広島市中心部に新たな循環バス

広島市中心部に新たな循環バス

9月25日付の中国新聞でも取り上げられていたな


2019年11月12日 08時08分

広島市は、市の中心部での路線バスの過密状態を解消しようと、来年1月にも既存の3つの路線を1つに集約し、新たな循環バスの運行を始める方針で、関係する会社などと調整を進めています。

広島市中心部では、複数の路線バスが似たようなダイヤやルートで運行されて過密状態となっていて、複雑でわかりにくいという指摘もあがり、市が状況を改善する取り組みを進めています。

この一環で広島市は、広島駅を出て市の中心部を走る3本の路線バスを1本に集約し、これらを運営する3社が共同運行する新たな循環バスの運行を始める方針です。

新たな循環バスは、広島駅南口と広島駅新幹線口を発着点に、広島大学病院や商業施設などを経由する右回りと左回りの2つのルートを設ける計画です。

各ルートとも午前9時から午後5時まで20分間隔で、それぞれ1日27便運行され、料金は一律190円で、小学生以下の子どもはこれより低い100円に設定される見通しです。

広島市はJRやバス事業所などと調整を進めていて、国の認可が得られれば、早ければ来年1月から運行を開始したいとしています。

情報源:広島市中心部に新たな循環バス|NHK 広島のニュース


2019/9/25

広島市が、都心での新たな路線バスの循環線として、JR広島駅(南区)を発着点に南部の病院や商業施設、大学を巡るルートの導入を検討している。来年1月以降の運行を目指す。昨年5月に始めた「エキまちループ」に続く第2弾で、バス事業者が共同運行することで路線の分かりにくさを改善する。

都心南部の新たな循環バスルート(10.3キロ)
都心南部の新たな循環バスルート(10.3キロ)

新たな循環線は延長10・3キロで、右回りと左回りの2系統ある。右回りは広島駅南口を出発し、広島大病院(南区)▽県立広島大(同)▽広島赤十字・原爆病院(中区)―などを通過。商業施設が立ち並ぶ中区の中央通りを北上し、広島駅新幹線口に着く。

左回りはその逆で、広島駅の新幹線口を出発する。いずれも毎日午前9時~午後5時、20分間隔で1日27便を検討。料金は190円均一(小学生100円)を想定する。

共同運行するのは広島電鉄(中区)と広島バス(同)、広島交通(西区)。都心南部では現在、各社が異なるルートとダイヤで運行し、不慣れな利用者には分かりにくい状況が続く。ルートを集約して運行を効率化することで、ダイヤを等間隔にできる。

広島都心では長らく、バス路線の過密状態が課題となっている。広島電鉄と広島バスが共同で紙屋町・八丁堀地区の延長4・8キロを巡る「エキまちループ」を開始。今年5月の利用者数は1日平均3800人で、1年間で2割増となった。一定の浸透がみられたとして、市は地域公共交通再編実施計画案に第2弾となる循環線を盛り込んだ。

広島駅-広島港の新たな直通ルート(6.2キロ)
広島駅-広島港の新たな直通ルート(6.2キロ)

市は併せて、広島駅と広島港(南区)を結ぶルート(6・2キロ)も計画。公共交通機関の空白地帯だった宇品東地区を通る。平日は1日31便、土日祝日は25便を予定し、陸と海の玄関口の往来をスムーズにする。

市は、バスやJR、船舶など関連する交通事業者の同意が得られた後、国に同計画の認定を申請する。市都市交通部の梶谷直毅・公共交通計画担当課長は「日常生活に欠かせない通院や買い物での利便性を高め、施設同士の相互利用にもつなげたい」としている。(加納亜弥)

情報源:都心に新循環バス 広島市 | 中国新聞デジタル


昔「バスの達人」という本が出ていたな・・・