清水市代新女流七段

将棋の清水市代女流六段が史上初の女流七段に : スポーツ報知

里見香奈女流四冠は女流六段に昇段


2020年3月18日 18時36分

清水市代新女流七段
清水市代新女流七段

日本将棋連盟は18日、清水市代女流六段(51)が4月1日付で女流七段に昇段すると発表した。女流棋士として歴代最多のタイトル獲得通算43期を誇る抜群の実績と、2000年の女流六段昇段から20年が経過したことを考慮したもの。連盟常務理事会の討議により、満場一致で決まった。

同時に、里見香奈女流名人(28)=清麗、女流王位、倉敷藤花=の段位を現在の女流五段から女流六段にすることを発表した。

女流棋士の段位は女流六段が最高位だったが、今回さらに上位となる「女流七段」が初めて誕生することになった。

清水新女流七段は東京都東村山市出身で故・高柳敏夫名誉九段門下。8歳で将棋を始め、85年に女流棋士に。96年に史上初の女流4冠独占を果たし「女羽生」とも呼ばれた。

通算獲得タイトル43期は歴代1位。近年タイトル獲得からは遠ざかっているものの、タイトル挑戦や挑戦者決定戦への進出などトップとして活躍を続けている。

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常務会において審議が行われ、類まれなる成績により4月1日付で清水市代女流六段が女流七段へ、里見香奈女流五段が女流六段へ昇段することとなりました。

 

清水市代女流六段

清水市代女流六段のコメント
『皆様の長きにわたるご声援のお陰をもちまして、この度の栄誉を賜りましたことは、欣喜市代、何よりの励みにございます。今後も、自分らしい将棋をご覧頂けますよう、日々、努めて参りたいと存じます。』
里見香奈女流四冠のコメント

里見香奈女流四冠

「女流六段昇段を受けて、大変光栄に思います。過去の実績を判断してとのことでしたが、これからは過去の実績は一新して、日々精進できるように努めたいと思います。」

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