「みんなでワイワイやることが久しぶり」自他ともに注目する豊島将之竜王・名人の“団体行動”/将棋・AbemaTVトーナメント

「みんなでワイワイやることが久しぶり」自他ともに注目する豊島将之竜王・名人の“団体行動”/将棋・AbemaTVトーナメント | AbemaTIMES

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プロ将棋界初の団体戦で、新境地が開拓されるだろうか。現在の将棋界の頂点に立つ豊島将之竜王・名人(29)が、第3回から3人1組のチームで戦うことになった「AbemaTVトーナメント」に、12人のリーダー棋士の一人として参戦する。プロ将棋界では例のない団体戦、しかも自らドラフト会議に参加し、棋士を指名するという初めてだらけの状況に、困惑しつつ楽しみも感じている。「みんなでワイワイやること自体が久しぶり」と語る豊島竜王・名人は、どんな表情を見せるか。

どのタイトル戦においても必ずタイトルに絡むように、この1、2年で一気に地位を高めた豊島竜王・名人。8つあるタイトルの中でも2つのビッグタイトルを保持、史上4人目という快挙も達成した。そんなトップ棋士は、過去2回行われた持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算という独特な超早指し棋戦は「非常にスピーディーでおもしろい。序盤は早く指しますが、重要な局面では割と考えるし、棋士の個性が出やすいルール。飛ばすところは飛ばすので、合理的でおもしろいし練習しないとまずいかなと思いました」と、いつもどおり落ち着いた口調で、ルールの印象を述べた。

このクラスとなれば、早指しであっても得手・不得手なく活躍する。指し慣れてくれば、自然と対応の仕方も身につき、通常の対局と同様の強さを見せるようになるだろう。ただ、豊島竜王・名人でも、さすがに頭を悩ませたのがドラフト会議だ。「見ている方にはすごくおもしろいと思うんですが、選ぶ側は緊張感と言いますか、少しやりづらさもあるんですけど…。特殊なルールなので、適正なども見てドラフトできればと思います」。そもそも棋士が棋士を選ぶということ自体、誰もが未経験。いろいろと気を遣うこともあるのが自然だ。また、最近では「研究会もあんまりやっていない」というだけに、しばらく“団体行動”もご無沙汰。集まった時は「普通に世間話も、将棋の話もします」と答えたが、共に戦うチームメイトという軸で考えるには、考慮時間が必要だった。

イメージしたのは、やはり「早指しなので瞬発力のある方。若手中心ですが、若手じゃなくても強い人は強い。適正がある人をうまく選んでいきたい」と語った後、「みんなでワイワイやること自体が久しぶり。そういうところも楽しんでいきたいですね」と、表情を緩めていた。

11人のトップ棋士が、それぞれのドラフト構想を明かす中、サイバーエージェント藤田晋社長が指名する「Abemaドリームチーム」は事前情報なし。リーダー羽生善治九段(49)という絶対的存在をどう解釈するか、また藤田社長独自の視点がどこまで入ってくるか。ファン必見のドラフト会議まで、あと3週間だ。

◆第3回AbemaTVトーナメント

第1回、第2回は個人戦として開催。羽生善治九段の着想から生まれた持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールは、チェスなどで用いられるもの。1回の対戦は三番勝負。過去2度の大会は、いずれも藤井聡太七段が優勝した。第3回からはドラフトを経て構成される3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝チームには賞金1000万円が贈られる。

◆出場チーム&リーダー

豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段 三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)

情報源:「みんなでワイワイやることが久しぶり」自他ともに注目する豊島将之竜王・名人の“団体行動”/将棋・AbemaTVトーナメント(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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誰を選ぶのかな?