将棋界初の女性プロ棋士を目指し、奨励会三段リーグ最終日の対局に臨む西山朋佳三段=東京都渋谷区の将棋会館で2020年3月7日、日本将棋連盟提供

将棋奨励会 西山朋佳三段、午前は勝利 史上初の女性プロ棋士なるか – 毎日新聞

谷合三段は上位2位以内が確定、四段昇段決定
次点1回の服部三段は次点以上が確定し、四段編入が決定。


2020年3月7日 13時42分(最終更新 3月7日 13時42分)

将棋界初の女性プロ棋士を目指し、奨励会三段リーグ最終日の対局に臨む西山朋佳三段=東京都渋谷区の将棋会館で2020年3月7日、日本将棋連盟提供
将棋界初の女性プロ棋士を目指し、奨励会三段リーグ最終日の対局に臨む西山朋佳三段=東京都渋谷区の将棋会館で2020年3月7日、日本将棋連盟提供

将棋のプロ棋士(四段)への登竜門となる第66回奨励会三段リーグ戦最終の17回戦が7日午前、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。谷合広紀三段(26)、服部慎一郎三段(20)、西山朋佳三段(24)の上位3人がそろって勝利。西山三段が午後の最終18回戦に勝ち、服部三段が敗れた場合、史上初の女性プロ棋士が誕生する。

17回戦を終えた時点で、谷合三段が14勝3敗でトップ、13勝4敗で服部三段、西山三段と続き、前回成績が良かった服部三段が2番手に付けている。

三段リーグは年に2回の開催。各自18局を戦い、上位2人が四段に昇段する。次点を2回獲得した場合、フリークラスで四段に編入する権利が得られる。谷合三段は上位2位以内が確定して四段昇段が決まり、次点1回の服部三段は次点以上が確定したため、四段編入がまず決まった。【丸山進】

情報源:将棋奨励会 西山朋佳三段、午前は勝利 史上初の女性プロ棋士なるか – 毎日新聞


2020年3月7日 12時52分

将棋の棋士養成機関「奨励会」第66回三段リーグ最終節が7日、東京都渋谷区の将棋会館で行われており、前節まで暫定3位だったの西山朋佳三段(24)が17回戦で横山友紀三段に勝利。13勝目(4敗)を挙げ、女性として史上初の棋士(四段)という快挙に前進した。

将棋のプロは性別を問わない「棋士」と女性のみの「女流棋士」に制度が分かれる。棋士を養成する奨励会には、蛸島彰子女流六段(73)が1961年に入会して以降、59年間で西山を含む計20人の女性が挑んできたが、四段昇段を果たして棋士になった者は1人もいない。

三段リーグは半年間にわたって各18戦を戦い、最終成績の上位2人が四段に昇段する。同星で並んだ場合は前期成績が反映される「順位」の上位者が上位となる。西山は今期リーグに参加している30人で唯一の女性。

暫定1位の谷合廣紀三段と暫定2位の服部慎一郎三段もそれぞれ17回戦に勝利。西山が18回戦で伊藤匠三段に勝ち、服部三段が小高悠太郎三段に敗れた場合、西山が四段に昇段する。

直前の取材での西山は「今、全ての雑念から離れられている気がしますし、一切の後悔がないように過ごせています。駄目だった場合の気持ちの整理は付いているので、いつも通り臨めると思います」と語っていた。

情報源:西山朋佳三段「女性初の棋士」に前進 三段リーグ最終節1局目に勝利(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:西山朋佳三段「女性初の棋士」に前進 三段リーグ最終節1局目に勝利 : スポーツ報知


2020.3.7 14:25

将棋プロ棋士を養成する奨励会の最終関門、第66回三段リーグ最終日は7日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、女性初の棋士を目指す西山朋佳三段(24)は1局目に勝利した。最後の2局目で悲願なるかどうかが決まる。

将棋のプロは「棋士」と「女流棋士」がいて、制度が異なる。これまで女性の棋士は誕生していない。三段リーグは年2回開かれ、各自18局を戦い原則上位2人が棋士という狭き門。1局目を終え、西山三段は13勝4敗で3番手につけている。

1位は14勝3敗で、2位は13勝4敗。同率の場合は前期成績のいい方が上位となる。西山三段は2人より下位のため、自力での棋士昇段はない状況となっている。

西山三段は大阪府出身の慶応大学生(休学中)。小学1年のころに将棋を覚え、14歳の時に奨励会に入会した。豪快な振り飛車戦法を得意としている。

情報源:女性初の将棋棋士誕生か 西山三段、1局目勝利 – 産経ニュース




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