特集 | 店名はもちろん“あの漫画”から…将棋バー『ハチワンダイningバー』 指しながら食事やお酒も

お酒片手に将棋対局 マスターは将棋漫画元アシスタント

ほぉ・・・


2020年3月11日 16時30分

店内には畳敷きの対局スペースもある=2020年3月5日午後4時24分、名古屋市千種区池下1丁目、松永佳伸撮影
店内には畳敷きの対局スペースもある=2020年3月5日午後4時24分、名古屋市千種区池下1丁目、松永佳伸撮影

食事やお酒を楽しみながら将棋の対局ができる「将棋バー」が先月末、名古屋市千種区池下1丁目にオープンした。店主の稲垣直人さん(46)=同市中川区=は、将棋漫画「ハチワンダイバー」で作者のアシスタントを務めていた。将棋の腕前もアマ初段といい、「初心者から実力者まで、将棋好きが集う空間に」と意気込む。

市営地下鉄東山線の池下駅近くのビルの6階に、将棋の駒をイメージした「将棋指飲処 ハチワンダイning(ニング)バー」の看板が掛かる。扉を開けると、カウンター席に加え、テーブルや畳を敷いた対局席がある。15人ほど入るといっぱいになる店内では、客同士で将棋を楽しむことができるほか、手が空いていれば稲垣さんが相手になってくれることもある。

稲垣さんは高校卒業後、漫画家を目指して専門学校で基礎を学んだ。上京してアシスタントについた柴田ヨクサルさんの「ハチワンダイバー」の連載が2006年に始まったのを機に将棋に興味を持った。

「駒の動かし方を知っていた程度だった。勉強のつもりで始めたが、いつの間にか指すのが楽しくなった」と稲垣さん。「新宿将棋センター」に通って1日3、4時間は将棋を指したほか、時間を見つけてインターネットでの対局を重ねると腕前はアマ初段になった。

14年に週刊漫画雑誌の連載が終わり、柴田さんがアシスタントを置かなくなったため、稲垣さんは40歳で地元に戻り、飲食店を経営する会社へ就職。居酒屋などで調理の仕事に就く傍ら、17年から将棋にまつわるイラストを描いてツイッターなどで公開してきた。

「将棋バー」を開業した稲垣直人さん。壁には漫画家の柴田ヨクサルさんの色紙も並ぶ=2020年3月5日午後4時28分、名古屋市千種区池下1丁目、松永佳伸撮影
「将棋バー」を開業した稲垣直人さん。壁には漫画家の柴田ヨクサルさんの色紙も並ぶ=2020年3月5日午後4時28分、名古屋市千種区池下1丁目、松永佳伸撮影

3年ほど前、将棋と料理という自分のスキルを生かすため、たどり着いたのが「将棋バー」だった。当時は、史上最年少でプロ棋士になった愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七段が注目を集め始めていた。

先進地の大阪や東京にある将棋バーを訪ねて人脈を築くなど準備を進め、2月29日の開業にこぎ着けた。

店では飲み物や一品料理を提供。将棋好きが1人で訪れ、初対面同士でもすぐに将棋の話題で盛り上がり、対局が始まる。稲垣さんは「真剣勝負の将棋道場には入りづらい人も多い。居酒屋のような和気あいあいとした雰囲気で将棋を楽しんでほしい。将来、藤井七段にも来てもらえればうれしいですね」と話す。

営業時間は午後6時~午前0時。火曜定休。チャージ料金は1人1500円。問い合わせは稲垣さん(080・2639・7318)へ。(松永佳伸)

情報源:お酒片手に将棋対局 マスターは将棋漫画元アシスタント:朝日新聞デジタル


2020/3/4

東海地方初の、将棋を指しながら食事やお酒を楽しむことができる「将棋バー」が、愛知県名古屋市にオープンしました。店主は将棋漫画の元アシスタントの男性です。

名古屋市千種区の地下鉄東山線・池下駅から徒歩3分にある「将棋指食処・ハチワンダイningバー」は、2月29日にオープン。

店内には18席あり、テーブルやカウンターで客同士や店主と将棋を指すことができます。

店主の稲垣直人さん(46)は、2006年から2014年に週刊ヤングジャンプに連載された将棋マンガ、「ハチワンダイバー」(作者・柴田ヨクサル)の元アシスタント。

稲垣さんは連載が終了後、出身地の名古屋に戻って飲食店に就職。その後、去年の12月ころから開店に向けた準備を始め、このお店を開業しました。

稲垣さんがどうしても作りたかったという畳が敷かれた対局室があるほか、お酒には「飛車」や「角行」といった将棋の駒の名前を付けた焼酎も用意しました。

また、壁には柴田ヨクサルさんから開店祝いとして贈られた、ハチワンダイバーの登場人物の色紙も飾られています。

稲垣さんの将棋の腕前はアマチュア初段並み。オープンした29日は訪れたお客さんが稲垣さんやほかの客と対局して、81マスの将棋盤に深く「潜り込んで」いました。

またこの日は、愛知県瀬戸市の高校生棋士・藤井聡太七段の対局が大阪で行われ、インターネットの配信をみながら、集まったお客さん同士で局面を検討する姿もみられました。

お客さんからは、「名古屋にはこういう場所がなかったので嬉しい」、「対局を見ながら将棋の話をする場所が欲しかった」と歓迎の声があがっています。

「ハチワンダイningバー」のような将棋バーは、東京や大阪にはあるもの、プロを目指していた人が開業しているケースがほとんどで、稲垣さんのような腕前がアマチュアクラスの人が経営するのは珍しいといいます。

東海地方の将棋バーは、このお店が初めてで、稲垣さんは「初心者でもお酒を飲みながら気軽に将棋を楽しんでほしい」と話しています。

またオープン前日のサプライズイベントには、人気女流棋士の香川愛生女流三段が駆けつけ、お客さんに詰将棋を出題するなどして交流を深めました。

【補足】漫画「ハチワンダイバー」は、プロ棋士になれなかった青年が真剣師(賭け将棋)との対決を描く2008年フジテレビ系でドラマ化

情報源:店名はもちろん“あの漫画”から…将棋バー『ハチワンダイningバー』 指しながら食事やお酒も(東海テレビ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:特集 | 店名はもちろん“あの漫画”から…将棋バー『ハチワンダイningバー』 指しながら食事やお酒も




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