連盟公式が更新された
2020年02月26日 15:00
2月25日(火)、アマチュアの折田翔吾さんの編入試験第4局が、東京・将棋会館で行われました。結果は折田アマが本田奎五段に勝利し、これで編入試験3勝目をあげ合格しました。折田さんは2020年4月1日付けで棋士となります。
【棋士編入試験結果】
第1局(2019年11月25日) ●黒田尭之四段-○折田アマ
第2局(2019年12月23日) ○出口若武四段-●折田アマ
第3局(2020年1月27日) ●山本博志四段-○折田アマ
第4局(2020年2月25日) ●本田奎五段-○折田アマ【折田翔吾さんのコメント】
「自分が棋士になれるということがまだ不思議な感覚です。今日(2月25日)の対局は、なかなか決められない展開で、途中苦しいところもあり、逆転負けしてもおかしくないと思っていました。動画配信することで、多くの反響をいただき、自分が将棋に向き合う大きなモチベーションになりました。これからは今までやってきたことと並行しつつ、棋士としてもYouTubeを役立てていけたらと思います。」【折田翔吾さんプロフィール】
・大阪府出身
・1989年10月28日生まれ
・師匠:森安正幸七段
・2004年奨励会6級入会(森安門下)、2016年三段で退会関係者のコメント
- 日本将棋連盟会長 佐藤康光九段
- この度の棋士編入試験の合格、誠におめでとうございます。4局とも見事な戦いぶりでした。
ご自身の個性を生かされ、棋士として、将棋界の枠を超えた活躍を期待しております。
- 瀬川晶司六段
- 折田さんおめでとうございます。プロ編入の先輩としてとても嬉しいです。
彼の素晴らしい戦いぶりに勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。私も励みになりました。プロ同士としての対戦を楽しみにしています。
- 今泉健司四段
- 折田君、おめでとう。自分の力を信じて戦い、勝った事、本当に素晴らしいです。そして、これからが本当の勝負。将棋で勝っていくことは当然だけど、それ以上にやるべき事は、ファンの皆様に愛される棋士になる事だと思います。棋士それぞれに課された役割があります。折田君でしかできない事をしっかりやっていって、将棋界にお互いしっかり尽くして行きましょう。
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情報源:折田アマが棋士編入試験合格!|将棋ニュース|日本将棋連盟
【折田アマが棋士編入試験合格】
昨日行われた棋士編入試験第4局で本田奎五段に勝ち、合格した折田アマ。
2020年4月1日付けで棋士となります。
折田アマのコメント、また佐藤康光会長、瀬川晶司六段、今泉健司四段からのメッセージなどはこちら→https://t.co/84AeXhXJuU— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) February 26, 2020