タイトルかけた番勝負は“ストレート負けゼロ”藤井聡太七段の最年少記録の前に立つ渡辺明棋聖の偉大な記録

タイトルかけた番勝負は“ストレート負けゼロ”藤井聡太七段の最年少記録の前に立つ渡辺明棋聖の偉大な記録 | ABEMA TIMES

7月9日、朝9時から対局開始、藤井聡太七段の先手。


2020.07.08 11:19

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)による、最年少タイトル獲得記録達成がいよいよ目前になっている。7月9日に行われるヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局で勝利すれば、シリーズ成績3勝0敗で奪取に成功。将棋界初の「17歳タイトルホルダー」となる17歳11カ月という最年少記録を樹立する。ただ、この快記録をクリアするためには、別の記録も打破する必要がある。それが現タイトル保持者・渡辺明棋聖(棋王、王将、36)による番勝負の「ストレート負けゼロ」記録だ。

歴代5位、現役3位のタイトル25期を誇る渡辺棋聖。既に竜王、棋王で永世称号の資格を持ち、今後もタイトル数を増やすと見られていることから、将棋史に名を残す棋士だ。藤井七段の挑戦を受けている棋聖戦五番勝負、挑戦者として臨んでいる名人戦七番勝負を含めて、タイトルをかけた番勝負の登場回数は35回。これまで終了した33回の全てで、1勝もできずに敗退したことがない。

33回中、25回タイトルを獲得しているから当たり前のように聞こえるかもしれないが、大逆転として今なお語り継がれるのが、2008年度の第21期竜王戦七番勝負。挑戦者の羽生善治九段(当時は名人、49)に開幕から3連敗を喫したものの、そこから4連勝して防衛を果たした。その他、先に王手をかけられてからの連勝もあり、ただでは終わらないからこそ、これだけのタイトル獲得数が積み重なっている。

第3局は藤井七段が有利とされる先手番。第1、第2局ともに得意とする矢倉戦で敗れたこともあるが、ここまで追い詰められれば開き直った戦い方をすることも考えられる。世の雰囲気からすれば、藤井七段の3連勝ですんなり記録達成、という感も強いが、勝負はまだまだ下駄を履くまでわからない。

情報源:タイトルかけた番勝負は“ストレート負けゼロ”藤井聡太七段の最年少記録の前に立つ渡辺明棋聖の偉大な記録(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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藤井聡太七段の先手


 



このまま、ストレート勝ちなるか?