藤井聡太七段=大阪市北区(須谷友郁撮影)

【ヒューリック杯棋聖戦】8日開幕

第91期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負第1局
渡辺明棋聖 vs 藤井聡太七段
6月8日 9時から対局開始


2020.6.7 17:15

日本将棋連盟会長で、永世棋聖の資格を持つ佐藤康光九段(50)に第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の見どころを聞いた。

藤井さんは緩急の付け方、バランスが絶妙で、悪くなっても容易に崩れません。対戦相手も年々強くなっていく中で、同じパフォーマンスを見せることができるのは進化の証拠です。

タイトル戦は通常と環境が変わる部分があります。和服着用で慎重になる部分があるかもしれませんが、対局に没頭しますから変わらないことも。ただ、同じ相手をずっと研究することになるので、そこは通常と変わるかもしれませんね。

渡辺さんは戦略も含め、事前の作戦、研究量が多い。勝負どころの感覚の良さ、勝負勘は非常にたけています。ただ、相手が藤井さんで、意識している部分もあると思います。

藤井さんは今まで通り、自分の力でぶつかっていくだけ。渡辺さんがどのような戦略を取ってくるかが一つのポイントです。戦型から時間の使い方など、興味があります。藤井さんは戦う中で進化が見られる部分があると思います。楽しみな番勝負です。

情報源:ヒューリック杯棋聖戦 8日開幕 佐藤将棋連盟会長「藤井七段は戦う中で進化」(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:【ヒューリック杯棋聖戦】8日開幕 佐藤将棋連盟会長「藤井七段は戦う中で進化」 – 産経ニュース


2020.6.7 17:15

藤井聡太七段=大阪市北区(須谷友郁撮影)
藤井聡太七段=大阪市北区(須谷友郁撮影)

渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=に藤井聡太七段(17)が挑戦する将棋のタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)が8日、開幕する。渡辺棋聖は初の防衛戦で、藤井七段はタイトル挑戦の最年少記録となる17歳10カ月と20日で大舞台に上る。

藤井七段は初の決勝トーナメントで3人のシード棋士を破る圧巻の戦いで挑戦権を獲得。屋敷伸之九段(48)が持つ最年少タイトル獲得(18歳6カ月)の記録更新に挑むことにもなる。

藤井七段に意気込みを聞いた。

棋聖は将棋界でも格式ある称号で、子供のころからの憧れの舞台で挑戦できることがうれしく、幸運だと思います。

渡辺棋聖は、私が将棋を始めた5歳のころ、竜王のタイトルをお持ちでした。そして今は八大タイトルのうち、3冠を保持しておられ、トップ中のトップという方だと思っています。非常に攻めが鋭く、序盤の研究が行き届いている印象です。公式戦では1回だけ対局したことがあります。昨年、朝日杯将棋オープン戦の決勝です。意表をつく戦法が非常に巧みです。

複数回を戦う「番勝負」は新人王戦三番勝負で経験はしていますが、タイトル戦での五番勝負は初めてです。第1局を落としてしまうと、その後が厳しい印象があります。対局はすぐ迫っていますが、しっかりいい将棋を指せるようにしたいと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で対局はしばらくなかったですが、自分のやることが変わるわけではないので、普段通り過ごしていました。私はずっと家にいても苦にならないんです。大変な状況ですが、その中でいい将棋を指すことが将棋ファンの方に喜んでもらえるかなと思うので、頑張りたいです。(中島高幸)

ふじい・そうた 平成14年、愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下で24年、奨励会入会。28年、史上最年少の14歳2カ月で5人目の中学生プロ棋士に。29年、デビュー戦から負けなしで史上最多の29連勝。30年、15歳6カ月の一般棋戦最年少優勝記録。今年、史上初の3年連続で勝率8割超えを達成。

情報源:ヒューリック杯棋聖戦 8日開幕 藤井七段「挑戦できるのは幸運」(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:【ヒューリック杯棋聖戦】8日開幕 藤井七段「挑戦できるのは幸運」 – 産経ニュース


2020.6.7 17:16

渡辺明棋聖(納冨康撮影)
渡辺明棋聖(納冨康撮影)

渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=に藤井聡太七段(17)が挑戦する将棋のタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)が8日、開幕する。渡辺棋聖は初の防衛戦で、藤井七段はタイトル挑戦の最年少記録となる17歳10カ月と20日で大舞台に上る。

渡辺棋聖は昨年、初の棋聖を獲得し、3冠に返り咲いた。今年に入り、王将防衛、棋王8連覇を達成。順位戦A級を9戦全勝で制して初の名人挑戦を決めるなど、まさに絶好調だ。

渡辺棋聖に意気込みを聞いた。

藤井さんは周知の通り、実績があり、タイトル戦はいつ出てきてもおかしくない棋士です。ついに(タイトル戦に)来たか、という感じ。

4日の永瀬(拓矢二冠)さんとの挑戦者決定戦は後手番で、序盤では時間を使わされて苦労しているように見えました。ただ、そういう将棋を切り抜けてくるということは、さすがという印象を受けました。

藤井さんとは1度、朝日杯で対戦しました。持ち時間が短かったとはいえ、完敗でした。でも、1年以上も前の将棋で、今、はやっている将棋もそのときとは違います。1年違うと、お互いの将棋も変わってきます。藤井さんとは持ち時間の長い将棋では初めてです。そういった意味でも最初は手探りの状態で(五番勝負に)入ることになると思います。

今回は初の防衛戦となります。しかし、挑戦者というより、防衛戦でタイトル戦を戦うことの方が多かったので、防衛戦だからといって守りに入るようなことはありません。

藤井さんが棋聖戦の挑戦者に勝ち上がったということで、将棋ファンの関心は今まで以上に高いと思います。自分としては後々まで、「あのときの棋聖戦はすごかった」と言われるようなシリーズを目指していきたいと思います。(田中夕介)

わたなべ・あきら 昭和59年、東京都葛飾区出身。所司和晴(しょし・かずはる)七段門下で平成6年、奨励会に入会。12年、15歳で史上4人目の中学生プロ棋士となる。16年、20歳で初タイトルとなる竜王を奪取。タイトル獲得通算25期(棋聖1、竜王11、王座1、棋王8、王将4)。永世竜王、永世棋王の資格を持つ。

情報源:ヒューリック杯棋聖戦 8日開幕 渡辺明棋聖「防衛戦でも守りに入らない」(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

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2020.6.7 17:17

渡辺明棋王(左)と藤井聡太七段=東京都千代田区・有楽町朝日ホール(納冨康撮影)
渡辺明棋王(左)と藤井聡太七段=東京都千代田区・有楽町朝日ホール(納冨康撮影)

渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=に高校生棋士、藤井聡太七段(17)が挑む将棋のタイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第1局が8日午前9時から、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指される。

17歳10カ月と20日で第1局に臨む藤井七段。平成元年の棋聖戦で屋敷伸之九段(48)が記録した、17歳10カ月と24日のタイトル挑戦の最年少記録を31年ぶりに更新する。対局を前に、渡辺棋聖は「『すごかった』と言われるシリーズを目指したい」、藤井七段は「棋聖は格式ある称号。憧れの舞台で挑戦できることがうれしい」と語った。

渡辺棋聖は初防衛を目指す。一方、藤井七段が奪取すれば、屋敷九段が持つ最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)を塗り替える。

持ち時間各4時間の1日指し切り制。立会人は深浦康市九段。

情報源:ヒューリック杯棋聖戦 8日開幕 渡辺棋聖VS藤井七段 初防衛か初タイトルか(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

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2020.6.7 17:19

新型コロナウイルス感染拡大は将棋界にも大きな影響をもたらした。日本将棋連盟は2月から100人相当以上の集客が見込まれる主催イベントは中止・延期した。

4月からは特例措置として、対局当日朝に37・5度以上の発熱があった場合、発熱がなくても新型コロナウイルスの感染と似た症状がみられる場合は可能な限り、対局を延期。マスク着用のほか、対局室の窓や襖(ふすま)は常時開放し、昼食や夕食を取る部屋の分散や換気など、密閉・密集・密接の「3密」状態を作らないよう注意した。

一方で、仮に棋士や女流棋士、同連盟職員ら内部に感染者が出た場合、東京・千駄ケ谷の将棋会館は一時的に閉鎖し、事務局機能は関西将棋会館へ移すことを決めていた。反対に関西将棋会館が閉鎖された場合、機能は東京にするとした。代替の対局場所についても選定を済ませていた。

こうした中、4月7日に政府が緊急事態宣言を発令。新型コロナウイルス感染拡大防止策として、(1)東西遠征など対局者の長距離移動を含む公式戦の対局は延期(2)関東在住者同士、関西在住者同士の対局は実施されるが、1部屋1対局以下に抑える-とした。

この影響で、タイトル戦の名人戦、叡王(えいおう)戦、女流王位戦が次々と延期。4月中旬に予定されていたヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメントの準決勝2局も東西棋士の激突のため、延期となった。公式戦に限らず、棋士養成機関「奨励会」についても対局を延期した。

同宣言は5月25日に全面的に解除され、同連盟は6月1日以降の東西交流など対局者の長距離移動を含む公式戦を再開。タイトル戦や各棋戦の予選・本戦なども次々と再開されることとなった。ただ、対局は1部屋最大2対局とするなど新型コロナウイルス感染拡大防止策は当面、継続させる。

情報源:ヒューリック杯棋聖戦 マスク着用、窓を開放 対局再開もコロナ対策は継続(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:【ヒューリック杯棋聖戦】マスク着用、窓を開放 対局再開もコロナ対策は継続 – 産経ニュース



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渡辺棋聖の振り歩先


 



まずは初戦を取っていきたいな。