藤井聡太棋聖、最年少二冠&八段に王手!木村一基王位に無傷の3連勝/将棋・王位戦七番勝負

藤井聡太棋聖、最年少二冠&八段に王手!木村一基王位に無傷の3連勝/将棋・王位戦七番勝負 | ABEMA TIMES

149手 8八玉まで、▲藤井聡棋聖 の勝ち


2020.08.05 19:30

将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が8月4、5日に行われた王位戦七番勝負第3局で、木村一基王位(47)に149手で勝利、シリーズ3連勝でタイトル奪取に王手をかけた。藤井棋聖は王位を獲得すると、最年少での二冠・八段昇段という2つの記録を同時に達成する。

昭和初期に生まれた戦法を用いて、令和の天才棋士が輝いた。第1局の角換わり、第2局の相掛かりに続いて、第3局で先手の藤井棋聖が選んだのは矢倉戦。中でも約80年前に土居市太郎名誉名人が、名人戦で用いたという「土居矢倉」で木村王位に戦いを挑むと、周囲を驚かせた。

木村王位も得意とする矢倉戦で、1日目はじっくりとした進行。2日目に入り、藤井棋聖がじりじりと攻め、受けの名手・木村王位が応じる局面が続いたが、残りの持ち時間も両者1時間ほどになったところから、形勢は藤井棋聖の有利、さらには優勢に。木村陣に攻略の糸口を見つけたのか、じっくり時間を使って考えた序中盤とは異なり、本格的な攻めに入ったところでは、あまり時間も使わずに一気呵成に鋭く確実な手を連発した。ところが最終盤では寄せの一手により形勢が互角に戻る大混戦。藤井棋聖がなんとか持ち直し、勝利をもぎ取った。

対局後、藤井棋聖は「早囲いを目指していたんですが、少し時間を失敗してしまったと思います。(1日目は)自信のない展開かなと思っていました。(2日目は)途中から調子がいいのかなと思ったんですが、受けられてみると大変かなと思っていました。少し寄せに行ったところで誤算があって、負けにしてしまったかもしれないと思っていました」と、最終盤の苦戦についても言及していた。第4局への抱負には「ここまでの将棋の内容を反省して、いい将棋を指せればと思います」と語った。

長い将棋界の歴史において、七番勝負で3連勝した棋士が4連敗してタイトルを逃したのは過去2回だけ。そのうち1回は、くしくも木村王位が初タイトル目前にしながら逃したというものだ。データでは藤井棋聖が圧倒的に二冠達成に近づいたが、木村王位は今シリーズで逆に「3連敗から4連勝」で防衛を果たせるか。

次回、第4局は8月31日、9月1日に行われる。藤井棋聖が勝利した場合、達成できる最年少記録は2つ。二冠は、羽生善治九段(49)の21歳11カ月を3歳近く更新。「タイトル2期」の条件を満たすことでの八段昇段は、加藤一二三九段(80)の18歳3カ月を3カ月ほど更新する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2020年8月5日 19:23

将棋の第61期王位戦7番勝負第3局が5日、神戸市北区の中の坊瑞苑(ずいえん)で指され、挑戦者の藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダーの木村一基王位(47)を149手で下し、3連勝で最年少のタイトル2冠に王手をかけた。第4局は19、20日に福岡市の大濠公園能楽堂で行われる。

第4局に勝てば、2冠獲得で八段に昇段。いずれも18歳1カ月の最年少記録を達成する。

▽王位戦 1960年に創設された将棋8タイトル戦の一つ。シードと予選通過者計12人が6人ずつ紅・白組に分かれてリーグ戦を戦い、各組1位が挑戦者決定戦を戦う。勝者が7~9月に保持者と2日制、持ち時間各8時間の7番勝負に臨む。永世保持者は故大山康晴15世名人と中原誠16世名人、有資格者は18期の最多記録を持つ羽生善治九段。

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2020年8月5日19時24分

将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダー、木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負の第3局が4、5の両日、有馬温泉(神戸市北区)の老舗旅館「中の坊瑞苑(ずいえん)」で行われ、先手の藤井が149手で木村を破り、3連勝で史上最年少2冠にあと1勝とした。第4局は19、20の両日、福岡市の「大濠公園能楽堂」で行われる。

「史上最年長VS史上最年少」と注目されるシリーズ。ほぼ互角で迎えた2日目。正午前に藤井が57手目で先手4五歩と仕掛け、本格的な戦いに突入した。

中盤、藤井が鋭い踏み込みから、巧妙な手順で攻めをつなぐ。粘り強い強靱(きょうじん)な受けから「千駄ケ谷の受け師」の異名をもつ木村は、相手の攻めを徹底的に受けた。藤井がリードして突入した終盤戦、切れ味鋭い攻めを連発した藤井が、木村の受けを振り切った。

藤井は7月16日、最年少の17歳11カ月でタイトルを奪取した。初タイトルからわずか3週間で2冠に王手をかけた。史上最年少2冠は羽生善治九段(49)が持つ21歳11カ月。今シリーズを制すれば、この記録を大幅に更新する。

2冠を獲得すれば日本将棋連盟の八段昇段規定「タイトル獲得2期」を満たし、八段に昇段する。王位戦の最終第7局までもつれ込んだ場合でも、「ひふみん」こと、加藤一二三・九段(80)が持つ18歳3カ月を上回る、最年少八段も達成する。

王位戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。

藤井は、棋聖戦に加え、前期リーグで残留した王将戦、あと1勝に迫った王位戦、本年度に最大3冠までの可能性がある。

情報源:藤井棋聖が3連勝 最年少2冠&最年少八段に王手(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井棋聖が3連勝 最年少2冠&最年少八段に王手 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年8月5日 19時26分

将棋の第61期王位戦7番勝負の第3局2日目が5日、神戸市有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で指され、先手の藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)を下し、開幕から3連勝。藤井棋聖は史上最年少の2冠と、規定による史上最年少の八段昇段に王手をかけた。

対局は前日に木村王位が封じた「△2三歩」から再開され、木村王位の守りを、藤井棋聖が攻め崩す展開。じっくりとした流れだったが、木村王位が1時間4分の長考で指した手から形勢を損ねると、藤井棋聖が一気に勝機をつかみ、押し切った。

なお、この日の勝負めしは、藤井棋聖が「肉うどん膳」、木村王位が「玉子とじそば膳(少な目)」だった。

第4局は19、20日の両日、福岡県福岡市の「大濠公園能楽堂」で。

情報源:藤井聡太棋聖が史上最年少2冠&八段昇段に王手!木村一基王位に開幕3連勝(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太棋聖が史上最年少2冠&八段昇段に王手!木村一基王位に開幕3連勝 : スポーツ報知


2020.8.5 19:32

将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む王位戦七番勝負第3局は5日、兵庫県神戸市の中の坊瑞苑でさされ、藤井棋聖が149手で木村王位を破った。今シリーズ3連勝とし、王位奪取に王手をかけた。

ここまで2連勝を挙げ第3局に先手で臨んだ藤井棋聖。4日の第1日は木村王位と相矢倉で激突し、46手目で木村王位の封じ手となった。第2日は封じ手の2三歩でスタート。藤井棋聖は中盤から優位に進め、終盤で一気に攻めきった。

3連勝となった藤井棋聖は、棋聖位に次ぐ2つ目のタイトル獲得に王手をかけた。2冠となれば「タイトル2期獲得」の規定を満たし、八段に昇段。加藤一二三・九段(80)が持つ最年少八段記録を更新する。

第4局は19、20日に福岡市の「大濠公園能楽堂」で行われる。

情報源:藤井棋聖、王位戦3連勝で2冠に王手/将棋(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井棋聖、王位戦3連勝で2冠に王手/将棋 – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)


2020年8月5日 20時48分

将棋の高校生棋士、藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑戦している第61期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第3局は5日、藤井棋聖が勝ち、今期七番勝負の成績を3勝0敗とした。藤井棋聖は二つ目のタイトル獲得まで、あと1勝と迫った。王位戦第4局は19、20の両日、福岡市で指される。(佐藤圭司)

第61期王位戦第3局を終え、対局を振り返る木村一基王位(右)と挑戦者の藤井聡太棋聖=2020年8月5日午後、神戸市北区、日本将棋連盟提供
第61期王位戦第3局を終え、対局を振り返る木村一基王位(右)と挑戦者の藤井聡太棋聖=2020年8月5日午後、神戸市北区、日本将棋連盟提供

終局後の両対局者の主な発言は次の通り。

藤井棋聖「しっかり反省して次に」

――2日目に攻め先行の形になり、手応えがあるように見えました

「途中から手の調子がいいと思ったのですが、受けられてみると大変なのかな、という気がしました」

――終盤はどうだった?

「寄せにいった所で誤算があって、負けにしてしまったのかなと思っていました。見落としがあり、厳しくなってしまったかなと」

――これで3勝0敗。次局への抱負を

「ここまでの将棋の内容をしっかり反省して、第4局にいい将棋が指せるようにしたいと思います」

木村王位「攻められっぱなしになっちゃった」

――今局を振り返っていかがでしょうか?

「待つ展開だったのでしょうがないんですけど、ちょっと一方的な、攻められっぱなしになっちゃったので、つまらない展開にしてしまったかなと」

――終盤、上部脱出をはかったあたりで、難しくなったと思った

「そうでしたか。ちょっとつらいのかなと思っていたので、もしチャンスがあったとしたら、良くなかったですね」

――次局への意気込みを

「後がなくなりましたけど、いつも通り、精いっぱい指したいと思います」(渡義人)

情報源:藤井聡太棋聖が木村王位を下して3連勝、二冠に王手:朝日新聞デジタル


藤井聡太棋聖が3連勝

第61期王位戦七番勝負第3局は、149手で藤井棋聖が勝ちました。終局時刻は19時22分。消費時間は▲藤井棋聖7時間58分、△木村王位7時間59分。この結果、七番勝負は藤井棋聖の3連勝で、王位奪取にあと1勝としました。第4局(西日本新聞社主催)は8月19、20日(水、木)、福岡県福岡市「大濠公園能楽堂」で行われます。

情報源:王位戦中継Blog : 藤井聡太棋聖が3連勝


木村一基王位に藤井聡太棋聖が挑戦する第61期王位戦七番勝負の第3局が8月4・5日(火・水)に兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で行われ、藤井棋聖が木村王位を149手で破り、七番勝負の成績を3勝0敗とし、自身初の王位獲得にあと1勝と迫りました。

第4局は8月19・20日(水・木)に福岡県福岡市の「大濠公園能楽堂」で行われます。

情報源:藤井聡太七段が木村一基王位を破り、3連勝 第61期王位戦七番勝負第3局|将棋ニュース|日本将棋連盟



藤井聡太棋聖 vs △木村一基王位(棋譜を見る

149手 8八玉まで、▲藤井聡棋聖 の勝ち


対戦成績



 



これで二冠に王手か・・・