佐藤天彦九段、仲間と「将棋観比べたい」ドラフト予想も難解の“貴族流”/将棋・AbemaTVトーナメント

佐藤天彦九段、仲間と「将棋観比べたい」ドラフト予想も難解の“貴族流”/将棋・AbemaTVトーナメント | AbemaTIMES

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求めているのは、自分が持ち合わせない将棋観だ。将棋界で“貴族”の異名を持つ名人経験者・佐藤天彦九段(32)が、団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」でチームを組みたい棋士について「普段交流がない人とかと、その人の将棋観と自分の将棋観を比べてみたいですね」という希望を明かした。将棋界初のドラフト会議で、佐藤天九段は自ら仲間2人を指名するが、そのチームは三者三様の将棋観が交わるものになる可能性が高まった。

秀逸なファッションセンスや物腰柔らかい話し方、立ち居振る舞いから“貴族”と呼ばれる佐藤天九段だが、ファンからすれば普段の交友関係が少々見えにくいこともある。佐藤天九段自身も初体験の超早指し戦、プロ将棋界初の団体戦を、どんな仲間と戦いたいと願うのかは、関係者の間でも予想が立てにくいという。「(超早指しは)普段の将棋とは違った質のものになっていく。致命的な悪手を指さないように気をつけることに重点を置かないといけない」と、瞬時の判断が求められる中で、大きな落とし穴に自ら飛び込む危険を注視した。

判断力を求められる早指し戦は、若手有利と言われている。佐藤天九段の指名も、まずはそこから考えていく模様だ。「若い人からまず選んでみたい気はします」とした上で、「組む人によって、だいぶ違ってくる。そこでおもしろい化学反応が起きればと思います。普段交流がない人とか(と組んで)その人の将棋観と自分の将棋観を比べてみたい」と、3人の頭脳が結集した時に生まれるものを、とても楽しみにしている。

団体戦はアマチュア時代に経験して以来だ。「プロ同士が集まって同じ目標に向かうのは、今まででは考えられないこと。仲間の応援をしたりされたりしながら戦うことが、私たち棋士にとっては未体験です。ファンの方も見たことがないものになると思うので、自分のチームでおもしろい組み合わせ、おもしろい将棋を指していきたいと思います」。チーム結成によって、佐藤天九段がより気高く輝くのか、それとも仲間の影響で眠れる野性味などが出るのか。

◆第3回AbemaTVトーナメント

第1回、第2回は個人戦として開催。羽生善治九段の着想から生まれた持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールは、チェスなどで用いられるもの。1回の対戦は三番勝負。過去2度の大会は、いずれも藤井聡太七段が優勝した。第3回からはドラフトを経て構成される3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝チームには賞金1000万円が贈られる。

◆出場チーム&リーダー

豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段 三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)

情報源:佐藤天彦九段、仲間と「将棋観比べたい」ドラフト予想も難解の“貴族流”/将棋・AbemaTVトーナメント(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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誰を選ぶんだろう?