ふむ・・・
2020.04.10 08:35
歴代最多のタイトル99期、棋戦優勝45回を誇る棋士でも、まだやったことがないものがあった。将棋界のレジェンド・羽生善治九段(49)が、プロ将棋界初の団体戦となった「第3回AbemaTVトーナメント」に参戦する。もともと自分の着想から生まれた超早指し棋戦だが、第1回・第2回の個人戦を経て、当時は本人も想定していなかった団体戦に生まれ変わり「棋士になってそういう経験がないので、挑戦だなと思います」と、新たな経験を楽しみにしている。
チェスなどで用いられるフィッシャールールをベースにした、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算される超早指し棋戦として行われてきたAbemaTVトーナメント。個人戦だった過去2回は、いずれも藤井聡太七段(17)が優勝し、棋力の高さと直感力、粘り強さなどを見せつける結果となった。「瞬発力も大事ですが、安定したパフォーマンスを出す持続力も求められるという印象を持っています」。また1度の対戦で三番勝負なこともあり、「たくさんやっていくとだんだん疲れていくので、ある種のフレッシュさを保つのが大事」と、自らの着想で誕生した棋戦の戦い方を解釈した。
この大会には「Abemaドリームチーム」のリーダーとして参戦する。将棋界初のドラフトは、総監督を務める藤田晋氏(サイバーエージェント代表取締役社長)に任せたが、早指し巧者の鈴木大介九段(45)、若手実力者の一人・三枚堂達也(26)とチームを組むことになった。「鈴木さんはAbemaTVの麻雀の方でも活躍されていますし、そもそも(大会の)企画の段階から尽力されている方。棋士としても活躍もされていますし、早指しを非常に得意としていると思うので心強いメンバーです」と信頼を寄せた。また三枚堂七段についても「最新の形にも精通していますし、攻撃的な棋風なので、フィッシャールールのトーナメントには非常に適正が高い棋士なのでは」と期待した。
タイトルこそ無冠になったが、現在でも将棋界のシンボルとして各方面から仕事が入り、多忙な生活を過ごしている。他の棋士とゆっくり交流を図る時間も、なかなか取れないかもしれない。そこに舞い込んだ団体戦の話。チームメイトを応援するということに「非常に白熱した感じで観戦するようになるのでは」と新たな楽しみを感じ、「せっかく団体戦で棋士が集まりますし若い世代の人たちも多いので、人となりも知りたいなと思っています」と気持ちを高めた。対局に集中し、顔をしかめ、指を震わせる羽生九段が、仲間の戦いぶりに控室で一喜一憂する。そんなレア映像が見られるのが、この団体戦だ。
◆第3回AbemaTVトーナメント
第1回、第2回は個人戦として開催。羽生善治九段の着想から生まれた持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールは、チェスなどで用いられるもの。1回の対戦は三番勝負。過去2度の大会は、いずれも藤井聡太七段が優勝した。第3回からはドラフトを経て構成される3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝チームには賞金1000万円が贈られる。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
情報源:レジェンド・羽生善治九段にして「挑戦だなと思う」プロ将棋界初の団体戦「非常に白熱して観戦するようになる」/将棋・AbemaTVトーナメント(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:レジェンド・羽生善治九段にして「挑戦だなと思う」プロ将棋界初の団体戦「非常に白熱して観戦するようになる」/将棋・AbemaTVトーナメント | AbemaTIMES
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