藤井聡太七段、2つ目のタイトル挑戦権獲得!永瀬拓矢二冠に勝利 最年少タイトル獲得へさらに前進/将棋・王位戦挑決

藤井聡太七段、2つ目のタイトル挑戦権獲得!永瀬拓矢二冠に勝利 最年少タイトル獲得へさらに前進/将棋・王位戦挑決 | ABEMA TIMES

127手 5八銀打まで、▲藤井聡七段 の勝ち、挑戦権獲得


2020.06.23 19:59

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月23日、王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(27)に127手で勝利、挑戦権獲得に成功した。藤井七段は、ヒューリック杯棋聖戦でも渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に挑戦中で、最年少でのタイトル獲得とともに、一気に二冠まで駆け上がる可能性がある“ダブルタイトル戦”が現実のものになった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、延期になっていた対局が一気に6月に組まれると、藤井七段も今月7局目というハードスケジュールに。永瀬二冠も21日に叡王戦七番勝負の第1局を戦ったばかりと、両者とも過密日程の中、知力と体力を振り絞る戦いとなっていた。

練習将棋をする間柄でもあり、互いの手の内をよく知る両者の対局は、藤井七段の先手から角換わりで進行。じっくりとした序盤から、中盤では藤井七段がプロ入り後、最長となる1時間36分の大長考を見せるなど、惜しみなく持ち時間を使い、強敵・永瀬二冠に対して攻略の糸口を探り続けた。残り時間も数分となった中、永瀬二冠の攻め手を巧みにしのぎ続けると、手番が回ってきたタイミングで一気に反撃。鮮やかな寄せで勝ち切った。

対局後、藤井七段は「七番勝負もしっかりいい将棋を指したいと思います。(2日制については)持ち時間8時間は指したことがないので、じっくり考えられるのは楽しみです」と語った。

藤井七段は4日、この日と同じ永瀬二冠を相手に棋聖戦の挑戦者決定戦で、激闘の末に勝利を収め、17歳10カ月20日という最年少でのタイトル挑戦記録を樹立。その後、8日には渡辺明棋聖(棋王、王将、36)との第1局にも勝利し、最年少タイトル獲得に一歩前進している。

現在、最年少でのタイトル獲得記録は、屋敷伸之九段(48)が持つ18歳6カ月。棋聖戦五番勝負は7月中、木村一基王位(47)との王位戦七番勝負は、例年最終局までもつれ込んでも9月いっぱいで終了することから、来月19日に18歳になる藤井七段が奪取に成功した際には、もれなく最年少記録を更新することになる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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木村一基王位への挑戦を目指す第61期王位戦挑戦者決定戦の▲藤井聡太七段-△永瀬拓矢二冠戦は、終局時刻は19時52分に藤井聡七段の勝ちとなりました。消費時間は▲藤井聡3時間57分、△永瀬3時間59分。
藤井聡七段は王位戦初挑戦。棋聖戦に続いて2棋戦連続でタイトル挑戦となります。
七番勝負第1局は、7月1・2日に愛知県豊橋市「ホテルアークリッシュ豊橋」で指されます。

情報源:王位戦中継Blog : 藤井聡太七段が勝利し挑戦権獲得


終局後のインタビュー

終局後、感想戦の前に両対局者にインタビューが行われました。

■藤井聡太七段

――一局を振り返って角換わりから想定していた戦型でしょうか。

藤井 角換わり早繰り銀はやってみたい形でした。

―――永瀬二冠とは公式戦2局目ですが、よく戦っている相手との対戦。大きな舞台での対戦はどういうお気持ちでしょうか。

藤井 普段から教えていただいていますが、公式戦では今月まで対局がなかったので、こうして大きな舞台で対戦できることはうれしく思っていました。

――棋聖戦に続いて挑戦権獲得です。

藤井 七番勝負は7月からありますので、コンディションを整えていい将棋を指せるようにと思います。

――王位戦は2日制。どのような印象がありますか。

藤井 持ち時間が8時間の将棋は指したことはないので、じっくり考えられるのは楽しみです。

――去年、最年長の初タイトル獲得となった木村王位への印象はいかがでしょうか。

藤井 木村王位は力強い受けに特徴がある印象です。

――過密な日程ですが、変わらず対局できているでしょうか。

藤井 対局は多いですけど、普段通りに臨めているかなと思います。

■永瀬拓矢二冠

――角換わり早繰り銀になりました。想定していましたか。

永瀬 想定はしていませんでしたが、なったら仕方ないと思いました。

――本局を振り返ってどのような印象でしょうか。

永瀬 一局を通して力負けの印象がありましたので、追いつけるように頑張りたいと思います。

――研究会をしているとうかがっています。大きな舞台で2回戦われることについていかがでしょうか。

永瀬 普段から指していて、実力は知っているわけなので、まさか自分がという思いはありましたけど、指してみて、こちらが力負けしてしまったような気がします。

情報源:王位戦中継Blog : 終局後のインタビュー


記者会見

感想戦の後、質問者と会場を分けて記者会見が行われました。

――第61期王位戦について予選からの参加でした。かなり長い期間王位戦を戦われましたが、振り返っていかがでしょうか。

藤井 過去2回はリーグに入れませんでしたので、今期はまずリーグ入りを目標にしていました。王位リーグでは苦しい将棋も多かったですが、その中で粘って指せたのが結果につながったと思います。

――木村王位の棋風をどのように見ているでしょうか。

藤井 木村王位は力強い受けに特徴があると思っています。

――ステイホーム期間中、普段できない勉強をする機会になったのでしょうか。やったのであれば、どのような内容でしょうか。

藤井 特にやり方を変えたわけではないのですが、時間があった分だけじっくり取り組めたと思っています。

――王位戦は七番勝負、持ち時間8時間の2日制で長い持ち時間の対局です。どのような対局になるか、印象をお聞かせください。

藤井 2日制は初めてで、慣れないこともあると思いますが、持ち時間8時間ということで、じっくり考えて指せることを楽しみにしています。

――棋聖戦と並行してダブルタイトル戦になります。戦ううえでどのような印象をお持ちでしょうか。

藤井 今後も対局が続くことになりますが、どの対局にもいい状態で臨めるようにしたいと思います。

――地方での対局も多いです。楽しみにしていること、気になっていることはありますか。

藤井 そうですね。今回の七番勝負で初めて訪れる場所もあるので、それを楽しみにしています。

――木村王位は今日が誕生日で47歳になって30歳差になります。この年齢差によるタイトル戦についていかがでしょうか。

藤井 年齢に関係なく楽しめることが将棋のいいところと思っています。その年齢は離れていますけど、全力でぶつかっていけたらと思っています。

――木村王位は昨年、史上最年長で初タイトル、藤井さんは最年少のタイトルを目指すということで、ある意味真逆というか象徴的な対決になると思いますが、それについて、どのように思いますか。

藤井 木村王位は昨年の王位戦は素晴らしい戦いでしたし、自分としては思い切りぶつかっていくだけだと思います。

――6月に入って過密日程で大勝負が続いていますが、気をつけていること、されていることはありますか。

藤井 対局が続くので睡眠をしっかり取るようにと思っています。

――第1局は地元愛知県の豊橋市での対局となります。地元で対局できる喜びはいかがでしょうか。

藤井 王位戦は毎年第1局が東海地区での対戦で、地元で指せることは格別の喜びがあります。

――王位戦は全国で転戦します。愛知県の方や全国の方に一言お願いします。

藤井 ご観戦いただきありがとうございます。王位戦第1局が地元愛知県の対局ということで、精いっぱい指していい将棋をお見せできればと思います。

情報源:王位戦中継Blog : 記者会見


七番勝負日程

第1局 7月1・2日(水・木)

愛知県豊橋市「ホテルアークリッシュ豊橋」

第2局 7月13・14日(月・火)

北海道札幌市厚別区「ホテルエミシア札幌」

第3局 8月4・5日(火・水)

兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」

第4局 8月19・20日(水・木)

福岡県福岡市中央区「大濠公園能楽堂」

第5局 8月31日・9月1日(月・火)

徳島県徳島市「渭水苑」

第6局 9月14・15日(月・火)

神奈川県秦野市「元湯 陣屋」

第7局 9月28・29日(月・火)

東京都渋谷区「将棋会館」

情報源:王位戦中継Blog : 七番勝負日程


第61期王位戦挑戦者決定戦、永瀬拓矢二冠VS藤井聡太七段の対局が6月23日(火)に行われ、藤井七段が127手で永瀬二冠に勝ち、挑戦権を獲得しました。

藤井七段は初の王位挑戦で、木村一基王位との七番勝負第1局は7月1・2日(水・木)に愛知県豊橋市「ホテルアークリッシュ豊橋」で行われます。

情報源:藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠に勝ち、挑戦権を獲得 第61期王位戦挑戦者決定戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟




藤井聡太七段 vs △永瀬拓矢二冠(棋譜中継

127手 5八銀打まで、▲藤井聡七段 の勝ち、挑戦権獲得



 



永瀬大丈夫かね?