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2020年8月1日 16時30分
藤井聡太棋聖(18)が第79期将棋名人戦・B級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で3回戦まで消化し、3連勝と星を伸ばしている。中盤でリードを奪い、そのまま差を広げる危なげない指し回しに磨きがかかっている。
2回戦の橋本崇載八段(37)戦は7月6日、3回戦の鈴木大介九段(46)戦は同29日に指された。いずれも、同じクラスの他の棋士との一斉対局の予定だったが、棋聖、王位のタイトル戦などで藤井の日程が合わず、一足早く行われた。
2回戦は、橋本が銀矢倉を目指した。左美濃の構えをとった藤井は、A図で39分の考慮で▲4五歩と仕掛けた。これが機敏だった。△同歩▲同銀△4三銀に、▲3五歩△同歩▲2四歩△同歩▲4四歩と、さらに厳しく攻め立てる。△同銀左だと▲同銀△同銀▲2四飛の十字飛車が厳しいため、橋本は△5二銀と辛抱したが、これでは苦しい。午後7時50分、藤井が85手で押しきった。
元A級棋士の橋本は対局後、藤井をこうたたえた。「(手で)扇子を1回転させるごとに何手読んでいるのかな、とか思いました」「こっちがトボトボ歩いている間に一瞬で抜き去られた。スピードがすごい。積んでいるエンジンが違う」
3回戦は、鈴木が四間飛車を採用した。A級での活躍や、タイトル挑戦2回の原動力となった得意戦法だ。藤井は居飛車穴熊で対抗した。
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C図はその終盤戦。鈴木が6二の金で7三のと金を取った局面だが、ここで藤井は7分考えて▲4二竜。△同歩▲7二角成△同金▲7四桂△8一玉▲6二金と進んでみると、後手は受けが難しい。その後、十数手進み、午後7時25分に鈴木が投了。後手玉の守りはまだ堅く見えたが、快刀乱麻を断つ明快な収束だった。
藤井は対局後、「こちらの仕掛けの成否は際どかった。いい星でここまで来られている。昇級を目指して頑張りたい」と述べた。順位戦は14連勝中で、通算では32勝1敗という驚異的な成績だ。中盤以降、リードを広げて勝ちきる内容の良さも光る。
4回戦では、史上最年少での名人獲得(21歳2カ月)の記録を持つ谷川浩司九段(58)と対戦する。藤井はその記録を更新する可能性があるだけに、大きな注目を集めそうだ。(村瀬信也)
情報源:(月刊将棋)藤井棋聖、指し回しに磨き 名人戦・B級2組順位戦で3連勝:朝日新聞デジタル
村)藤井棋聖、タイトル戦等の日程の都合で、7月は順位戦を2局戦いましたが、いずれも快勝でした。
(月刊将棋)藤井棋聖、指し回しに磨き 名人戦・B級2組順位戦で3連勝:朝日新聞デジタル https://t.co/OxghrecOm6— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) August 1, 2020
▲藤井聡太七段 vs △橋本崇載八段(棋譜DB)
85手 5五香打まで、▲藤井聡七段 の勝ち
▲藤井聡太棋聖 vs △鈴木大介九段(棋譜DB)
103手 7三角成まで、▲藤井聡棋聖 の勝ち
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- 第79期名人戦・順位戦 B級2組
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