第61期王位戦 七番勝負第第3局2日目 木村一基王位 vs 藤井聡太棋聖
木村一基王位の封じ手は46手目「△2三歩」
2020.08.05 09:00
将棋の王位戦七番勝負第3局が、8月5日に2日目を迎えた。前日4日に、木村一基王位(46)が46手目を封じ手。開封された後、午前9時から挑戦者の藤井聡太棋聖(18)の手番で再開した。対局はまだ駒がぶつかったばかりで、本格的な戦いはこれからだ。藤井棋聖は、本局に勝利すれば最年少での二冠、八段昇段に王手をかける。
最年少でのタイトル獲得を果たした藤井棋聖だが、早くも新たな記録更新に近づいている。同シリーズはここまで2戦2勝。棋聖に続くタイトル獲得にあと2勝と迫っている。最終第7局までもつれ込んだ場合でも、最年少での二冠達成。同時に「タイトル2期」を満たすことで、加藤一二三九段(80)が持つ18歳3カ月を上回る、最年少八段も達成する。
木村王位は昨期、46歳3カ月という史上最年長での初タイトル獲得を果たし、”中年の星”として大きな話題となった。最後まで追い詰めた第1局、終盤まで優勢だった第2局と、藤井棋聖と激しい攻防を展開。何度失敗しても諦めない「百折不撓」の精神を持つ棋士だけに、2連敗スタートであっても逆転での初防衛に向けての闘志は、むしろこれからさらに燃やすところだ。
戦型は矢倉で始まり、戦いはようやく駒がぶつかったところで、形勢はほぼ互角。本格的な戦いが始まるのは、どのあたりか。
本局の持ち時間は各8時間の2日制で、先手は藤井棋聖。終局は夕方から夜にかけての見込み。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【封じ手時の残り持ち時間】
木村一基王位 4時間26分(消費3時間34分) 藤井聡太棋聖 3時間48分(消費4時間12分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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情報源:藤井聡太棋聖、二冠&八段に王手なるか 木村一基王位の封じ手開封、対局再開/将棋・王位戦七番勝負
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— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) August 5, 2020
村)王位戦第3局、木村王位の封じ手は△2三歩でした。比較的穏やかな手です。先手の藤井棋聖の陣形は、いわゆる「スズメ刺し」の形ですが、すぐには端から攻められなさそう。本格的な戦闘開始は少し先になりそうです。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 5, 2020
#王位戦 第3局は対局が再開しました。神戸・有馬温泉は快晴で、暑くなりそうです。木村王位の注目の封じ手は△2三歩。AIが候補手の一つに挙げていましたが、控室ではあまり予想されていなかった手でした。「手堅い、我慢の手という印象」と副立会人の都成六段。じりじりとした戦いが続きそうです。 pic.twitter.com/J5xGHyiveg
— 東京新聞文化芸能部文化班 (@tokyobunkabu) August 5, 2020
王位戦第3局は2日目の対局が始まりました。木村王位の封じ手後、藤井棋聖も慎重に時間を使いながら指し進めています。午前のおやつは2人ともアイスコーヒーだけとのこと。写真は封じ手開封のときの様子です。(日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/gtTahf0g9B
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) August 5, 2020
【 #王位戦 七番勝負第3局 】#木村一基 王位 VS #藤井聡太 棋聖
木村一基王位に藤井聡太棋聖が挑戦する第61期王位戦七番勝負第3局が、8月4・5日(火・水)に神戸市にて行われます。藤井棋聖が開幕から2連勝しています。https://t.co/VxLHiI9rLK
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) August 5, 2020
おはようございます。二日目の朝、注目の封じ手はなんでしょうか。
手の流れからいくと△2四歩ですが、▲1五歩が気になります。なので△2三銀を予想します。他には△6四歩もありそうです。
昨日は封じ手封筒の記入など、貴重な経験をさせていただきました。本日もしっかりと務めたいと思います。 pic.twitter.com/g11YPa7ibG
— 都成 竜馬 (@tonabou_shogi) August 4, 2020
▲藤井聡太棋聖 vs △木村一基王位(棋譜を見る)
木村一基王位の封じ手は46手目「△2三歩」
3連勝で王手をかけるか、一つ返すか・・・