軽快なステップで坂道を駆け上がる広島ドラフト1位の森下(中央)

広島・佐々岡監督 ドラ1・森下は「マエケンに似たものを感じる」

ほぉ・・・


2020年1月14日 05:30

軽快なステップで坂道を駆け上がる広島ドラフト1位の森下(中央)
軽快なステップで坂道を駆け上がる広島ドラフト1位の森下(中央)

広島の佐々岡真司監督(52)が13日、廿日市市の大野練習場で行われている新人合同自主トレを初視察。ドラフト1位・森下暢仁投手(22=明大)を「全体のバランスがいい」と絶賛し、背番号18を継承する前田健太投手(ドジャース)になぞらえた。即戦力右腕は高評価にも浮かれず、指揮官の期待に結果で応える意気込みを示した。

午前10時過ぎ。大野練習場に姿を見せた佐々岡監督は、合同自主トレに励む新人9選手の動きを注視した。ウオーミングアップにキャッチボール、ノックのゴロ捕球、さらには送球。見つめる視線は次第に熱を帯び、満足そうにうなずいた。

「8日に(自主トレが)始まり、そんなに時間は経っていないけど、しっかり動けている印象。ただ坂道ダッシュは軽快に走る選手と、キツそうに走る選手に分かれていたね」

室内でのルーティン練習を終えると、ルーキーたちは屋外に出て近くの坂道をダッシュで駆け上がった。約20メートルの高低差がある140メートルの距離を10本。顔をゆがめる選手が少なくない中、1人、膝を高く上げて軽やかに走っていたのが森下だ。

「走ることは大事だと思いますが、嫌いです。短距離も長距離も得意ではないけど、それなりにできる方かな…とは思います」

嫌いでも、人並み以上に走る。それこそが森下の才能だった。佐々岡監督もセンスの良さを感じ取る。キャッチボールでの球の回転と伸び。ノックの身のこなし。投球映像は確認していても、生の動きを見るのは初だけに思わず目を見張った。

「バネを利かせたランニングフォーム。キャッチボールも素晴らしいし、ノックを見てもセンスを感じる。いいものが見られた」

その上で付言した。

「マエケンに似たものを感じるよね」

まさに絶賛。ドジャース・前田は広島在籍時から投げるだけでなく、フィールディングや打撃にもセンスを発揮した。高校時代は内野手兼務だった森下自身、背番号18の前任者を目標に掲げており、オーバーラップするものは少なくない。

「監督がいると、アピールしようという気持ちが強くなるけど、意識せずにできることをやろうと思った。開幕1軍にいたいので、もっとアピールしないといけない。期待されている分、それ以上の結果で応えたい」

マイペースでも際立つ存在感。即戦力の前評判はダテじゃない。(江尾 卓也)

情報源:広島・佐々岡監督 ドラ1・森下は「マエケンに似たものを感じる」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広島・佐々岡監督 ドラ1・森下は「マエケンに似たものを感じる」― スポニチ Sponichi Annex 野球


2020年1月14日5時0分

坂道ダッシュで余裕の表情をみせる広島ドラフト1位・森下
坂道ダッシュで余裕の表情をみせる広島ドラフト1位・森下

やっぱりイイネ! 広島佐々岡真司監督(52)が13日、広島・廿日市市内の大野練習場で行われた新人合同自主トレを初視察し、ドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)を大絶賛した。即戦力ルーキーの能力を実感した指揮官は、球団OBで現在米大リーグ・ドジャース前田健太投手(31)をほうふつとさせる動きに熱い視線を送り続けた。

◇   ◇   ◇

佐々岡監督が即戦力として期待する右腕の軽快な動きにくぎ付けになった。室内練習場ではキャッチボール、守備練習を見守り、大野練習場の近隣にある140メートル(高低差20メートル)の坂道ダッシュ10本を見届けた。これまで大学時代の投球映像を見る程度だったが、生で見る森下にはほれぼれするしかなかった。

「本当にバランスのいいフォームで、指のかかり、回転とかいろんな面で素晴らしいキャッチボールをしていた。ノックの動き、軽快さ、全体的に何をしてもセンスがある。ランニングも本当にしっかりとバネをきかせたフォームだった」

指揮官はかつての広島のエースに照らし合わせた。抜群の投球術に加え、安定したフィールディングで、6年連続2桁勝利を積み重ねて海を渡った前田健太だ。その元エースとの比較に「センスというところになるとまだまだ今の段階ではなんとも言えないけど、そう感じるものはある」とうなずいた。

今季チームの初実戦となる2月9日の紅白戦デビューも現実味を帯びてきた。実戦登板について指揮官は「調整具合によっては自然と早くなるだろうし、森下もしっかり投げられている。いつブルペン入るのかはわかりませんけど、それなりに作っていくんじゃないかなとは思います」と期待した。

森下は「監督がいるとアピールしないといけないという気持ちが強くなります」と明かしながら、「開幕1軍にいたいと思っている。しっかりとトレーニングをして、期待されている分、それ以上の結果を出して応えたいなと思います」と気合をみなぎらせた。14日の休日を挟み、15日からは2年目以降の先輩を交えた合同自主トレが始まる。開幕ローテーション入りへアピールを続けていく。【古財稜明】

情報源:まるで前田健太!広島1位森下に佐々岡監督ほれぼれ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:まるで前田健太!広島1位森下に佐々岡監督ほれぼれ – プロ野球 : 日刊スポーツ



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