第78期名人戦七番勝負第2局 豊島将之名人 vs 渡辺明三冠
6/18 9時から渡辺明三冠の先手で対局開始
2020年6月17日 10時30分
豊島将之名人に渡辺明三冠が挑戦する第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第2局が18日、山形県天童市で始まる。会場となる同市の天童ホテルは、新型コロナウイルスの感染予防に万全を期して臨む。
将棋駒の生産量日本一を誇る天童市。その中心市街地に位置する天童ホテルは1911年創業の老舗だ。これまでも名人戦の舞台となり、ロビーには過去の熱戦の模様を伝える写真などが飾られている。
衛生管理者の資格を持つ予約課の瀬野駿太さん(29)は「名人や挑戦者を万全な態勢でお迎えしたい」と意気込む。
同ホテルは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月中旬から休館。6月5日の営業再開後、フロントのカウンターには飛沫(ひまつ)防止の透明なアクリル板を設置。宿泊客には手指のアルコール消毒をお願いし、検温への協力も呼びかける。
名人戦でも、対局者らが対局室に入る際、手指の消毒やマスク着用をお願いし、定期的な換気も行うという。夕食会場も広めの部屋を用意し、座席間は十分な間隔をとるという。対局を前にした前夜祭や大盤解説会は開かれない。
感染防止策に加え、瀬野さんには「天童を挙げておもてなしをしたい」との思いがある。料理やデザートには旬の地元産の食材をふんだんに使う。注目度の高い対局中のおやつについても「地元の菓子店自慢のお菓子を紹介したい」と話している。
コロナ禍で4月の「人間将棋」が中止になった。同ホテルの予約状況も営業再開後は昨年の8割減だが、「これから天童を訪れる人たちが名人戦を思い出し、お菓子などをお土産に買っていこうかなと思っていただければうれしい。天童が快く過ごせる街だと発信していきたい」。
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三重県鳥羽市で10、11の両日に指された第1局では、渡辺挑戦者が制した。(江川慎太郎)
情報源:山形)将棋名人戦 会場の天童ホテル、感染対策念入りに [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
村)明日から名人戦第2局が始まります。
山形)将棋名人戦 会場の天童ホテル、感染対策念入りに:朝日新聞デジタル https://t.co/p7M8MHNL1T #新型コロナウイルス— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) June 17, 2020
▲渡辺明三冠 vs △豊島将之名人
6/18 9時から渡辺明三冠の先手で対局開始
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- 第77期将棋名人戦七番勝負 ライブ中継:朝日新聞デジタル
- 名人戦・順位戦 – 毎日新聞
- ABEMA(1日目・解説なし)
- ABEMA(2日目・解説あり)
渡辺三冠の連勝か、豊島名人がタイに戻すか。