藤井聡太七段、初の封じ手が開封 木村一基王位の手番から第2局再開 形勢はほぼ互角/将棋・王位戦

木村一基王位 vs 藤井聡太七段|第61期王位戦七番勝負第2局2日目

第61期 王位戦 七番勝負 第二局 2日目 木村一基王位 対 藤井聡太七段
藤井聡太七段の封じ手、40手目は「△8六歩」


2020.07.14 09:07

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月14日、北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われている王位戦七番勝負の第2局で、2日目を迎えた。前日13日、初めて行った封じ手(40手目)が開封され、現タイトル保持者である木村一基王位(47)の手番で、対局は再開。早々と終盤に突入した第1局とは異なり、じっくりとした進行になっている第2局は、どちらが制するか。

第1局を藤井七段が制して迎えた第2局は、先手番の木村王位が得意の相掛かりを採用。棋士による特色が出やすい戦法なこともあってか、序盤から両者、じっくりと持ち時間を使う展開に。藤井七段は28手目を指すのに、持ち時間で1時間25分、間に入った昼食休憩を含めれば、2時間25分をかけた。局面は中盤戦に入っており、形勢はほぼ互角と見られている。現地で検討している棋士の間では、ここ数手の選択によっては、一気に形勢が傾く可能性もあるという。

藤井七段は、同時期に行われているヒューリック杯棋聖戦五番勝負で、現在2勝1敗とタイトル奪取に王手。渡辺明棋聖(棋王、王将、36)との第4局は、中1日置いて、16日に行われる予定だ。王位戦、棋聖戦ともに、タイトル奪取に成功すれば、屋敷伸之九段(48)が持つ最年少でのタイトル獲得記録、18歳6カ月を更新することができる。一気に二冠達成となれば、最年少での八段昇段という新たな記録更新にもなる。

本局の持ち時間は各8時間の2日制。終局は夕方から夜になる見込み。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:藤井聡太七段、初の封じ手が開封 木村一基王位の手番から第2局再開 形勢はほぼ互角/将棋・王位戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、初の封じ手が開封 木村一基王位の手番から第2局再開 形勢はほぼ互角/将棋・王位戦 | ABEMA TIMES


2020年7月14日 9時7分

将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第2局の2日目が14日午前9時2分、札幌市で始まった。

史上最年少タイトル挑戦者が史上最年長初タイトル獲得者に挑む30歳差対決の第2ラウンドは正念場の2日目を迎えた。

藤井七段は1日目の最後に自らの手番での「封じ手」を初めて経験。対局再開に際し、立会人の深浦康市九段(48)が封筒にハサミを入れ、開封された。注目の封じ手は△8六歩。飛車を活用して左辺に手を付ける一手で検討陣からも本命視されていた。

局面は中盤戦だが、一気に激しくなる展開もありそうだ。

◆封じ手(ふうじて) 2日制のタイトル戦(竜王・名人・王位・王将)で1日目の対局中断時に行われる慣習。1927年、報知新聞の生駒粂蔵記者が考案した。指定の時刻を迎えた時に手番を持った側は次の一手を自室で紙に記入し、封筒に入れて封をする。図面上で駒の移動を赤文字で記す。両対局者、立会人が封に署名。同じものを2封作り、1つを立会人、もう1つを対局場側が保管する。2日目の朝に開封。封じ手が明かされ、対局が再開される。封じ手がないと手番を持った側が1日目から2日目までの中断の間も考慮し続けられるため、持ち時間の公平性を保つために行われるようになった。囲碁のタイトル戦でも同様に行われる。

情報源:藤井聡太七段の封じ手は本命の「△8六歩」 王位戦7番勝負第2局は2日目が始まる(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段の封じ手は本命の「△8六歩」 王位戦7番勝負第2局は2日目が始まる : スポーツ報知


2020年7月14日 09:07

開封した封じ手を読み上げる正立会の深浦康市九段。中央が藤井聡太七段、右手前が木村一基王位(日本将棋連盟提供)
開封した封じ手を読み上げる正立会の深浦康市九段。中央が藤井聡太七段、右手前が木村一基王位(日本将棋連盟提供)

将棋の第61期王位戦7番勝負第2局第2日は14日、北海道札幌市のホテルエミシア札幌で始まった。

対局再開を前に正立会人の深浦康市九段が封じ手を開封して読み上げ、予定の午前9時から2分遅れで第2日がスタート。

第1日の40手目を封じた挑戦者・藤井聡太七段(17)は、通常2通のところ3通分記入。2通は主催者や開催会場が保管するのが慣例だが、今回の追加分は日本将棋連盟を通じて希望者に販売し、その売上金をチャリティーに当てる目的だったことが明らかになった。これは木村一基王位(47)が開局前日の12日に発案し、実現したもの。結果的には藤井のタイトル戦初封じ手だったこともあり、注目を浴びそうだ。

情報源:藤井七段の封じ手1通を販売 売上金をチャリティーに 王位戦第2局第2日スタート(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段の封じ手1通を販売 売上金をチャリティーに 王位戦第2局第2日スタート― スポニチ Sponichi Annex 芸能


封じ手は△8六歩

藤井七段の封じ手は△8六歩でした。深浦九段が「それでは2日目、よろしくお願いします」と告げて、対局が再開されました。

情報源:王位戦中継Blog : 封じ手は△8六歩


開封された封じ手

(本局は封じ手が3通作成されました)

(初めて藤井七段が行った封じ手。駒台の歩から矢印が8六の地点に伸びています)

情報源:王位戦中継Blog : 開封された封じ手




木村一基王位  vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

封じ手が3通ある話

封じ手開封、封じ手は「△8六歩」

対局再開


 



藤井七段の連勝か、木村王位がタイにするか・・・