＜王将戦第3局＞前夜祭で大田原市教育委員会文化振興課・岡野美佳さん（左端）、同市観光コンシェルジュ・大橋智子さん（右端）から花束を受け取る渡辺明王将（左）と広瀬章人八段（撮影・沢田　明徳）
王将戦

渡辺3冠「やるしかない」、広瀬八段「エンジンかかった」　8日から王将戦第3局

第69期 大阪王将杯 王将戦 七番勝負 第3局1日目 渡辺明王将 vs 広瀬章人八段
渡部明王将の先手で間もなく対局開始。

2020年2月8日 05:30

＜王将戦第3局＞前夜祭で大田原市教育委員会文化振興課・岡野美佳さん（左端）、同市観光コンシェルジュ・大橋智子さん（右端）から花束を受け取る渡辺明王将（左）と広瀬章人八段（撮影・沢田　明徳）
＜王将戦第3局＞前夜祭で大田原市教育委員会文化振興課・岡野美佳さん（左端）、同市観光コンシェルジュ・大橋智子さん（右端）から花束を受け取る渡辺明王将（左）と広瀬章人八段（撮影・沢田　明徳）

渡辺明王将（35）＝棋王・棋聖との3冠＝に広瀬章人八段（33）が挑む第69期「大阪王将杯王将戦7番勝負」（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）第3局が8日から2日間、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。両対局者は7日、東京駅から新幹線で現地入り。対局室を入念に下見した後、地元ファンら約150人が集まった前夜祭に出席した。

1勝1敗の振り出しに戻しての今局。先手番となる渡辺は、6日夜に叡王戦挑戦者決定戦第1局を終えたばかり。中1日の対局となるが「精度の高い研究をする時間的余裕は正直ないが、その中でもやるしかない」と気を引き締めた。一方、広瀬は「第2局に勝ちエンジンがかかった。より良い将棋が指せると思っている」と抱負を語った。

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2020年2月7日 20時48分(最終更新 2月7日 20時48分)

前夜祭で花束を受け取った渡辺明王将（左から2人目）と広瀬章人八段（同3人目）＝栃木県大田原市のホテル花月で2020年2月7日
前夜祭で花束を受け取った渡辺明王将（左から2人目）と広瀬章人八段（同3人目）＝栃木県大田原市のホテル花月で2020年2月7日

渡辺明王将（35）に広瀬章人八段（33）が挑む第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第3局（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛、大田原市、下野新聞社後援、囲碁・将棋チャンネル協賛）は8、9日、栃木県大田原市のホテル花月で行われる。

矢倉戦となった第1局は2連覇と通算4期を目指す渡辺が勝利。角換わり戦となった第2局は初挑戦の広瀬が制した。1勝1敗で迎えた第3局はシリーズの行方を占う上で重要な1局となる。

7日に同ホテルで前夜祭があり、渡辺王将は「七番勝負が中盤戦に入り、気持ちを新たにますます充実した内容の将棋を指したい」、広瀬八段は「1勝して気持ちが楽になり、エンジンがかかった。いい将棋を指せるようにしたい」とそれぞれ抱負を語った。

対局は8日午前9時開始。午後6時に指しかけとなり、9日に指し継がれる。持ち時間は各8時間。【山村英樹】

情報源：王将戦第3局、8日から　前夜祭で渡辺「気持ち新たに」広瀬「エンジンかかった」 – 毎日新聞

▲渡辺明王将 vs △広瀬章人八段（棋譜を見る）

渡部明王将の先手

　

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