羽生善治九段、2年ぶりにタイトル100期へ挑戦決定!豊島将之竜王と七番勝負へ/将棋・竜王戦挑決三番勝負

羽生善治九段、2年ぶりにタイトル100期へ挑戦決定!豊島将之竜王と七番勝負へ/将棋・竜王戦挑決三番勝負 【ABEMA TIMES】

99手 7一竜まで、▲羽生九段 の勝ち、挑戦権獲得


2020.09.19 21:39

将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負の最終局となる第3局が9月19日に行われ、羽生善治九段(49)が丸山忠久九段(50)に勝利、豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。羽生九段がタイトル戦に出場するのは、2018年度の竜王戦七番勝負以来。あと1勝まで迫りながら達成できなかった大記録、タイトル通算100期の達成に向けて、2年ぶりに大舞台に立つ。

将棋界のレジェンドが、久しぶりに大舞台に帰ってくる。同学年の強敵・丸山九段と、フルセットの激闘を制した羽生九段が、前人未到の大記録を達成する大きなチャンスを自らもぎ取った。丸山九段得意の一手損角換わりで始まった対局は、中盤に入ったあたりから羽生九段のペースで進行。終盤にかけては着実にリードを広げる堅実な指し回しに終始し、持ち時間でも余裕を持ちながら最後まで勝利に向かって指し切った。対局後には「序盤から見通しの立たない将棋で、形勢判断がつきかねる感じで進んでいたと思います」と振り返ると、挑戦権獲得には「そういう舞台で指せるというのは、非常にありがたいことだと思っているので、気力を充実させて開幕を迎えたいと思います」と述べた。また、豊島竜王との対戦には「まだ終わったばかりなので、まだ何も考えていないです。しっかりといろいろなコンディションを整えたいです」と語った。

タイトル通算99期で迎えた2年前の竜王戦七番勝負は防衛戦だったが、広瀬章人八段(33)相手に、フルセットの末、あと1勝をつかめず失冠。大記録達成寸前から一転して、27年ぶりに無冠となっていた。その後も、挑戦者決定戦まで進むものの、タイトル戦出場には届いていなかった。

羽生九段と竜王といえば、縁は深い。初のタイトルが竜王なら、永世七冠を達成したのも竜王。棋士人生の大きな節目を飾るタイトルになっている。羽生九段が無冠となった間に、タイトルホルダーの顔触れも変わり、最年長が渡辺明名人(棋王、王将、36)。最年少は藤井聡太二冠(18)で、40代以上は1人もいなくなっている。長きに渡り将棋界を牽引してきた伝説級の棋士が、叶えられなかった大きな記録を達成するため、大注目の七番勝負へと向かう。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2020.09.19

将棋の羽生善治九段(49)が19日、東京・将棋会館で指された第33期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第3局で、丸山忠久九段(50)に99手で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。羽生九段はこれまで、歴代最多のタイトル通算99期を獲得しており、10月9、10日から始まる七番勝負に勝利すれば、前人未踏のタイトル通算100期獲得という偉業を達成する。

羽生九段は8月17日に行われた三番勝負の第1局を落としたが、同25日の第2局を制して今局を迎えた。振り駒で先手となり、戦型は丸山九段が最も得意とする一手損角換わりに。序盤はゆっくりした流れで互角の展開だったが、丸山九段が放った遠見の角が疑問手とみられ、形勢は羽生九段に傾いた。

夕食休憩後は、羽生九段が鋭い攻めの手を連発して優位を拡大。最後は大差で押し切った。終局後は淡々とした口調で「序盤から見通しの立たない将棋と思って指していた。形勢判断が付きかねる状態だった」と回顧。第1局を落とした後の心境を「一手ずつ丁寧に指していこうと思っていました」と明かした。

豊島竜王との七番勝負は、タイトル100期をかけた歴史的大一番。「そういう舞台で指せるということは非常にありがたいことだと思って、充実させて開幕を迎えたいと思っています。まだ終わったばかりなので何も考えてないのですが、これからしっかりといろんなコンディションを整えて」と変わらぬ口調で話した。

羽生九段は1985年12月、史上3人目の中学生棋士としてプロ入り。86年1月にデビュー戦を迎えた。89年の第2期竜王戦で島朗竜王(57)を破って初タイトルを獲得。以降はタイトル戦の常連となり、96年2月には史上初の七冠独占を達成した。

2017年には永世七冠を達成し、将棋界初の国民栄誉賞を受賞。だが、100期に王手を掛けて迎えた18年に竜王、棋聖を失冠し、27年ぶりの無冠に。19年はタイトル挑戦権獲得がならず、初挑戦となった89年以来、30年続けたタイトル戦出場記録が途切れていた。

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情報源:羽生九段、竜王戦挑戦権獲得 タイトル通算100期へ向け2年ぶりタイトル戦の舞台へ/芸能/デイリースポーツ online


2020.9.19 22:10

将棋の羽生善治九段(49)は19日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第33期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第3局で、丸山忠久九段(50)に勝ち、対戦成績2勝1敗で、豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。

羽生九段は現在、歴代1位の獲得タイトル通算99期で、竜王戦は前人未到の獲得タイトル通算100期を懸けたタイトル戦となる。

羽生九段は平成元年、初タイトルの竜王を獲得して以降、タイトル戦に136回出場し、99期を獲得。歴代2位の大山康晴十五世名人の記録(80期)を大きく引き離している。

29年12月には通算7期目の竜王復位で永世竜王の称号を得て、永世七冠を成し遂げた。しかし、獲得タイトル通算100期が懸かった翌年の名人挑戦で敗れ、続くヒューリック杯棋聖戦で11連覇に失敗、同年12月には竜王も失冠して約27年ぶりに無冠となった。

羽生九段にとって、竜王戦は2年ぶりのタイトル戦出場で、七番勝負は10月9日に開幕する。

終局後、羽生九段は「そういう(タイトル100期が懸かる)舞台で指せることは非常にありがたい。これからしっかりとコンディションを整えていきたい」と語った。

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2020年9月19日 21:36

将棋の第33期竜王戦7番勝負挑戦者決定3番勝負は19日、東京都渋谷区の将棋会館で第3局を行い、羽生善治九段(49)が99手で丸山忠久九段(50)を下した。この結果、羽生は通算2勝1敗で豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得。7番勝負は10月9日に東京都で開幕する。

羽生のタイトル通算獲得数は前人未到の99期。100期に王手をかけていた18年には名人戦、棋聖戦、竜王戦で敗れ、大台には届かなかった。今回は4度目の大台挑戦となる。タイトル戦の出場は同年の竜王戦以来、2年ぶり137回目。

羽生の次戦は22日に行われる第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグ開幕戦。対戦相手は藤井聡太2冠(18)だ。

▼羽生九段の話 序盤から見通しの立たない感じの将棋。形勢判断が付きかねず進んでいた。香を取って飛車取りの催促となったあたりが良かったのでは。(通算タイトル100期を狙う)そういう舞台で指すのはありがたいこと。棋力を充実させて開幕を迎えたい。

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2020年9月19日 21時31分

将棋の羽生善治九段(49)が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第33期竜王戦挑戦者決定3番勝負の第3局で丸山忠久九段(50)に先手番で勝利し、豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。

レジェンドがついに黄金の切符を手にした。1989年、19歳での初タイトル獲得から現在まで史上最多のタイトル獲得通算99期まで積み上げてきた羽生九段は、前人未到の大台100期を目指して2年ぶりのタイトル戦に臨むことになる。27日には50回目の誕生日を迎える。50歳での偉業挑戦には注目が集まりそうだ。

3番勝負は第1局を丸山九段、第2局を羽生九段が制し、迎えた運命の最終局だった。振り駒で羽生九段が先手番を握ると、丸山九段は後手番における代名詞「一手損角換わり」を採用。研究量の深さが問われる一局になった。

自然な駒組みで堅牢な自陣を築いた羽生九段は隙のない指し回しで優位を拡大し、危なげなく勝ちきる王者の将棋を披露した。

7冠独占など平成の30年間にわたって時代を築いてきた羽生九段は、2017年に渡辺明竜王(当時)から竜王を奪取して永世7冠を達成、タイトル獲得通算99期としたが、その後の3度のタイトル戦では敗退。18年の竜王戦以来2年間、大舞台から遠ざかっていた。

18年の棋聖戦でタイトルを奪われた相手でもある豊島竜王に対し、レジェンドはどのようなパフォーマンスを発揮するのか。7番勝負は10月9日に開幕する。

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情報源:羽生善治九段、丸山忠久九段を下し竜王戦挑戦者に タイトル通算100期かけ豊島竜王と7番勝負 : スポーツ報知


2020年9月19日21時32分

豊島将之竜王(30)への挑戦権を争う、将棋の第33期竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第3局、羽生善治九段(49)対丸山忠久九段(50)戦が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。午前10時から始まった対局は、午後9時31分、99手で羽生が丸山を下して対戦成績を2勝1敗とし、挑戦権を獲得した。

終局後、「序盤から見通しが立たない感じで、形勢判断もつきかねていた」と振り返る。丸山の攻めに対して丁寧な対応をした後、79手目に先手1一馬と相手の香を取ると、83手目に先手2九香と2八にいる飛車取りに打ちつけ、局面が良くなったと判断した。

丸山先勝で迎えた第2局以降、「1手ずつ丁寧に指していこう」と心掛けた。今局も手堅い受けを随所で見せた。

27日に50歳となる。竜王戦で50代の棋士が登場するのは初めてだ。「特に意識することではない」と言う。羽生の竜王戦登場は2年ぶり。防衛とタイトル通算獲得100期がかかった18年の7番勝負では、挑戦者の広瀬章人八段に奪われ、27年ぶりに無冠になった。豊島から竜王を奪取すれば、通算100期獲得(これまで獲得したタイトルは竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16の計99期)となる。「そういう舞台で指せるのはありがたいこと。気力を充実させて開幕を迎えたい」と抱負を語った。

7番勝負第1局は10月9、10日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。

◆羽生善治(はぶ・よしはる)1970年(昭45)9月27日、埼玉県所沢市生まれ。その後、東京都八王子市に転居。小1で同級生から将棋を教わる。85年、加藤一二三、谷川浩司に次いで3人目の中学生プロ棋士(四段)に。89年に竜王となり初タイトル。94年、名人を初めて獲得。96年、将棋界初の7冠全制覇を達成。12年、通算タイトル81期と歴代単独トップに。17年の竜王戦で渡辺明竜王に挑戦して奪取し、通算7期獲得の規定により「永世竜王」の称号を獲得。通算獲得回数などの規定がある7つのタイトル全部でその資格を得る、「永世7冠」を達成。18年2月、囲碁の井山裕太氏と、将棋界初の国民栄誉賞も受賞。同年12月に竜王を失い、27年ぶりの無冠に。19年6月、通算勝利数1434の史上最多勝を達成。通算1465勝614敗(未放映のテレビ棋戦を除く)。獲得タイトルは計99期(竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16)。家族は元女優の(畠田)理恵夫人と2女。

情報源:羽生九段が竜王戦挑戦者に 奪取なら通算100期(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年9月19日22時39分

将棋の第33期竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第3局が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われ、羽生善治九段(49)が丸山忠久九段(50)を午後9時31分、99手で下した。対戦成績を2勝1敗とし、挑戦権を獲得した。羽生の竜王戦登場は2年ぶり。2018年の第31期竜王戦で挑戦者の広瀬章人八段(33)に敗れ、27年ぶりに無冠になって以来のタイトル戦だ。現在タイトル通算獲得99期。100期目がかかる豊島将之竜王(30)との7番勝負第1局は10月9、10日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。

◇   ◇   ◇

2年ぶりのひのき舞台まであと1手、羽生の手は震え気味だった。99手目、先手7一龍。2分考えた丸山が投了すると、深々と一礼した。相手が得意とする一手損角換わりに対し、手堅い指し回しで反撃のチャンスを待つ。「序盤から見通しが立たない感じだった」と振り返る。79手目の先手1一馬で香を取る。83手目の先手2九香と打ち、2八にいる飛車を取りにいく。「良くなった」と判断した。

挑戦者決定戦3番勝負は第1局に星を落とした。「1手ずつ丁寧に指していこう」と連勝。逆転で挑戦権を獲得した。

27日には、50歳となる。竜王戦7番勝負で50代の棋士が登場するのは、初めてだ。「機会を生かせて良かった。50歳になっても出られるのは棋士として名誉なこと。満足することなく、励みにして前に進んで行けたら」と話した。

2年前、当時の最年長登場者として広瀬に敗れて竜王を失うと同時に、27年ぶりの無冠となった。昨年も王位戦でタイトル戦登場のチャンスはあった。挑戦者決定リーグ戦白組で4勝1敗の同星で並んだ永瀬拓矢叡王(28)を下し、史上最多の1464勝を達成した。だが、挑戦者決定戦で木村一基九段に敗れた。

タイトル戦の登場すらない日々。「課題がありすぎ。最新の将棋を理解しているかは分からないが、後れを取らないように心掛けている」と言う。

竜王戦といえば、89年に初めて獲得したタイトルでもある。以来、延々と積み重ねてきたタイトルは全部で99(竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16)。今回、通算100期がかかる。

豊島竜王には14年王座戦、15年棋聖戦で勝ったが、17年棋聖戦で敗れ、彼の初タイトル獲得の引き立て役となった。7番勝負では初めて激突する。その豊島は昨年の棋聖、王位、今年は名人と、獲得したタイトルの初防衛に失敗している。

それでも、「最新の形に精通し、攻めも守りもミスがない」と羽生は冷静に分析。「気力を充実させて臨みたい」と、自らからを奮い立たせる。

18年以降、棋王と王将を防衛している渡辺明3冠(36)を除き、将棋界ではタイトルを防衛した例がない。まさに戦国時代だ。羽生にも付け入るスキは、十分ある。 【赤塚辰浩】

◆羽生善治(はぶ・よしはる)1970年(昭45)9月27日、埼玉県所沢市生まれ。その後、東京都八王子市に転居。小1で同級生から将棋を教わる。85年、加藤一二三、谷川浩司に次いで3人目の中学生プロ棋士(四段)に。89年に竜王となり初タイトル。94年、名人を初めて獲得。96年、将棋界初の7冠全制覇を達成。12年、通算タイトル81期と歴代単独トップに。17年の竜王戦で渡辺明竜王に挑戦して奪取し、通算7期獲得の規定により「永世竜王」の称号を獲得。通算獲得回数などの規定がある7つのタイトル全部でその資格を得る、「永世7冠」を達成。18年2月、囲碁の井山裕太氏と、将棋界初の国民栄誉賞も受賞。同年12月に竜王を失い、27年ぶりの無冠に。19年6月、通算勝利数1434の史上最多勝を達成。通算1465勝614敗(未放映のテレビ棋戦を除く)。獲得タイトルは計99期(竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16)。家族は元女優の(畠田)理恵夫人と2女。

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2020年9月19日22時0分

豊島将之竜王(30)への挑戦権を争う、将棋の第33期竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第3局、羽生善治九段(49)対丸山忠久九段(50)戦が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。午前10時から始まった対局は、羽生が丸山を下して対戦成績を2勝1敗とし、挑戦権を獲得した。

敗れた丸山は、羽生の応手にはね返された。得意の一手損角換わりから積極的に仕掛けたが、ことごとく受けられた。最後は反撃を許して投了に追い込まれた。「4筋の銀を交換した後、方向性がおかしくなった。3番勝負といっても、1局1局が勝負」と悔しそうだった。

2組2位で決勝トーナメントに進むと、初戦で、初顔合わせの藤井聡太2冠を下した。羽生との挑戦者決定戦3番勝負の初戦も制したが、連敗。4年ぶりの挑戦権獲得はならなかった。

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情報源:丸山九段「方向性おかしく」4年ぶり挑戦権ならず – 社会 : 日刊スポーツ


2020年9月19日23時52分

故大山康晴十五世名人
故大山康晴十五世名人

将棋の第33期竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第3局が19日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われ、羽生善治九段(49)が丸山忠久九段(50)を午後9時31分、99手で下した。対戦成績を2勝1敗とし、挑戦権を獲得した。

羽生の竜王戦登場は2年ぶり。2018年の第31期竜王戦で挑戦者の広瀬章人八段(33)に敗れ、27年ぶりに無冠になって以来のタイトル戦だ。現在タイトル通算獲得99期。100期目がかかる豊島将之竜王(30)との7番勝負第1局は10月9、10日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる。

◇   ◇   ◇

過去のタイトル戦史上最年長挑戦者は、故大山康晴十五世名人が90年の第15期棋王戦に登場した66歳。この時は3連敗して、南芳一棋王(当時)に挑戦を退けられた。

その大山は74年、51歳で第24期棋聖戦に登場し、内藤国雄を下して奪取。当時は年2回の前後期制だった棋聖戦で25~30期まで防衛した。また、56歳で迎えた80年の第29期王将戦でも加藤一二三からタイトルを奪い、30~31期と防衛している。竜王戦のこれまでの最年長挑戦者は、第29期の丸山と第30期の羽生の46歳。最年長獲得記録は、第30期で羽生が渡辺明から奪った47歳となっている。

情報源:将棋の最年長挑戦は大山名人の66歳、竜王戦46歳(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

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羽生九段が挑戦権獲得

豊島将之竜王への挑戦を目指す第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局は、21時31分に99手で羽生善治九段の勝ちとなりました。消費時間は▲羽生4時間26分、△丸山4時間47分。羽生九段が竜王復位、タイトル通算100期を目指して挑戦権を得ました。
第1局は10月9・10日に東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で指されます。

情報源:竜王戦中継plus : 羽生九段が挑戦権獲得


終局直後の様子

終局直後、主催紙によるインタビューが行われました。

【羽生九段の談話】
――本局を振り返っていかがでしょうか。
羽生「序盤から見通しが立たない感じの将棋と思って指していました。難しいというか、形勢判断がつきかねる感じで進んでいたと思います」

――どのあたりでペースをつかんだと思いましたか。
羽生「香を取って、飛車取りの催促をする形になったところはよくなかったのではないかと思います」

――三番勝負は丸山九段の先勝でしたが、どのように修正しましたか。
羽生「一手ずつ丁寧に指していこうと思っていました」

――挑戦権を獲得になります。2年前に挑戦されたタイトル100期がかかっています。
羽生「そういう舞台で指せることは非常にありがたいことだと思っていますので、充実させて開幕を迎えられたらと思います」

――豊島竜王との七番勝負です。抱負はいかがでしょうか。
羽生「終わったばかりでまだ何も考えていませんが、これからしっかりとコンディションを整えたいと思います」

――七番勝負の始まる前の9月27日に誕生日で50歳になります。
羽生「特別意識していたことはありませんが、よかったなと思います」

【丸山九段の談話】
――本局を振り返っていかがでしょうか。
丸山「4筋で歩交換したのはつまらなかったかと思いましたが、そのあともしょうがなかったと思いましたけど、その辺から方向性がおかしくなってしまったかと思いました」

――三番勝負は先勝したわけですが。
丸山「三番勝負ですが、一局一局が勝負ですから」

(インタビュー終了後、感想戦が行われた)

情報源:竜王戦中継plus : 終局直後の様子


七番勝負の日程

豊島将之竜王と羽生善治九段で争われる第33期竜王戦七番勝負は、下記の日程で行われます。

<第1局> 10月9、10日(金、土) 東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」
<第2局> 10月22、23日(木、金) 愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」
<第3局> 11月7、8日(土、日) 京都府京都市「仁和寺」
<第4局> 11月12、13日(木、金) 福島県福島市「吉川屋」
<第5局> 11月26、27日(木、金) 鹿児島県指宿市「指宿白水館」
<第6局> 12月5、6日(土、日) 神奈川県箱根町「ホテル花月園」
<第7局> 12月16、17日(水、木) 山形県天童市「ほほえみの宿 滝の湯」

情報源:竜王戦中継plus : 七番勝負の日程


第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局、羽生善治九段VS丸山忠久九段の対局が9月19日(土)に行われ、羽生九段が99手で丸山九段に勝ち、竜王挑戦を決めました。

羽生九段の竜王挑戦は今期が9度目で、豊島将之竜王との七番勝負は、第1局が10月9、10日(金、土)に、渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われます。

情報源:羽生善治九段VS丸山忠久九段 第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局 羽生九段が勝利し挑戦を決める|棋戦トピックス|日本将棋連盟


挑戦者決定三番勝負

情報源:第33期竜王戦 決勝トーナメント・七番勝負



羽生善治九段 vs △丸山忠久九段(棋譜を見る棋譜DB

95手 6三銀~99手 7一竜まで

99手 7一竜まで、▲羽生九段 の勝ち、挑戦権獲得



  



羽生九段、段位でのタイトル挑戦は初タイトル獲得後初。
今まではタイトルホルダーとしてのタイトル挑戦だったからな。