対局を前に駒を並べる折田翔吾四段(右)と大橋貴洸六段=3日午前、大阪市の関西将棋会館(日本将棋連盟提供)

大橋貴洸六段が折田翔吾四段に勝利|第92期ヒューリック杯棋聖戦1次予選

142手 6九角打まで、△大橋六段 の勝ち


2020/6/3 13:02 (JST)6/3 13:13 (JST)updated

対局を前に駒を並べる折田翔吾四段(右)と大橋貴洸六段=3日午前、大阪市の関西将棋会館(日本将棋連盟提供)
対局を前に駒を並べる折田翔吾四段(右)と大橋貴洸六段=3日午前、大阪市の関西将棋会館(日本将棋連盟提供)

将棋の棋士編入試験を経て、悲願のプロ入りを果たした折田翔吾四段(30)は3日、大阪市の関西将棋会館で行われた第92期棋聖戦1次予選の1回戦で大橋貴洸六段(27)に敗れ、デビュー戦を白星で飾れなかった。

折田四段はプロ棋士養成機関「奨励会」の最高位、三段まで昇段したが、規定の成績に届かず退会。アマチュア時代は、将棋ユーチューバーとしても活躍した。しかし、夢を諦めきれず現行の編入試験に挑み、今年2月、今泉健司四段(46)以来2人目の合格者となった。

プロ棋士になるには奨励会を卒業するか、編入試験を突破しなければならない。

情報源:将棋・折田四段、デビュー飾れず 今年2月、プロ棋士試験合格(共同通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋・折田四段、デビュー飾れず 今年2月、プロ棋士試験合格 | 共同通信


2020年6月3日 12時53分

大阪・関西将棋会館で、大橋貴洸六段(左)を相手にプロデビュー戦に臨んだ折田翔吾四段(代表撮影)
大阪・関西将棋会館で、大橋貴洸六段(左)を相手にプロデビュー戦に臨んだ折田翔吾四段(代表撮影)

今年2月に将棋の棋士編入試験を3勝1敗で合格し、4月1日付でプロ入りした“将棋ユーチューバー”折田翔吾四段(30)が3日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第92期ヒューリック杯棋聖戦1次予選「チ」ブロック1回戦で、大橋貴洸(たかひろ)六段(27)を相手にプロデビュー戦に臨んだ。

持ち時間1時間で、先手の折田四段は先に1分将棋に突入。時間に苦しめられた上、裸同然だった相手玉を寄せ切ることができず、142手で大橋六段に敗れ、プロ初陣は苦い黒星となった。編入試験決定後に練習将棋で胸を借りた大橋六段への“恩返し”はならなかった。

情報源:“将棋ユーチューバー”折田翔吾四段、デビュー戦飾れず…大橋貴洸六段に敗れる(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:“将棋ユーチューバー”折田翔吾四段、デビュー戦飾れず…大橋貴洸六段に敗れる : スポーツ報知


2020年6月3日 12:59

4月にプロになった将棋の折田翔吾四段(30)が3日、大阪・関西将棋会館でデビュー戦となる棋聖戦1次予選の対局に臨んだ。相手は大橋貴洸六段(27)。2016年10月のプロデビューが藤井聡太七段(17)と同期。それ以来の戦績が対局前までで126勝46敗の勝率・733を誇るホープだ。

「アゲアゲさん」の愛称で知られるユーチューバー棋士は、戦型に角換わり腰掛け銀を選択。先手の折田が勢いよく開戦したが端を突破され、1時間の持ち時間も先に秒読みへ突入した。持ち駒の少ない細い攻めは届かず大橋に入玉態勢を築かれ、142手で投了した。

2日、渡辺明棋聖(36)=王将・棋王との3冠=への挑戦まで王手をかけた藤井。4日のトーナメント決勝では、永瀬拓矢2冠(27)と8日開幕の5番勝負挑戦権を争う。折田が目指したのは、その5番勝負勝者への来年の5番勝負挑戦権だった。

情報源:「アゲアゲさん」折田翔吾四段がプロデビュー 大橋貴洸六段と対局(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:「アゲアゲさん」折田翔吾四段がプロデビュー 大橋貴洸六段と対局― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年6月3日 17時48分

公式戦初対局で大橋貴洸六段(右)に敗れた折田翔吾四段=2020年6月3日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、代表撮影:日本将棋連盟
公式戦初対局で大橋貴洸六段(右)に敗れた折田翔吾四段=2020年6月3日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、代表撮影:日本将棋連盟

「将棋ユーチューバー」として活躍したアマチュア時代を経て、棋士編入試験に合格し、4月1日付で棋士になった折田翔吾四段(30)=大阪市在住=の公式戦初対局が3日、大阪市福島区の関西将棋会館であった。第92期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の一次予選の初戦で、大橋貴洸(たかひろ)六段(27)に142手で敗れた。

終局後、折田四段は「あまり良い内容とは言えず、結果と共に残念です」と振り返り、「こうしてデビュー戦を指せるのは幸せ。プロになった実感がありました」と語った。

折田四段は少年時代に棋士を志し、中学3年の時に棋士養成機関「奨励会」に入会。奨励会の最高段位である三段まで昇ったが、最終関門の「三段リーグ」で苦戦。「プロと認められる四段に26歳までに昇れないと原則、退会」という年齢制限規定に阻まれ、26歳で退会を余儀なくされた。アマチュアに復帰後、動画サイト「ユーチューブ」で自分の対局を解説する「アゲアゲ将棋実況」を投稿する「将棋ユーチューバー」として人気がある。ファンには「アゲアゲさん」と親しまれている。

公式戦初対局で大橋貴洸六段(手前)に敗れた折田翔吾四段=2020年6月3日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、代表撮影:日本将棋連盟
公式戦初対局で大橋貴洸六段(手前)に敗れた折田翔吾四段=2020年6月3日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、代表撮影:日本将棋連盟

2017年12月に、アマ棋戦の全国大会で準優勝して、プロ公式戦にアマ枠で出場する権利を獲得すると、10勝2敗という好成績を挙げ、2019年8月に、奨励会を経ないで棋士になれる「棋士編入試験」の受験資格を得た。同年11月に始まった若手棋士相手の五番勝負で3勝1敗とし、20年2月にプロ入りを決めていた。

初対局後、折田四段は「編入試験の受験が決まった後、大橋先生に練習将棋をお願いしたのですが、快く指してくれた。そういう方と公式戦で指せるのは幸せだった」と明かした。また、「(丸刈りだった)試験の時より髪が伸びた」と記者に質問されたのに対し、「試験を受ける前の段階で髪を伸ばしたいと思っていたが、試験期間中は験担ぎで、短いままでいきました。試験が終わって、一段落ついたので伸ばしています。ロン毛? そこまではないと思います」などと答えていた。(佐藤圭司)

情報源:ユーチューバー棋士の折田四段、公式戦初対局は黒星:朝日新聞デジタル


1次予選 「ト」ブロック

情報源:第92期ヒューリック杯棋聖戦一次予選


折田翔吾四段 vs △大橋貴洸六段

142手 6九角打まで、△大橋六段 の勝ち






折田四段のデビュー戦、残念でした。