168手 1三飛まで、△藤井七段 の勝ち
将棋の藤井聡太七段(17)が1月19日、朝日杯将棋オープン戦本戦の1回戦で、菅井竜也七段(27)を168手で下し、2回戦に進出した。藤井七段は午後2時から斎藤慎太郎七段(26)とベスト4入りを目指して対戦する。
藤井七段は、2018年に行われた第11回の朝日杯の決勝で、史上最年少での棋戦優勝記録を樹立。準決勝では羽生竜王(当時)と公式戦で初の対局になったこともあり「藤井フィーバー」として大いに盛り上がった場面の一つとなった。翌2019年も決勝で渡辺明棋王(当時)を下して連覇達成。トップ棋士相手でも、十分に渡り合えることを世に広めた、象徴的な棋戦となった。
3連覇をかけての初戦は、過去1勝2敗と負け越していた難敵・菅井七段と熱戦を展開。菅井七段得意の中飛車を後手番から迎え撃つと、難しい中盤から終盤にかけて、少しずつ優勢に。終盤、かなりもつれたものの藤井七段の守りも活きた対局で、難敵を振り切った。対局後は「途中から苦しかったですが、粘り強く指せたと思います。(午後の対局は)次の対局も集中したい」と語っていた。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)
情報源:藤井聡太七段、3連覇へ好スタート 難敵・菅井竜也七段に勝利 午後2時からもう一局/将棋・朝日杯本戦(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段、3連覇へ好スタート 難敵・菅井竜也七段に勝利 午後2時からもう一局/将棋・朝日杯本戦 | AbemaTIMES
2020年1月19日 12時42分
第13回朝日杯将棋オープン戦(主催・朝日新聞社催、特別協賛・豊田自動織機、豊田通商)の本戦・名古屋対局の2日目が19日午前10時、朝日新聞名古屋本社朝日ホールで始まり、前回まで2連覇中で本戦シードの藤井聡太七段(17)は初戦で菅井竜也七段(27)と対戦し、168手で勝った。1回戦のもう1局、三浦弘行九段(45)―斎藤慎太郎七段(26)戦は斎藤七段が102手で勝利。勝った両者は午後2時からベスト4入りをかけて2回戦を戦う。
藤井七段は初出場だった第11回と第12回で優勝。朝日杯は14戦無敗で圧倒的な強さを誇る。菅井七段は元王位で、朝日杯では第6回準優勝の実績がある。菅井七段の先手で始まった対局は、開戦から一気に終盤戦に突入したが、菅井七段の猛攻を藤井七段が押し戻して、長期戦になった。藤井七段が反撃に転じ、最後は菅井七段の攻めをかわして押し切り、朝日杯での連勝を15に伸ばした。
本戦は2次予選を勝ち抜いた8人とシードの8人の計16人がトーナメントで戦う。17日に東京で行われた対局で第2回優勝の阿久津主税八段(37)が、18日の名古屋対局1日目で前回4強の千田翔太七段(25)が準決勝進出を決めている。
現地では藤井猛九段と杉本昌隆八段らによる大盤解説会が行われている。解説会の模様や棋譜は朝日新聞デジタル(https://www.asahi.com/shougi/)で見られる。(村上耕司)
情報源:藤井聡太七段が2回戦へ、菅井竜也七段破る 朝日杯将棋(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段が2回戦へ、菅井竜也七段破る 朝日杯将棋:朝日新聞デジタル
2020年1月19日 15時08分
第13回朝日杯将棋オープン戦の本戦・名古屋対局(主催・朝日新聞社、特別協賛・豊田自動織機、豊田通商)が19日、名古屋市で行われ、3連覇を目指す藤井聡太七段(17)が1回戦で菅井竜也七段(27)に勝ち、2回戦に進出した。検討室の棋士が「藤井七段が劣勢」と判断していた局面もあったが、辛抱強い指し手を続けて勝利をもぎ取った。
昨年の優勝に伴って本戦にシードされた藤井七段は、本局が今回の朝日杯の初戦となる。相手の菅井七段は2次予選で2連勝して本戦に駒を進めた。対戦成績は菅井七段の2勝1敗。振り飛車党のスペシャリストである菅井七段がペースをつかむ場面が目立ち、藤井七段にとってはいきなり難敵との勝負となった。
先手になった菅井七段の作戦は中飛車。そして、陣形が堅い穴熊に構えた。藤井七段が積極的に銀を進出させて押さえ込みを図ったのに対し、菅井七段も反発。中央の攻防で菅井七段がうまく好機を捉え、検討室の佐藤康光九段が「菅井七段のペースです。いや、優勢ですね」と判断する場面も現れた。しかし、藤井七段も落ち着いた対応を見せ、形勢の針が揺れ動いたまま終盤戦に突入した。
朝日杯将棋、勝負のポイントは
辛抱強い指し続けた藤井七段―。藤井七段が菅井七段に勝ち2回戦に進出した1回戦の対局のポイントを解説します。
藤井七段恐れた攻め 勝負の分かれ目になった局面
図は、▲1一角の王手に対し、藤井七段が△2二香と打った局面。ここで菅井七段は▲5二馬と力をためたが、△1二金で角を捕獲され、攻めをつなげるのが難しくなった。
菅井七段は対局後、「▲5二馬では▲5三馬△同金▲4二銀△同玉▲2二角成とするべきだった」と振り返った。対局中にも読んでいたが、うまくいかないと判断してしまったという。藤井七段もこの攻めを恐れていた。その展開でも形勢は難しいが、この局面が大きな勝負の分かれ目だった。
諦めない菅井七段、粘り強く指し続けた藤井七段
菅井七段は誤算を自覚していたが、諦めない。自陣はまだ堅陣で、藤井七段の玉にジワリとプレッシャーをかける手を指し続ける。既に一分将棋の藤井七段にとっては、一つのミスが命取りになりかねない神経を使う展開が続いたが、冷静だった。そして、168手目の△1三飛を見て、菅井七段が投了。相手の攻めを途切れさせる受けの手が決め手となった。
対局後、藤井七段は師匠の杉本昌隆八段がいる大盤解説会場に登場。「苦しい展開が続いたが、粘り強く指すことができた。次の対局も集中して、粘り強く指したい」。攻めの棋風の藤井七段が「裏の顔」である粘り強さを発揮して、3連覇に向けて一歩前進した。(村瀬信也)
情報源:藤井七段、「裏の顔」の粘り強さで3連覇へ前進 朝日杯:朝日新聞デジタル
2020年1月19日13時12分
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が19日、名古屋市内で行われた第13期朝日杯オープン戦の本戦トーナメント1回戦で、菅井竜也七段(27)を168手で下し、ベスト8に進出した。
3連覇を狙う藤井が終盤の攻め合いを制した。「苦しい展開が続いたが、粘り強く指すことができた」と振り返った。前年優勝者の藤井は今回はシード枠として本戦から参加した。多くの地元・愛知のファンが詰めかける公開対局で、好発進した。午後2時から準決勝進出を懸けて斎藤慎太郎七段(26)と対戦する。
斎藤戦に向け「集中して粘り強く指し、いい将棋をお見せしたい」と意気込んだ。斎藤は「自分らしい将棋を指したい」と話した。
情報源:藤井聡太七段が8強「粘り強く指すことができた」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段が8強「粘り強く指すことができた」 – 社会 : 日刊スポーツ
2020年1月19日 13:39
将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が19日、名古屋市内で行われている朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦で、元王位の菅井竜也七段(27)に168手で勝利。午後2時からの準々決勝に駒を進めた。
藤井は連覇中で予選が免除されており、これが3連覇を目指す今期の本棋戦初対局だったが、過去1勝2敗と苦手にしている相手といきなり大熱戦。持ち時間各40分しかない早指し棋戦にも拘わらず、対局時間は2時間30分近くに及んだ。
終局後、「苦しい展開だった」と振り返ったように、序盤から振り飛車党の菅井に優位に進められた。だが、中盤の急所の攻めで菅井のミスが出たのをきっかけに形勢を逆転。公開対局で地元・愛知県のファン370人がみつめる中、ともに1分将棋にもつれ込む戦いを、最後は冷静な指し回しで制した。
準々決勝では、1回戦で三浦弘行九段(45)を下した斎藤慎太郎七段(26)と対戦する。過去の対戦成績はこちらも1勝2敗と、苦手にしている難敵だ。藤井は「次も集中していい将棋をお見せできれば」、斎藤は「自分らしく戦えれば」と話した。
勝者は来月11日に都内で、千田翔太七段(25)と準決勝で対戦。同日に決勝も行われる。
情報源:藤井七段、準々決勝へ 「苦しい展開」も168手で菅井七段を下す(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井七段、準々決勝へ 「苦しい展開」も168手で菅井七段を下す― スポニチ Sponichi Annex 芸能
▲菅井竜也七段 vs △藤井聡太七段(棋譜DB・棋譜を見る)
168手 1三飛まで、△藤井七段 の勝ち
【#将棋 ニュース】
藤井聡太七段、3連覇へ好スタート 難敵・菅井竜也七段に勝利 午後2時からもう一局/将棋・朝日杯本戦https://t.co/QkR2UNjT96#藤井聡太— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) January 19, 2020
耕)午後0時24分に菅井七段が投了。藤井七段が168手で勝ちました。2回戦は午後2時から、斎藤慎太郎七段とベスト4入りをかけて対戦します。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) January 19, 2020
村)藤井七段、「自信がない」という場面もありましたが、辛抱に辛抱を重ねて勝ちきりました。藤井七段―斎藤七段戦は午後2時に始まります。
藤井聡太七段が2回戦へ、菅井竜也七段破る 朝日杯将棋:朝日新聞デジタル https://t.co/TdVgNZ4VXA— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) January 19, 2020
3連覇に向けてまずは1勝。
14時から斎藤七段とベスト4をかけて対局。