角    (48)8四飛

(49)8六歩   (50)3五歩

(51)9三桂   (52)同桂

(53)4四角   (54)4八歩

(55)同金    (56)8六飛

(57)2九香   (58)8九飛成

(59)2三香成  (60)同 歩

(61)4五桂   (62)8六桂

(63)5三桂成  (64)7八桂成

(65)4六歩   (66)7九竜

(67)3四角   (68)5九竜

(69)4七玉   (70)5八銀

(71)同金    (72)同竜

(73)3七玉   (74)3六歩

(75)2六玉   (76)2五香

(77)同角    (78)1五金

(79)同玉    (80)2四金

情報源:羽生九段、藤井2冠に勝利!王将戦挑戦者決定L開幕戦(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:羽生九段、藤井2冠に勝利!王将戦挑戦者決定L開幕戦― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年9月22日 19時40分

対局を振り返る羽生善治九段(右)と藤井聡太二冠=2020年9月22日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供
対局を振り返る羽生善治九段(右)と藤井聡太二冠=2020年9月22日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供

将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ(王将リーグ)が22日に始まり、羽生善治九段(49)が藤井聡太二冠(18)と対戦して、80手で勝った。羽生九段は藤井二冠に公式戦初勝利で、挑戦権獲得に向けて好スタートを切った。

後手番の羽生九段の誘導で戦型は「横歩取(よこふど)り」に。熱戦の末、羽生九段が勝ち、藤井二冠との対戦成績を1勝4敗とした。「最後に詰みが見えて、勝ちになったと思った。(対藤井戦は)今までほとんどチャンスらしいチャンスがなかったので、良かったと思う」と話した。藤井二冠は、「厳しいスタートになったが、またいい状態で次の対局に臨みたい」と話した。

王将リーグは7人の棋士が総当たりで対戦する。優勝者が渡辺明王将(36)=名人、棋王とあわせ三冠=と七番勝負を戦う。

羽生九段は、10月開幕の竜王戦七番勝負で挑戦者になっており、勝てば、史上初の「通算タイトル100期」を達成する。藤井二冠は今夏、棋聖と王位のタイトルを相次いで獲得。王将戦で三つ目のタイトルを狙う。(村瀬信也)

情報源:羽生善治九段、藤井聡太二冠に初勝利 将棋王将戦リーグ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:羽生善治九段、藤井聡太二冠に初勝利 将棋王将戦リーグ:朝日新聞デジタル


2020年9月22日 19時17分

将棋の羽生善治九段(49)が22日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグ開幕戦で藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=に後手番で勝ち、渡辺明王将(36)=名人、棋王=への挑戦権に向け、好スタートを切った。同じ「中学生棋士」を相手に公式戦5戦目で初勝利。藤井2冠はデビュー以降5度目の連敗を喫した。

注目の開幕戦は、藤井2冠が過去4勝6敗と唯一負け越していた「横歩取り」の戦いとなったが羽生九段が制した。

棋界最難関とも称され7人で争う王将リーグ。今期は順位の上位者から広瀬章人八段(33)、豊島将之竜王(30)=叡王=、藤井2冠、羽生九段、永瀬拓矢王座(28)、木村一基九段(47)、佐藤天彦九段(32)が参加。渡辺3冠を含めて将棋界8大タイトルの保持者の全員が集結した。さらに、全員がタイトル経験者という豪華な顔ぶれとなった。

羽生九段はタイトル獲得通算100期を目指して豊島竜王への挑戦権を獲得したばかり。調子を上げている。

情報源:羽生善治九段、藤井聡太2冠に公式戦5戦目で初勝利!王将リーグ開幕戦で好スタート切る(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:羽生善治九段、藤井聡太2冠に公式戦5戦目で初勝利!王将リーグ開幕戦で好スタート切る : スポーツ報知


2020年9月22日 19時44分

開幕戦の好カードを白星で飾れなかった―。将棋の藤井聡太2冠(18)=王位・棋聖=は22日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ1回戦で羽生善治九段(49)に80手で敗れた。王将戦は藤井2冠が本年度中にもう1冠プラスする可能性を残す棋戦。年度内3冠へ向け、もう負けられない状況となった。

盤上は後手・羽生九段が横歩取りに誘導した。藤井2冠が過去4勝6敗と唯一負け越している戦型だ。タイトル通算100期の大記録に王手をかけている羽生九段は、19日に竜王挑戦権を獲得したばかり。勢いに乗って本局に臨むと、期待に違わぬ大激戦となるなか、絶妙な指し回しを披露した。これまで対藤井戦は0勝4敗だったが、レジェンドの意地を見せつける快勝劇となった。

王将リーグは7人で争われる。順位の上から広瀬章人八段(33)、豊島将之竜王(30)=叡王=、藤井2冠、羽生九段、永瀬拓矢王座(28)、木村一基九段(47)、佐藤天彦九段(32)と、今期は棋界最強メンバーがそろう。これを勝ち抜くと、来年1~3月に行われる渡辺明王将(36)=名人・棋王=との七番勝負に臨める。

情報源:レジェンドの意地に屈した藤井聡太2冠 4勝0敗の羽生九段に敗れる…年内3冠へ王将リーグもう負けられぬ(中日スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:レジェンドの意地に屈した藤井聡太2冠 4勝0敗の羽生九段に敗れる…年内3冠へ王将リーグもう負けられぬ:中日スポーツ・東京中日スポーツ


2020年09月22日 19時46分

将棋の「第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦」1回戦が22日に東京・将棋会館で行われ、開幕戦でいきなり藤井聡太2冠(18)と羽生善治九段(49)が激突した。

将棋は横歩取りから、先手の藤井2冠が序盤で飛車角交換する激しい展開に。両者一歩も引かない攻め合いとなったが、80手で羽生九段が勝利した。羽生九段はこれまで公式戦で藤井2冠に4連敗していたが、5戦目にして初勝利。衰えないレジェンドの底力を見せた。

終局後、羽生九段は「これまでと同じやり方でうまくいかないので作戦を変えた。藤井さんとの対局はここまでチャンスらしいチャンスはなかったので良かったかなと」と語った。一方、藤井2冠は「中盤でうまくいかなかった」と悔やんだ。

羽生九段はタイトル通算100期という大記録に挑んでいる。すでに竜王戦挑戦も決まっており、最近は好調。竜王戦と合わせて、タイトル100期に向けて好スタートを切った。

一方、藤井2冠は王将を獲得すると、規定で史上最年少3冠と併せて九段への昇段が決まる。昨年は王将戦挑戦にあと一歩というところまで迫ったが、広瀬章人八段に敗れて王将挑戦を逃している。

王将戦は7人の総当たり戦で成績1位の棋士が来年1月に渡辺明王将(名人、棋王)に挑戦する。挑戦者決定リーグは広瀬八段の他、豊島将之竜王、永瀬拓矢王座、木村一基九段、佐藤天彦九段などそうそうたる顔ぶれのトップ棋士7人で争われる。

情報源:〝やり方を変えた〟羽生善治九段が藤井聡太2冠を破る 将棋「王将戦挑戦者決定リーグ戦」(東スポWeb) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:〝やり方を変えた〟羽生善治九段が藤井聡太2冠を破る 将棋「王将戦挑戦者決定リーグ戦」 | 東スポ


2020.9.22 20:09

将棋の高校生タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)=王位=は22日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で開幕した第70期王将戦挑戦者決定リーグ(王将リーグ)1回戦で、竜王挑戦を決めた羽生善治九段(49)に80手で敗れ、黒星スタートとなった。羽生九段は藤井棋聖に対し、公式戦初勝利となった。

渡辺明王将(36)=名人・棋王=への挑戦権を争う王将リーグは7人の総当たり戦。藤井棋聖、羽生九段のほか、前期挑戦者の広瀬章人八段(33)▽豊島将之二冠(30)=竜王・叡王▽永瀬拓矢王座(28)▽木村一基九段(47)▽佐藤天彦九段(32)-が参加している。

藤井棋聖は前期、初めて王将リーグに参戦。最終戦で広瀬八段と4勝1敗同士で対戦し、勝てば王将挑戦だった。しかし、最終盤で見落としがあり、タイトル挑戦を逸した。

終局後、勝った羽生九段は、「ずっとぎりぎりの勝負だと思っていた。王将リーグは始まったばかり。まだまだこれからです」。また、藤井棋聖は「結果的に端攻めが不発になって形勢を損ねた。(王将リーグは)厳しいスタートとなったが、良い状態で次の対局に臨みたい」と、それぞれ語った。

情報源:藤井棋聖、羽生九段に敗れ黒星発進 将棋、王将リーグ開幕(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井棋聖、羽生九段に敗れ黒星発進 将棋、王将リーグ開幕 – 産経ニュース


王将戦挑戦者決定リーグ初戦 藤井二冠は黒星スタート
王将戦挑戦者決定リーグ初戦 藤井二冠は黒星スタート

2020年9月22日 19時35分

将棋の藤井聡太二冠が王将戦の挑戦者を決めるリーグの初戦で羽生善治九段に敗れ、3つめのタイトル挑戦に向けた戦いは黒星スタートとなりました。

将棋の八大タイトルの1つ「王将戦」は、予選のあと7人の総当たりによる「挑戦者決定リーグ戦」が行われ、優勝した棋士はタイトルを持つ渡辺明三冠への挑戦権を獲得します。

リーグ戦は22日開幕し、「棋聖」と「王位」に次いで3つめのタイトル挑戦を目指す藤井聡太二冠と、これまでのタイトル獲得数が歴代最多の通算99期に上る羽生善治九段が対局しました。

2人のこれまでの公式戦での対局は、未放送のテレビ棋戦を除いて藤井二冠の3勝0敗です。

対局は東京の将棋会館で午前10時から行われ、先手の藤井二冠は積極的な攻めを見せたものの羽生九段の的確な反撃に遭い、午後7時17分、80手までで投了に追い込まれました。

終局後、勝った羽生九段は「最後の詰めが見えて、やっと勝ちになったと思いました。藤井さんとの対戦については、今までほとんどチャンスらしいチャンスはなかったので、今回はよかったと思っています」と話していました。

一方、黒星スタートとなった藤井二冠は「組み立てがよくなかったのかなという気もしています。厳しいスタートにはなりましたけど、いい状態で次の対局に臨みたい」と気持ちを切り替えていました。

「王将戦」挑戦者決定リーグは11月まで行われる予定で、優勝した棋士は、例年どおりなら年明けから始まる七番勝負で渡辺三冠に挑みます。

去年はタイトル挑戦逃す

藤井聡太二冠は去年初めて王将戦の挑戦者決定リーグ戦に進み、4勝2敗の好成績を収めましたが、最終局に敗れて自身初のタイトル挑戦を逃しました。

ことしは予選を経ずにリーグ戦に登場しています。相手は全員、タイトル保持者か保持した経験のある強豪ぞろいです。

藤井二冠は羽生九段との対局のあと、これまで0勝5敗と苦手にしている豊島将之二冠、藤井二冠と練習対局を繰り返し手の内を知り尽くしている永瀬拓矢王座、名人をこれまで3期獲得している佐藤天彦九段、去年のリーグ戦の最終局で藤井二冠を破って挑戦者となった広瀬章人八段と対局し、最後に、先月、王位戦で藤井二冠にタイトルを奪われて「一から出直す」と雪辱を期す木村一基九段が立ちはだかります。

一方、羽生九段は、平成元年から積み上げてきたタイトルの獲得数が歴代最多の通算99期に上り、前人未到の「タイトル100期」に王手をかけています。

羽生九段は、来月から始まる竜王戦七番勝負への挑戦権を今月19日に獲得したばかりで、今回のリーグ戦を制すれば、竜王戦、王将戦とタイトル獲得のチャンスが続くことになります。

王将戦挑戦者決定リーグ初戦 藤井二冠は黒星スタート
王将戦挑戦者決定リーグ初戦 藤井二冠は黒星スタート

情報源:王将戦挑戦者決定リーグ初戦 藤井二冠は黒星スタート | 将棋 | NHKニュース


2020年9月22日 20:48

<王将戦挑戦者決定リーグ>羽生九段対藤井2冠の投了図
<王将戦挑戦者決定リーグ>羽生九段対藤井2冠の投了図

将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)の対戦相手を決める挑戦者決定リーグ開幕局が22日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、羽生善治九段(49)が80手で藤井聡太2冠(18)に勝利した。

開幕戦でのゴールデンカードは羽生に軍配が上がった。戦型は羽生が「事前に考えていた作戦」という横歩取り。先手番の藤井が序盤で飛車角交換する激しい展開へと進行した。中盤では藤井がリードを築く場面も見られたが、「(34手目)△3二王の局面で何か組み立てを探したかったが結果手が分からなかった。本譜は端攻めに行ったが不発になってしまって。そのあたりで形勢を損ねたのかなと思った」とガックリ。羽生にとっても「最後詰みが見えてやっと勝ちになった」というギリギリの攻防戦を制し、リーグ初戦を白星で飾った。

王将リーグは7人による総当たり戦。約2カ月に及ぶ戦いは始まったばかりだ。初戦を制した羽生は「まだまだ始まったばかり。これからだと思っている」と気を引き締める。一方、手痛い黒星を喫した藤井も「厳しいスタートになったが、またいい状態で次の対局に臨めるように何とかしたいと思う」と次戦を見据えた。

羽生の次戦は10月14日の佐藤天彦九段戦、藤井は10日5日の豊島将之2冠戦が予定されている。

情報源:羽生九段、藤井2冠に勝利!「始まったばかり。これから」王将戦挑戦者決定L開幕戦(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

譲歩応現:羽生九段、藤井2冠に勝利!「始まったばかり。これから」王将戦挑戦者決定L開幕戦― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年9月22日19時21分

将棋盤を前に熟考する羽生善治九段(代表撮影)
将棋盤を前に熟考する羽生善治九段(代表撮影)

渡辺明王将(名人・棋王=36)への挑戦権を争う、将棋の第70期王将戦挑戦者決定リーグが22日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で開幕した。午前10時から始まった注目カード、藤井聡太2冠(18)対羽生善治九段(49)戦は午後7時17分、後手の羽生が中盤、接戦から抜け出して80手で勝利を手にした。ここまで4連敗と相性が悪かった史上最年少プロから初白星を挙げた。19日に竜王戦7番勝負の挑戦権を獲得した。27日の50歳の誕生日を控え、40代最後の対局で連勝し、こちらも好スタートを切った。

◇    ◇    ◇

羽生の手が激しく震えた。勝利を意識したときのしぐさだ。77手目先手2五香。2六に逃げてきた藤井玉を頭から押さえ付けた。「最後に詰みが見えて、やっと勝ちだと思いました」。40代最後の対局には、「特別なことはなく、一生懸命やろうと思っていました」とだけ、応えた。

2018年2月、朝日杯オープン戦準決勝で初めて対戦して以来、公式戦で4連敗。今局はきわどい形勢の競り合いから抜け出した。「今までほとんどチャンスらしいチャンスがなかった。今回は良かったかな」。ホッとした様子だった。

上座にいる史上最年少プロは今年、立て続けに棋聖と王位を獲得した。過去4局は段位が上だったため、上座だった羽生は今回、下座。相手がタイトル保持者の場合は、九段でも序列が下になるからだ。厳然たる現実を受け止めた。

前局、竜王戦挑戦者決定戦では往年の手堅い指し回しで竜王戦の挑戦権を得た。タイトル獲得通算100期がかかる大舞台に、2年ぶりに戻る。その会見で藤井の活躍ぶりについて問われ、「2冠という大きな実績を残されている。日々の対局や棋譜を見て参考にしたり、勉強しているところです」と、存在を認めた。

強い年下との対局が増えるなか、最新の将棋に対応する必要性を実感している。「考えなくてはいけないことがたくさんありすぎ。最近の将棋を理解しているかは分からないが、後れを取らないように心掛けている」と、自らの立ち位置も理解している。

王将リーグとほぼ同時期に、2日制の竜王戦7番勝負も10月から加わる。前後の移動まで含めると4日を費やしながら、豪華メンバーの王将リーグや他棋戦も掛け持ちする。タイトル獲得計99期(内訳は竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16期)のトップランナーは、気力を充実させてこちらでも挑戦権獲得を目指す。【赤塚辰浩】

情報源:羽生善治九段、4戦全敗の藤井聡太2冠から初白星(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

譲歩応現:羽生善治九段、4戦全敗の藤井聡太2冠から初白星 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年9月22日19時52分

渡辺明王将(名人・棋王=36)への挑戦権を争う、将棋の第70期王将戦挑戦者決定リーグが22日、開幕した。午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」では注目カード、藤井聡太2冠(18)対羽生善治九段(49)戦は、羽生が勝利した。「形勢はずっとギリギリじゃないかと思って指していました。こちらの玉も危険で、どちらがいいのか分かりませんでした。最後に詰みが見えて、やっと勝ちだと思いました」と話した。

これまで4連敗だった藤井から初めて白星を挙げた。「今までほとんどチャンスらしいチャンスがなかった。今回は(勝てて)良かった」とホットした様子を見せた。27歳には50歳を迎える40代最後の対局を制し、好スタートを切った。

情報源:羽生九段「形勢ギリギリ」「良かった」初の藤井撃破(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

譲歩応現:羽生九段「形勢ギリギリ」「良かった」初の藤井撃破 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年9月22日19時21分

駒を並べる藤井聡太2冠。手前は羽生善治九段(代表撮影)
駒を並べる藤井聡太2冠。手前は羽生善治九段(代表撮影)

渡辺明王将(名人・棋王=36)への挑戦権を争う、将棋の第70期王将戦挑戦者決定リーグが22日、開幕した。午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」では注目カード、藤井聡太2冠(18)対羽生善治九段(49)戦は、先手の藤井が4戦全勝の羽生に初黒星を喫した。

◇   ◇   ◇

4戦4勝と羽生に負けなしだった藤井が、初めて黒星を喫した。先手で踏み込んでいきながら、しっかり対応され、局面も複雑にされる。50手までで持ち時間4時間のうち、残り39分(後手の羽生は残り1時間50分)。先に時間を消費し、投了に追い込まれた。

過去4局は羽生の段位が上位だったため、下座だった。今回は段位が八段でも現役タイトル保持者であるため、無冠の羽生よりも序列上位ということもあり、上座に陣取った。場が替わったからではないが、流れが変わった。

約2カ月の短期決戦で行われる今期のリーグで成績最上位者となれば、渡辺明王将への挑戦権を得る。来年早々から始まる7番勝負で3冠にチャレンジする。7人総当たりのメンバーは藤井、羽生のほか、昨年敗れた広瀬、21日に叡王を獲得したばかりの豊島将之2冠(竜王・叡王)、永瀬拓矢王座、木村一基九段、佐藤天彦九段と、新旧タイトル獲得経験者がそろう。

10月5日のリーグ2戦目は、過去5戦5敗と相性の悪い豊島。今月12日の「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」でも苦杯をなめた。同時に2冠達成後、初黒星を喫した。次は前半最大のヤマ場になりそうだ。

 

◆王将戦 将棋の8大タイトル戦の1つ(ほかは竜王・名人・叡王・王位・王座・棋王・棋聖)。挑戦者決定リーグは前期シードの4人(広瀬・豊島・藤井・羽生)と、1次~2次予選を勝ち上がった3人(永瀬・木村・佐藤天)の計7人による総当たり戦。成績最上位者が挑戦者となる。95年の第44期には、当時まだ無かった叡王を除く6冠を保持していた羽生が、谷川浩司王将に挑戦。阪神淡路大震災に遭いながら対局をこなした谷川が4勝3敗で防衛した。翌年の第45期は、6冠すべてを防衛して再度挑戦者として登場した羽生が谷川に4連勝。史上初の7冠全制覇を達成した。

情報源:藤井聡太2冠「上座」で羽生戦初黒星…試練2カ月へ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

譲歩応現:藤井聡太2冠「上座」で羽生戦初黒星…試練2カ月へ – 社会 : 日刊スポーツ


2020年9月22日19時48分

渡辺明王将(名人・棋王=36)への挑戦権を争う、将棋の第70期王将戦挑戦者決定リーグが22日、開幕した。午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」では注目カード、藤井聡太2冠(18)対羽生善治九段(49)戦は、羽生が接戦をモノにした。4戦4勝と羽生に負けなしだった藤井が、初めて黒星を喫した。

4戦4勝と羽生に負けなしだった藤井が、初めて黒星を喫した。終局直前、羽生の決め手後手2四金を見ると、グラスのお茶を飲み干して投了した。57手までで持ち時間4時間のうち、残り7分(後手の羽生は残り1時間16分)。時間を先に消費し、徐々にリードを許した。2枚の角を5六と6六に置き、9筋から仕掛けた。「不発になって形勢を損ねた。こちらの角が働かなかった」と、悔しさをかみしめる。

昨年のこのリーグ、今年の王位戦挑決リーグはいずれも白星発進だった。今回初めて黒星スタートとなった。約2カ月の短期決戦で前半に星を落とすと厳しい。7人総当たりのメンバーは藤井、羽生のほか、前竜王の広瀬章人八段、21日に叡王を獲得した豊島将之2冠(竜王・叡王)、永瀬拓矢王座、前王位の木村一基九段、元名人の佐藤天彦九段。新旧タイトルホルダーがそろう。

10月5日のリーグ2戦目は、過去5戦5敗の豊島。今月12日の「将棋日本シリーズJTプロ公式戦」でも苦杯をなめた。8月20日の2冠達成後、初めて敗れた。挑戦権を得るためには、ここが前半のヤマ場になる。「厳しいスタートになりましたが、いい状態で次の対局に臨みたい」と、気持ちを切り替えていた。

情報源:藤井聡太2冠「不発で形勢を損ねた」羽生戦に初黒星(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

譲歩応現:藤井聡太2冠「不発で形勢を損ねた」羽生戦に初黒星 – 社会 : 日刊スポーツ


第70期王将戦挑戦者決定リーグ、9月22日(火・祝)は、藤井聡太二冠VS羽生善治九段 戦が東京・将棋会館で行われ、羽生九段が80手で藤井二冠に勝ちました。

藤井二冠は、0勝1敗、
羽生九段は、1勝0敗 となりました。

◆第70期王将戦 挑戦者決定戦 リーグ表

情報源:藤井聡太二冠VS羽生善治九段 第70期王将戦挑戦者決定リーグ 羽生善治九段が勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟


情報源:第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦





藤井聡太二冠 vs △羽生善治九段(棋譜DB棋譜

80手 2四金打まで、△羽生九段 の勝ち



  



羽生九段さすが、藤井聡二冠は残念でした。